成魚は全長20cm程度で、タイワンドジョウ科としては小型種である。英名"Dwarf"(ドワーフ)も「小人」という意味がある。青味がかった灰色の体に赤く縁取りされた尾鰭を持つが、生息地によって色彩に変異がある。オスのほうが色彩が鮮やかになるとされる。
同属のグリーンスネークヘッド(C. orientalis)に酷似するが、本種は腹鰭があるので区別できる。生態にも相違があるといわれる。
鰓の上部に上鰓気管を持つ。空気呼吸ができるため、溶存酸素が少ない熱帯の止水域でも生息できる。
イラン南東部・アフガニスタン東部から中国南部まで、南アジア・東南アジアの熱帯域に広く分布する。スリランカ、ボルネオ島、ジャワ島、バリ島といった島嶼部にも分布している。
河川の淀みや池沼、湖に生息する。食性は肉食性で、小魚、小型両生類、昆虫類、甲殻類等を捕食する。
繁殖形態は卵生で、200個程の卵を産む。卵は浮上性があり、孵化するまではオスが(稀にメスも)口に入れて保護する。卵が孵化するとメスは無性卵を産み稚魚に与え、オスを保護するような行動を取る。
ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。さほど大型化せず、地域による変異を楽しむことができる。飼育下での繁殖例もある。ただし性質は荒いため、タイワンドジョウ科他種と同様に混泳には向かない。
参考文献
⇒Fishbase - Channa gachua(英語)
カテゴリ: スズキ目 | 淡水魚 | 熱帯魚
更新日時:2008年1月24日(木)17:44
取得日時:2008/09/17 16:47