媒体
地上放送:地上の送信所から放送する放送方式。
地上アナログテレビジョン放送:1953年(昭和28年)から放送されている現在の方式。2011年(平成23年)7月24日に停波される予定となっている。
地上デジタルテレビジョン放送:2003年(平成15年)12月1日より本放送を開始した。
衛星放送:人工衛星(直接放送衛星 (DBS) 、通信衛星 (CS))から放送する放送方式。
ケーブルテレビ(CATV)
伝送方式
アナログ放送:映像をアナログ変調方式(振幅変調 (VSB) 、周波数変調 (FM))で伝送する放送方式。
世界の放送方式
NTSC
PAL
SECAM
MUSE:ハイビジョンのアナログ伝送方式。
デジタル放送:全ての映像・音声・付加情報をデジタル変調方式(OFDM、QPSK、QAMなど)で伝送する放送方式。日本ではISDB(統合デジタル放送)とも呼ばれる。
画質
高精細度テレビジョン放送
デジタルハイビジョン:2000年(平成12年)12月より実施された衛星デジタル放送、および2003年(平成15年)12月より実施された地上デジタル放送におけるデジタル方式のHDTV放送方式の愛称。
ハイビジョン:放送衛星によるアナログ (MUSE) 方式のHDTV放送の愛称。2007年(平成19年)9月30日に放送(番組送出)終了し、同年10月31日に完全停波となった。
標準テレビ放送
従来のアナログテレビ放送(NTSC、PAL、SECAM)
クリアビジョン:画質改良版NTSC放送。暗部画質の改善、重畳されたゴーストクリア基準信号を元に演算を行いゴーストを低減させる。
ワイドクリアビジョン:画質改良版クリアビジョン放送。水平、垂直、時間軸の情報量を増やすことで画質を改善。16:9放送、NTSCと順次走査を両立。
付加情報
音声多重放送:ステレオ音声、あるいは2言語(例・日本語と英語)の音声を流す。コールサインはJOAX-TAM(日テレの場合)のように"-TAM"がつく。
文字多重放送:画面上部の見えない部分(垂直帰線期間内)に文字情報や簡易図形情報を重畳。コールサインはJOCX-TCM(フジの場合)のように"-TCM"がつく。
クローズドキャプション:広義には文字多重放送全般。狭義には米国の文字放送のことで、中大型テレビには法律でデコーダの内蔵を義務づけられている。
緊急警報放送システム:災害時に専用の受信機を起動、停止させる特殊信号。
2005年度のフランス・カンヌで開催されたテレビ番組の国際見本市「MIPTV」で発表された統計によると、世界で最もテレビを見る時間が長いのは日本人で、1日のテレビ視聴時間は平均5時間1分だった。2位は米国で4時間46分。世界平均は米国より90分少ない。最下位は中国とスウェーデンの2時間30分だった。
詳細はテレビ離れを参照
NHKの行った「国民生活時間調査」によると、日本人のテレビ視聴時間は平均4時間、日曜日は5時間以上。70代以上は平日でも男女共に5時間以上テレビを見ている。一方、20代男性だけはテレビを見る割合が5年前と比べてはじめて8割を下回り、「全く見ない」という人も20%存在した。
10代から20代の若年層については、テレビの視聴時間は年ごとに減少している[1]。昨今の若者にとって、あくまで受け身のテレビというメディアは魅力に薄れ、その時間を携帯電話やインターネットを用いての他者とのコミュニケーションに使う傾向、また『YouTubeやMixiのほうが遥かに魅力的』であることなどが背景にあるものと見られている。
米国調査会社MediaPostの調査によると、米国の大学生で1週間に10時間以上テレビを見る割合は17%。一方で1週間にインターネットを10時間以上利用する人の割合は43%だった。
テレビの、人間の言動に対する影響は非常に大きい。それは情報量だけでなく、善悪に対する感覚や倫理観、死生観に及ぶ。
年齢や世代に関わらず、簡単にテレビの番組のタレントの言動、CMの言動に影響されて、そのテレビから得た知識の範囲だけで後から言うようになってしまう人が存在する。それは流行の生まれかたの一つでもある。
テレビはテレビ局から一方向に情報を送信する「放送」の性格上、受け身のメディア(ないし「プッシュ型メディア」。これに対する対義語は「プル型メディア」)と言われる。テレビは五感のうち視覚と聴覚を使う。テレビが見える場所にいなければメディアが提供する情報を十分に享受することはできない。ラジオのように何かをしながら情報を得る、ということがしにくい。テレビのメディアとしての本質は視覚での情報にこそあるので、視聴者は「何かをしながら見る」ことをしない傾向にある。たとえ必要がなくてもテレビ番組の演出がその個人の興味を引きつければテレビの前に行き、興味を満たす情報、その情報の獲得への満足を得ようとメディアが提供する情報に意識が集中する。