ドイツ語を公用語としている国
ドイツ連邦共和国
オーストリア共和国
スイス連邦(イタリア語、フランス語、ロマンシュ語と併用)
リヒテンシュタイン公国
ベルギー王国(フランス語、フラマン語と併用)
ルクセンブルク大公国(ルクセンブルク語(ドイツ語の方言)、フランス語と併用)
なお、欧州連合の公用語の一つでもある。 1991年まではナミビアにおいても公用語だった。
公用語ではないが、ドイツ語が使用されている地域ウィキブックスに ⇒ドイツ語関連の教科書や解説書があります。ウィクショナリーに ⇒ドイツ語に関するカテゴリがあります。EU加盟国・及び各自治体の住民におけるドイツ語への理解度
黒色が母語地域、以下50%以上、20-49%、10-19%、5-9%、5%未満(灰色はEU非加盟国・地域)
イタリア(トレンティーノ(南チロル)地方。旧ハプスブルク領)
アルザス地域圏(アルザス語)、ロレーヌ地域圏のモゼル県 ⇒[1](フランス;約120万人)
デンマーク最南端部の一部地域
かつてハプスブルク家やプロイセン王国の支配下にあった東ヨーロッパ一帯
クロアチア
スロバキア
スロベニア
チェコ
ハンガリー
ポーランド
ルーマニア
セルビア(ヴォイヴォディナ自治州)
ブラジル
アルゼンチン
カザフスタン(約95万人)
ナミビア
パラグアイ(約16万人)
アメリカ合衆国の一部ペンシルヴァニア州、ノースダコタ州などのドイツ系アメリカ人
にもドイツ語話者(通例バイリンガル)がいる。
⇒Languages. The World Factbook. 2003
⇒Ethnologue report for language code GER
方言ドイツ語圏の分布 母語話者が多数派となっている地域(濃い橙色)、第二言語として用いられている、もしくは非公式に用いられている(黄色)、少数民族としてドイツ系の話者が存在する(四角)
俗に言うドイツ語とは、何十もの地域方言の総称で、大きく分けて北部方言(低地ドイツ語)と中部・南部方言(高地ドイツ語・中部ドイツ語)などに分けられる。ドイツは領邦国家に分裂している時代が長かったので、各地域ごとの方言の差異が大きいと言われている。南部方言は、「第二次子音推移」ないし「高地ドイツ語子音推移」と呼ばれる子音変化が起こったが、北部方言では起こらなかったので、子音に規則的な違いが見られる。南部方言はさらに中央ドイツ語と高地ドイツ語に分けられる。
現在標準ドイツ語(Hochdeutsch: 「高地ドイツ語」)と呼ばれるものは、主にテューリンゲン地方などで話されていた東中部方言を基にした言葉で、ルターのドイツ語聖書などの影響によって標準文語の地位を獲得した。よって今日外国語としてドイツ語を学ぶ場合、この標準ドイツ語を学習することになるが、ドイツ本国では完璧な標準ドイツ語を母語とする話者は少なく、どの地域も(例えテューリンゲン地方であったとしても)ある程度の「訛り」が存在する。
地方分権が他の西欧諸国に比べて遥かに進められているドイツでは方言の公的地位が高く、中には低ザクセン語の様に独自の言語として保護されているケースも存在する。とはいえドイツ国内の保護は概ねドイツ語の一方言としての扱いに留まっている感が否めず、これに不満を持つ者と現状を支持する者との間で激しい議論が交わされている。
低地ドイツ語(Plattdeutsch)
西低地ドイツ語(Westniederdeutsch)
低地フランク方言(Niederfrankisch)
低ザクセン方言(Niedersachsisch)- EUから地域言語の地位を得ている