ニッポン放送
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会社概要

産業経済新聞社フジテレビジョンとともにフジサンケイグループを構成する中核企業である。文化放送と長く提携関係にあり、文化放送とともにラジオネットワークNRN」のキー局を務めている。

もともと旧・フジテレビ(現・フジ・メディア・ホールディングス)の親会社的な存在であったが、2005年1月17日よりフジテレビによる子会社化を目的に株式公開買い付け(TOB)が実施される。同時期にインターネット関連会社ライブドアが、経営権奪取を目的として大量のニッポン放送株式を取得したが、同社との間で4月18日和解が成立し、9月1日にフジテレビの完全子会社になった。この件はさまざまな問題提起を残した。詳しくはニッポン放送の経営権問題を参照のこと。

オールナイトニッポン」のキーステーションとして全国的には知られているが、リスナーからはしばしば葉書やお便りで「ニッポン放送」を漢字で「日本放送」と誤記されるため(これは創立時の社名でもある)、「ニッポンはカタカナでお願いします!」と言った後で、ニッポン放送の郵便番号を述べて葉書を募集する手順が通例である。その理由として、日本テレビや日本テレビ系の中波ラジオ局ラジオ日本(JORF)NHKの国際放送「ラジオ日本」と混同されることが挙げられる。そのため外回りリポートの際には「ラジオのニッポン放送ですが」と言うことが多かったが、2005年のライブドアによる株式大量取得事件で一躍有名となって以降は、前記のことを言わなくなった(尚、大口郵便番号の指定以降は郵便番号さえちゃんと書けていれば葉書などは一応届くことになっている)。今でも、「ラジオビバリー昼ズ」の清水ミチコは「ニッポンはカタカナでお願いします!」と発言している。

本社・演奏所は、1997年3月24日?2004年9月5日の期間は、社屋建て直しのため、東京都港区台場のFCGビル(通称フジテレビ本社ビル)にあった。


また、「オールナイトニッポン」の放送前後にはリスナーや担当パーソナリティのファンが玄関前で待ち伏せている。


原則として4:30起点の24時間放送(土曜のみ5:00起点。日曜深夜1:30?月曜早朝4:30は休止)。

レコード・CDの所有枚数は約22万枚。これはNHKについで多く、民放では最多である。

送信機器は、開局当初から代々NEC製を使用している。これは、かつての大株主がNECであったことによる。

ラジオマスターは、かつてNEC製を使用していたが、現在は、東芝製を使用している。


歴代社長

植村甲午郎

鹿内信隆

石田達郎

羽佐間重彰

川内通康

亀渕昭信

磯原裕(現職)


時報

時報音は開局以来現在まで鳩時計を模した特徴的なものを使用している。(同じものを秋田放送も使用)1992年3月15日よりAMステレオに対応したものに変更された。

「ピ(L)ポ(R)、ピ(L)ポ(R)、ピ(L)ポ(R)、ポーン(中央)」(ラ単音で鳩が鳴いてるような音である)


送信所


木更津送信所ニッポン放送 木更津送信所(2008年8月撮影)

送信アンテナ 120m支線式トラス鉄柱 サブ60m支線式トラス鉄柱 (施工電気興業

送信機(1994年春まで) BN-7252V(NEC) MB-136C(NEC)いずれも真空管

現送信機(1994年3月本格運用)MBT-9050A 50kWディジタル振幅変調方式(完全固体化)(NEC)×2台で100KW、設置工事NEC、鹿島建設  MBT9100A(NEC)民間の大電力中波局の完全固体化としては文化放送の方が1年早かった(1993年3月運営)。但し文化放送はPWM(Pulse Width Modulation パルス帯域変調)方式であり、ディジタル振幅変調方式はニッポン放送が初めてである。PWM変調方式に比べて高電力変調増幅器が要らないため効率が良く消費電力も少なく発熱が少ない、変調時の歪みが少なく高品質の電波が出る、使用部品も少なくメンテナンスも楽など利点が多い。

STL 送受信装置(日立国際電気)出力10W、1.8mグリッドパラボラアンテナ。バックアップ回線としてKDDI(開設時はTTNet)の光ファイバーとコーデック(英国APT社)を使用。

プリエンファシス OPTIMOD-AM4300(orban) OPTIMOD-AM9100B(orban) OPTIMOD-AM9400(orban;導入予定)

AMステレオエキサイタ AX-10(ブロードキャスト・エレクトロニクス)


送信局舎 鉄筋コンクリート 送信機室は2台のエアコン(総合10万kcal)で常時25度に保たれている

非常時用発電機 350kVA(三菱

備考

1971年、100kW増力に伴い足立区から木更津市に移った。足立では1310kHz(kc)で50kWであったが、ここで増力すると強電界の影響を受ける世帯が多く、さらに世田谷多摩神奈川方面の難聴地域の対策にもならないため聴取率に響くことなどから木更津への移転を決めた。

このプロジェクトは名技術者高橋琢二の元に行われた。周波数は当初1310kHzの予定であったが、FEN(現AFN)810kHzのビート混信の懸念から郵政省(当時)から1240kHzに変更するよう指示があった。1240kHzへの変更には「モスクワ放送(1251kHz・1000kW)を妨害するため」などの諸説があるが、大電力局のため国際調整で1240kHzしかなかったというのが実情であろう。1978年に中波周波数が10kHz刻みから9kHz刻みに変更され、現在の1242kHzになった。

木更津送信所の電波は強力で、静岡県東部・中部(ニッポン放送の放送エリア西端)でも比較的良好に受信可能(備考の項も参照)。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki