パトカー
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パトカーの主要装備パトカーの車内赤色灯を上昇させたパトカーバグガードを装着したパトカー

赤色灯(散光式警光灯、前面警光灯。日本国外では警告標識灯)

都道府県や所属によってはスピード計測用に前面警光灯のみ点滅させることができる車両もある。


昇降機(2000年以降の専用グレードを持つ警邏用パトカーに装備。散光式警光灯を地上3m程にまで持ち上げ視認性を高める)

サイレンアンプ(拡声装置付きサイレン。かつては松下通信工業製が多かったが現在はほぼ100%パトライト製。)

ストップメーターまたはスピードガン(捜査車両やミニパトなどは除く)

無線機、データ通信端末(グローブボックスを外して装着する)とアンテナ

カーロケーター(パトカーの現在位置を警察が把握できる装備だが、無い車両も少数存在する)

助手席用ルームミラー

助手席用ナビミラー(Aピラーとドアミラーに装着するタイプがあり、前者は多くがカーメイト製。)

防犯板(タクシーと同様のもの)

探索灯

カーナビ(事件・事故発生場所を迅速に確認。パトカーのみならず殆どの緊急自動車に標準装備)

バグガード(フロントガラスに当たる羽虫対策の透明な整流板−高速隊白黒パトカーに装備)

電光掲示板(一部の高速隊パトカーの車内後方に装備。「左に寄れ」「パトに続け」等のバリエーションがある。)

一部の高速パトカーは180km/h以上で走れる性能を持つ

パトカーの後席ドアは内側から開かないという噂があるが、これは一般車でも装備されているチャイルドロックがされているだけであって、特別なことではない(チャイルドロックの無い車両は内側のドアハンドルやドアリンクなどが取り外され、外からしか開かないよう改造されている車両も存在した)。


トランクに積まれている主な用具

カラーコーン、矢印表示板、後続車に規制を知らせる赤旗(事故現場での車線規制時に使用)

「止まれ」の表示旗(検問時に使用)

ウォーキングメジャー、巻き尺(事故現場の実況見分時に使用)

アクリル製の楯、刺又(暴動鎮圧や人質立てこもり・監禁事件における強行突入時に用いる。機動隊と同型)

強力ライト(夜間のパトロール・出動時に使用)

交通誘導用バトン・誘導灯(事故現場やイベント会場等での交通整理に使用。バトンは夜間に点滅可能なLED入り)

レインコート(雨天時のパトロール・捜査に使用・夜行反射材付き)

ヘルメット(事故処理・実況見分時に使用・夜行反射材付き)

救急セット(事件・事故現場にいる負傷者の応急処置に使用)

規制線(事件・事故発生現場へ捜査関係者以外の部外者が立ち入るのを防ぐ為に張る「立入禁止 ○○警察署」と書かれた線。かつてはロープだったが現在は黄色のビニールテープを使用。パトのバックミラー支柱は規制線固定箇所としてよく使われている)。

※パトライト昇降機構非装備のパトカーでは、トランク蓋内側にも丸形パトライトを左右に一つずつ装備している車両もある(点滅するLED警光灯の場合もある)。

 その他、パトカー乗務時に警察官は所轄地域の住宅地図や道路地図、バインダー、ノート、筆記用具、デジタルカメラ・ビデオカメラ(いずれも違反車や事件・事故現場の証拠写真・映像撮影用)、メモ用紙、無線機(他の警察車両・警察官や所轄警察署との連絡用)等を携行する。  


一般車両と覆面パトカーの相違点

かつての覆面パトカーは、8ナンバーであった。乗用車モノコックボディということで、反転式赤色灯の装備が「構造変更を伴う車体改造」となり、それを取り付けた事によって「車体の形状」が「警察車四輪」に変わるためである(陸運局に提出する構造変更概要の書類において、「車体の形状」は書き換える事ができるので8ナンバーとなっていた)。

現在、白黒パトカーでは型式認定を受けているクラウンも含めて全てが「持ち込み登録」となり、記載事項の変更をする。高さや重量が変わるためで、「車体の形状」も「箱型」などから「警察車四輪」に変わる為8ナンバーとなる。赤色灯等の取り付けのためにボディに穴を開けたり、エンジンやミッションなどを載せ変えたりしている場合もあるため、こういった場合は構造変更の検査・登録も同時に行う。サンルーフ仕様車を架装ベース車とすることにより構造変更要件をパスしている車両もあるとされる(元々ガラスなど重いものが付く上、同時に補強もされているので架装時の補強が不要とされる事から)。

覆面パトカーは車両の入れ替えなどにより大部分が3ナンバーまたは5ナンバーになっている。しかし、注意して観察すると下記の特徴、相違点を見出す事ができる(基本的に私用擬態警邏車・警護車に限った特徴。捜査用についてはこの限りでない)。
車種 
トヨタ・クラウンと日産セドリック、スカイライン三菱・デボネアホンダ・レジェンド(デボネア、レジェンドに関してはほぼ警護車に限られる)など2.5リッター以上の大型セダンが多い。最近では日産・ステージアティアナスバル・レガシィB4なども増えてきている。
車体エンブレム 
例えばクラウンでは通常「CROWN」という車種のエンブレムの横に「ROYAL SALOON」などグレードを示すエンブレムがあるが、覆面パトカーの場合は「CROWN」という車種のエンブレムのみである。ただし、所属場所で新たにグレードバッヂなどを付けているものもある。
アンテナの装備
警察無線用にNTTドコモから供給(製造は電気興業株式会社)された、外観が自動車電話用と同一のアンテナ(TL型アンテナ、TLアンテナなどと呼ばれる事がある)をトランクリッドに立てている。これは警察無線用であり、周波数帯が違うために内部の構造および電気的特性は自動車電話用とはまったく異なっているが、自動車電話用に擬装するためDoCoMoマークが入ったアンテナを使用している(データ通信用等の目的で携帯電話を装備し、正規の自動車電話用アンテナを立てている車両も存在する)。警護車では広域無線など複数の系統を使用するためアンテナが2本以上立っている場合もある。最近は、自動車電話の減少により、自動車電話のアンテナ自体が目立つようになってきて、擬装の意味が無くなってきたことから、自動車TV型(ダブルダイバシティ)(TA型アンテナ、TAアンテナなどと呼ばれる事がある)が多くなっている。近年では自動車TV型も目立つ存在になってきており、フロントおよびリアのウインドウに貼り付けるタイプなど様々な擬装アンテナが存在している。
フロントグリル
クラウン、セドリックなどの場合、フロントグリル内に点滅式の赤色警光灯(「前方集中式警光灯」)を装備する。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki