テレビ東京系アニメも参照
以前からアニメに力を入れている局であり、放送時間帯を問わず在京キー局の中で最も放送本数が多く、その半数以上を占めているほどであり、どんな重大事件・事故が発生しても必ず放送している。
しかし、1990年代後半頃から#表現規制の項でも取り上げたように、それが先鋭化して行った事から、それに対して制作側が同局での放送を敬遠する動きも見られるようになり(これがUHFアニメ急増の一因にもなった)、それが尾を引いたのか、それ以前ほどの活気は見られなくなった(特に現在の『アニメ530』枠のうち前半枠の低迷が深刻であり、その一部曜日を実写作品枠として『ドラマ530』として再編成したが、テコ入れ効果は余り見られず、2008年4月改編ではアニメ再放送枠を拡充する(月・水・木曜)。一方で『アニメ530』後半枠および土日の午前帯枠は比較的堅調である)。
深夜アニメに関しても近年では一部が深夜特撮枠に振り替えられるなど、放映枠が減少傾向にある(全日帯でも同様に一部枠がテレビドラマ枠に振り替えられる動きが見られる)。
実は、全ての系列局がテレビアニメ制作に関わった実績がある(TVQ九州放送以外は単独制作の実績あり(ただしテレビ北海道 (TVh)は本放送時は道内ローカル放送作品のみ))。そのうち、テレビ大阪 (TVO)・テレビ愛知 (TVA)・テレビせとうち (TSC)は全国ネットレギュラー枠を持っている。特にTSCは現在東名阪地区以外で唯一の30分レギュラー枠を持ち、TXN系列アニメとしてもテレビ東京制作の『ポケットモンスター』シリーズを凌ぐ長寿番組を制作している(『しまじろう』アニメシリーズ)。
2008年現在、自局で放送されるスポーツ特番の延長による深夜アニメの放送時間変更が他の在京キー局に比べても極端に激しい傾向にある(一例として2007年6月11日に放送された『瀬戸の花嫁』第11話は、本来深夜2時からの放送を「全仏オープンテニス2007」のため、90分遅れの深夜3時30分からの放送予定としていたがテニスの放送が90分延長された事で従来より3時間遅れの朝5時に放送された)。
詳細はアニメ#アニメソング、アニメソングをそれぞれ参照
テレビアニメにおいては古くから1つの作品につきオープニング・エンディングがシリーズ通して使い続けられるのが慣習となっていたが、1980年代前半に放送された『うる星やつら』において、シリーズ途中から数ヶ月周期でオープニング・エンディング曲を変える試みを行ったが、これがレコード会社各社にとっては大きなビジネスチャンスと受け取る動きを見せ、それ以後の作品においては1?2クール周期でこれらを変える作品が多くを占めるに至る(作品によっては1ヶ月もしくは各放送回ごとに変えるものもある)。
しかし、これによって、『レコード会社の利益』のみを追求した結果、『ドラえもんのうた』、『CHA-LA HEAD-CHA-LA』などのような、タイトルや歌詞に作品名・キャラクター名を入れた『作品固有』の『代表曲』といえるものは徐々に減少し(一部の作品では同じ曲で歌手を変えるなどの手法を取るものもある)、楽曲でアニメーションを語ることは困難になりつつある。特に2000年代以降のアニメタイアップはSony Musicグループ・avexグループ・ビーイング等の新人ミュージシャンのセールスにおける重要な要素の一つとなっており、その傾向に拍車がかかっている。
この動きから、一つの作品シリーズに複数のレコード会社・音楽出版社・芸能プロダクションが主題歌制作に関わる例も時折生じるが、その場合、JASRACおよび各社で保有する著作権の手続きと調整の必要性も生じることになる。その結果、以下の例も見られるようになる。
ベスト盤CD制作の際に、主題歌の多くを、もしくはサウンドトラックを制作している会社が代表して発売する(例:『機動戦士ガンダムSEED』シリーズ)。
映像パッケージ版を発売する際に権利調整が難航した結果、オリジナル版の主題歌を使えなかった(例:『赤ずきんチャチャ』、『ドラえもん のび太の魔界大冒険』)、若しくはその曲を使用したパートを丸々未収録にした(例:『ハイスクール!奇面組』のDVD-BOX『初期』版。2007年末から2008年初冬にかけて発売の『COMPLETE』版では完全収録)。
その販売形態における差異も含めて、アニメの項を参照されたい。
DVD等のパッケージ化の際に、下記のような変更が行われるのはテレビアニメでは比較的目立つが、特に深夜アニメやUHFアニメなどの深夜帯放送作品の場合は主に
予算や制作スケジュールが厳しいため、放送時の映像は十分な品質に達していないことが少なくない
お色気や流血など刺激の強い表現をとろうとするものの、放送では規制されることが多い
パッケージの売り上げが主な収益であるため、付加価値を高めて購買意欲を刺激する必要がある
といった事情があるため、このような傾向が顕著である。
差異の代表例
放送時に品質が不十分であった映像の修正(リテイク)
放送局による表現規制を制作時本来のものに戻す
全く新規の映像の追加収録
番外編・後日談・短編アニメ(パロディ色が強いものが多い)など、本編からやや離れた内容のものを収録する
本編前半の途中の回を放送せず、パッケージのみに収録する
本編の結末の部分を放送せず、パッケージのみに収録する
アニメ本編とは直接無関係の、キャストやスタッフのトークなどの映像や音声を追加収録(本編とは別に特典ディスクとして同梱する例も多い)
注記
1.のケースは、放送本数増加に合わせて放送分の制作スケジュールが破綻かそれに近い状態になった例が多発した際に急増している。また、クレジットやテロップが修正されるのもこの範疇に含めることができる。