軽症では嘔気や、脈拍上昇・呼吸促迫などの刺激・興奮症状がみられる。重くなると、徐脈・痙攣・意識障害・呼吸麻痺などの抑制症状が見られる。
低カリウム血症、低血糖、白血球増加など。重症では、ショックに伴う臓器障害を起こしうるので、肝機能・腎機能・凝固線溶系の異常が見られることがある。動脈血ガス分析では、呼吸麻痺による低酸素血症や高 CO2 血症がみられうる。
タバコを飲み込んだ場合は、他物の誤食と異なり、水やミルクを飲ませた後に吐かせる方法は、痙攣を突発的に誘発することがあるので勧められないが、ニコチン自身の作用によって自然に嘔吐することも多い。
摂取1時間以内で、重い症状を示したり致死量を摂取していると思われる場合のみ、胃洗浄を行う。重症なら活性炭・下剤で排泄を促進する。
徐脈に対してはアトロピンを投与する。
摂取後4時間経っても症状が出ない場合は、治療は不要である。
ニコチンを硝酸などにより酸化するとニコチン酸が得られる[2]。ニコチン酸はニコチン酸アミドとともにナイアシンの成分として知られる。
参考文献^ 日本小児科学会こどもの生活環境改善委員会 「タバコの誤飲に対する処置について」『日本小児科学会雑誌』102巻5号613、1998年。
^ McElvain, S. M. Organic Syntheses, Coll. Vol. 1, p.385 (1941); Vol. 4, p.49 (1925). ⇒オンライン版
関連項目
喫煙、禁煙
タバコ
ニコチノイド
依存症、嗜癖
中毒
カテゴリ: アルカロイド | 毒 | タバコ | 複素環式化合物
更新日時:2008年9月27日(土)21:09
取得日時:2008/10/07 12:41