パトロールカー
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パトカーに使用される車種
専用グレードを持つ車種
パトカーのグレードを持つ車種は、トヨタクラウン(現行型製造中)、マークII(市販車でいう6代目まで)、日産セドリック(現行型製造中)、グロリア(市販車でいう7代目まで)、クルー(製造中止済み)、スカイライン(市販車でいう7代目まで)、既に製造を中止しているメーカーとしては三菱シグマや、マツダルーチェなどが挙げられる。
購入・配置
警察庁が購入し各都道府県警に配備する国費配置車と各県が購入する県費配置車が存在するが、大量に要する国費配置車はクラウン、セドリックの他安価なクルーが多く、最近は警邏用や交番配置用として、専用グレードの無いプラッツスイフトなどが国費または県費で購入されることが多い。ただ、専用グレードが無いため国費と県費、また購入時期によって導入するグレードが違う場合もある。シーマスカイラインGT-R(埼玉県警)、RX-8エスティマ(警視庁)、ティアナ(北海道警)、日産・サファリ(愛知県警)、ポルシェ・911(新潟県警)は都費、県費での購入となり台数も少ない。また最近では地域事情(積雪地であることなど)からメーカーでパトカー専用グレードを設定していない車種を県費で購入するケースもあり、青森県警のレガシィセフィーロローレルがこれに当てはまる。納入から10年前後でほとんどのパトカーは廃車にされ、走行距離の少ない車は離島や僻地などの警察署で使用されることもある。また、一部においては購入ではなくリースでまかなう例もあり、このような車も緊急自動車としてサイレン・赤色灯を装備している。
パトカーの寄贈
ホンダから寄贈された栃木県警のNSX因みに何かの縁故により自動車メーカーから直接寄贈されているケースも少なからずある。神奈川県警察の歴代フェアレディZスカイラインGT-R(鶴見工場および大森ファクトリーが存在する縁故)、R33スカイラインGT-R4ドア(埼玉、神奈川県警、オーテックジャパンに依頼して発注した模様)、栃木県警のNSXホンダのテストコースがある縁故)が代表的な例。一方、外国車の場合は地元有志(ロータリークラブ、地元自動車ディーラーなど)による寄贈が多いといわれている。
退役したパトカーの最期
納入から8年〜12、3年程でほとんどのパトカーは退役する。悪用防止等の観点から、消防車救急車などと異なり一般への払い下げは無く廃車後に搭載している無線機等の警察用資機材を撤去したうえ、一般の修理工場などに送られ廃車手続きを行って解体処分されるが、パーツ等はもちろんの事、ネジ1本第三者に渡してはいけないという。まれに例外として、交通安全協会等へ送られて余生を送るパトカーもある(表記が「○○県警察」などから「交通パトロール」「交通安全車」などへと書き換えられる)。


パトカー専用モデルの詳細
トヨタ・クラウン

トヨタ・クラウンセダン(150系、-2001)
千葉県警の150系クラウン前期型パトカー排気量は2000cc(GS151Z)と3000cc(JZS155Z)がある。ただし、積雪地域向けに2500cc・4WDも20台余り作っていた(JZS153改)。ドア内張りやシートなどはビニール[2]で、ホイールもスチールホイールにセンターキャップという組み合わせであり、いかにもパトカーという感じである。後期型(99年-)から警邏用の2000cc車に昇降機が装備された。また、覆面パトカー仕様のみドアミラーが標準になり、オートカバーがフロントグリルの外側に付いた。基本的にはMT仕様だが、2000ccにはAT仕様もある。2001年にベースのクラウンセダンがX80系マークIIベースのタクシー向けモデルになったため、クラウンセダンベースはこれが最終となった。なお、車名「クラウンパトロールカー」を対象とした2000年のリコールでは一般のクラウンは対象外であった。また中型タクシーに多く用いられるコンフォートは、パトカーでは愛知県警などごく一部でしか採用されていない。
170系(2001-2005)
170系クラウン・2000cc(GS171)(愛知県警)ベースのクラウンセダンがX80系マークIIベースに移行したため、クラウンロイヤルがベースになった。シフトはオートマチックのみとなった。2000cc(GS171、2003年追加)と3000cc(JZS175改)の他に2500ccの4WDも正式に追加された(JZS173Z)。ホイールキャップも装備されて先代に比べるとかなり豪華になったが、シートは先代同様にビニール張りのアームレスト無しの仕様と市販モデルには存在しないタイプであった。また、内装はアスリートと同じ黒内装、黒木目ウッドパネルとなっていた。(但しシフトレバーはロイヤル系と同じ形状)オーディオはコントロールパネルこそ市販車同様のクラウン・ロイヤルサウンドシステムだが、AM/FMラジオ機能のみとなり、助手席側トリムに無線スピーカーを装着するため3スピーカーとなっている。左右独立フルオートエアコン、全席オートパワーウィンドウ、オプティトロンメーターなどは市販車同様に装備されていた。現在パトロールカーとして町中でもっとも多く見かける代表的パトロールカーである。なおタクシーでクラウン・ゼロクラウンを採用している例は少なく、個人タクシーでわずかに見られる程度である。
180系・ゼロクラウン(2005-)
180系クラウン(埼玉県警)2005年10月、クラウンのマイナーチェンジに合わせ180系クラウンパトロールカーの生産が開始された。よって前期型は存在しない。白黒、白黒(昇降機付き)、覆面が存在しており市販モデルには設定のないマークXのホイールキャップを装着している。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Smilegreen