パトカー
■毎日更新無料動画!
■未公開流出画像満載

[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]


パトカー専用モデルの詳細

一般的に「ポリスパッケージ(Police package)」と呼ばれるもの。フォードは「P71」、GMは「9C1」「B4C」などといった商品コードを使用している。

土台となる車種からの変更点としてはエンジンの出力向上、ラジエターバッテリーの大容量化、電装品の耐久性向上、足回りの強化、内装の簡素化といったもの。メーカー出荷時にワーニングライトやサイレンなどを装備することもできるが、後述するように実際にはその警察ごとに装備の仕方は異なるので、購入後に緊急車両専門の加装業者に依頼することも多い。大きな自治体や警察組織では自前の工場を持っていたりする。
シボレー・インパラ
シボレーのミッドサイズセダン「インパラ」を土台に使用した、パトカー仕様車。ポリスパッケージのトリムグレードが9C1、アンダーカバーポリスパッケージのトリムグレードが9C3。エンジンとサスペンションが強化されているほか、「SURV MOD」というボタン一つでライトを全て消せる機能が備わっている。
ダッジ・チャージャー
ダッジのフルサイズセダン「チャージャー」を土台に使用した、パトカー仕様車。ハイウェイパトロールに好まれている5.7リッターV8エンジン搭載車と、燃費面で市街地の警察に好まれている3.5リッターV6エンジン搭載車がある。ブレーキ、冷却システム、電子制御スタビリティーコントロール装置、ステアリングが強化あるいは最適化されているほか、シフトレバーがフロアからコラムに移されている。ミシガン州警察とCHPのテストによれば、V8エンジン搭載車は加速・旋回・制動能力においてほかのライバル車よりも優れているという。現在はアメリカのみならず、カナダ、メキシコ、バーレーンなどでも採用されている。
フォード・クラウンビクトリア・ポリスインターセプター(Police Interceptor)
フォードのフルサイズセダン「クラウンビクトリア」を土台に使用した、パトカー仕様車。商品コードP71。上で述べたようにベース車両は一般向け商品として市場価値がなくなっており、既に一般向け商品カタログには掲載されていない。フォードの業務用車両公式サイトによると、業務用に限って現在もベース車両は販売が継続されており、元々警察向けの業務用販売しかないポリスインターセプターも同様。ベース車両からパトカーへの変更点としては上記のもののほか、ドア内側に防弾パネルを注文装備できる。公式サイトの動画によると、散弾銃の12ゲージから発射されるスラグ弾や、7.62mmライフル弾をこのパネルは完全に止める。注文料金は運転席ドアのみが$1200、左右前部ドアが$2400。その他の安全対策としては、後部衝突時に燃料漏れによる火災が発生しやすいと言う欠陥騒動があったことから、燃料タンク防護材の無料取付けを実施した。フォードによると、時速75マイル(約120km/h)で後部に衝突されても燃料タンクに穴はあかないという。また燃料タンク付近に自動消火装置を装備した。これは強い衝撃をセンサーが感知すると作動するもので、運転席のスイッチから手動操作することも可能。


装備

アメリカでは機関ごとの方針でパトカーの装備は異なり、上記の写真で見られるようにプッシュバンパーひとつ取ってもまちまち。装備品の製造メーカーも多く、同じ機能を目的としていても様々な製品がある。
ワーニングライト(ライトバー)
LED式警光灯ミシガン州警察のパトカー。ボンネットについているのが「Shark fin」日本で使用されているものと機能や形状は概ね同じだが、アメリカではハロゲンやストロボ式以外にもLED式がかなり広く普及している。ハロゲンやストロボ式に比べ、LED式はかなり薄くできるのが特徴。高速走行で空気抵抗が強くなると稀に警光灯が風圧で取り付け部から?げてしまうことがあるので、高速での追尾を行うCHPは、ハロゲン式ながらより高速走行に耐えられる ⇒Federal Signal社の「Vector」を採用していた(5個の回転灯が三角形に並んでいる)。しかしLED式の方が空力的に優れており、また警光灯としての性能も十分であることからLED式に変更した。スリックトップと呼ばれる、通常の警ら用パトカーと同様の塗装を施しているものの、上のダッジ・チャージャーのようにライトバーを設置しないパトカーもある。元々は高速追尾時の空気抵抗を減らすためであり、より目立ちにくくなる効果もある。
ワーニングライト(そのほか)
グリル内やプッシュバンパーに取り付けるタイプ、ボディやサイドミラー前面に埋め込むタイプ、ライトシールド内に設置するタイプ、フロントグラス内やダッシュボード、デッキに取り付けるタイプなど様々な形状のものがある。ヘッドライトや、ブレーキ&バックアップライト自体をリレーや半導体で点滅させるものも多い。

カリフォルニア州では、道路法で“赤の不動光が前から見えること”が緊急走行の条件となっている。また、覆面車のデッキには黄と青の点滅灯を装備している。

ディレクショナルライト
他の車両に対して交通誘導のための合図を出す装置。8個程度のライトが横一列についており、左流れや右流れ(トラックやバスの3連ウインカーのような感じ)、中央から両脇向け流れ、全点滅などの発光パターンを使って交通誘導を行ったり、ワーニングライトとして使用する。ライトバーと一体になっているものと、単独で設置するものがある。全てオレンジ色のライトのもののほか、最端部のみ赤や青だったり、最近ではLEDの普及によって何色か発光させられるものもある。Whelen社の「トラフィックアドバイザー」やCode3社の「アロースティック」という製品名がその役割をよく表している。
サイレンアンプ&スピーカー
日本より音の強い100Wタイプが主流で、200Wタイプもある。音色は日本のものより高く、ヒューヒュー音の「Wail」、それより早いヒュンヒュン音の「Yelp」、さらに早いヒュヒュヒュヒュ音の「Hyper Yelp/Phaser/Pulsar」などのほか、ヨーロッパ風の「Hi-Lo」や交差点進入時などに使うブーブー音の「Air Horn」などが鳴らせるものが多い。覆面車用の簡素なモデルを除いては、マイク拡声機能、無線音声を拡声できる機能も備わっている。
停止指示板
ミシガン・ハイウェイパトロールの特徴的装備だが、ボンネット上に「STOP」と書かれた照明付の板を設置し、停止を求める場合にそれを点灯させて停止を促す。その形状から「Shark fin」(サメのヒレ)というあだ名がついている。昔のパトカーには右前のフェンダー付近に「STOP」の文字が出る警光灯を装備し、これを用いて停止指示を行うこともあった。現在はワーニングライトとサイレン、拡声器によって停止指示を行うのが一般的なので、殆ど見られなくなった装備である。
スポットライト
ライトバーに前方や周囲を照らすテイクダウンライトや、側方を照らすアーリーライトというものが内蔵されている。また、車体前部ピラーに、内側から操作可能なガンスポットライトを設置しているものが多い。手持ちのものを車内に備え付けている場合もある。
プッシュバンパー
グリルガードのような形状をしたグリル正面に突き出している部品。フェンダーまで回りこむような形状のものもある。PITマニューバと呼ばれる逃走車両への強制停止措置などにおいて、車体を防護しつつ確実に目標を「押す」ために用いられる。
パーティション
前後の座席を仕切る板。金属製の下部に、上部は金属メッシュやアクリル板というのが一般的。後部座席に乗せた容疑者が暴れても、前席の乗員に危害が及ばないようにするためのもの。
リアシート
前席がファブリックシートでも、後席はビニールレザーであることが多い。護送中の被疑者が隠し持つ証拠物件を座席の隙間に隠すようなことができないよう、合成樹脂で一体成型された硬いベンチのような後部座席もある。これは頑丈な構造ゆえ被疑者が後部座席で暴れても痛みにくく、体液や嘔吐物などで汚れても洗浄が容易。ドアパネルまで覆ってしまうものもある。
ガン・ロック
ショットガン自動小銃の火器固定用器具で、電子ロックで施錠できるようになっている。天井やパーティション、ダッシュボード、トランク内などに設置されている。銃を戻す時はワンタッチ、取る場合は開錠が必要になっている(隠しボタンを押す事で一瞬だけ固定部が解放される)。
ラジオ
※日本語で言う「ラジオ放送の受信機」ではなく本来の意味である無線のこと。パトカーのことをRMP(Radio Mobile Patrol)と呼ぶ所以でもある無線機は必需品。単独で使用する一般的なタイプのほか、携帯無線機を差し込んで使用するタイプなどもある。CHP、ロサンゼルス市警察では小型無線機が搭載されており、ラジオやサイレン・警光灯などと共に集中制御出来る制御盤が接続されダッシュボードに装備されている。
車載端末(MDT/CDT)
データ通信を活用し、ナンバー照会や手配情報においてより複雑な情報のやり取りを行う。カーロケーターと同じく警察の指令所で位置を確認したり、また他のパトカーの所在地を表示する機能もある。MDT(Mobile Data Terminal)に対しCDT(Computer Data Terminal)はWindowsなどのOSで動かすため、車内で報告書などの文書作成を行うことなどもできる。


■毎日更新無料動画!
■未公開流出画像満載

[次ページ]
[オプション/リンク一覧]
[記事の検索]
[おまかせ表示]
[トップページ]
[ニュースをチェック!]
[列車運行情報]
Size:82 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki