ツツジ属 (Rhododendron) は大きくヒカゲツツジ亜属とツツジ亜属に分類されるが、便宜上落葉性のツツジ類と常緑のシャクナゲ類とに分類される。日本で「シャクナゲ」と呼ばれるものはホンシャクナゲの仲間に限られ、常緑であってもそれ以外の殆どは「シャクナゲ」とは呼ばない。ツツジは日本では古くから園芸品種として、交配され美しい品種がたくさん生まれた。中でもキリシマツツジとサタツツジをかけ合わせて生まれた、クルメツツジはその代表で、種類も多く色とりどりの花が咲き、満開の時期はまさに圧巻である。ヒラドツツジも日本全国でよく見られ、花も大きく街路樹としてもたくさん植栽されている。
西洋では、アジアからヨーロッパに常緑のものが持ち込まれて園芸化されたものが、ロードデンドロン (Rhododendron) と呼ばれ、また、アメリカなどで落葉性のものが園芸化されてアザレア (Azalea) と呼ばれるようになった。
なお以下に示す品種名の横に併記した斜体文字は学名を示す。そのなかでも、特に頻出する「Rhododendron」とは、rhodon(バラ)+ dendron(樹木)の意味である。
ヒカゲツツジ亜属
エゾムラサキツツジ Rhododendron dauricum
ツツジ亜属
クルメツツジ Rhododendron kurume azarea hybrids
ヒラドツツジ Rhododendron×pulchrum
ケラマツツジに、モチツツジ、キシツツジ、リュウキュウツツジが交雑してできた。
ケラマツツジ Rhododendron scabrum G.Don
キシツツジ Rhododendron ripense
キリシマツツジ Rhododendron×obtsum
リュウキュウツツジ Rhododendron×mucronatum
ムニンツツジ Rhododendron boninense
シロヤシオ(ゴヨウツツジ) Rhododendron quinquefolium Biss. et Moore
ムラサキヤシオ Rhododendron albrechtii Maxim.
レンゲツツジ Rhododendron japonicum
ヤマツツジ Rhododendron kaempferi var. kaempferi
トウヤマツツジ Rhododendron simsii
ミヤマキリシマ Rhododendron kiusianum
サツキ(サツキツツジ) Rhododendron indicum
ミツバツツジ Rhododendron dilatatum
コバノミツバツツジ Rhododendron reticulatum
トウゴクミツバツツジ Rhododendron wadanum
モチツツジ Rhododendron macrosepalum
カラムラサキツツジ Rhododendron mucronulatum
オオムラサキ Rhododendron pulchrum Sweet
クロフネツツジ Rhododendron schlippenbachii
コメツツジ Rhododendron tschonoskii
ビレイア節
詳細はシャクナゲを参照
アズマシャクナゲ Rhododendron degronianum
独立したエゾツツジ属に分類される場合が多い。
詳細はエゾツツジを参照
エゾツツジ Rhododendron camtschaticum
市の木に指定している日本の自治体
千葉県 - 八千代市、茂原市
富山県 - 氷見市
福井県 - 鯖江市
滋賀県 - 近江八幡市
市(町村)の花に指定している日本の自治体自然の例:矢祭山庭園の例:相楽園
北海道 - 旭川市、歌志内市、滝川市、千歳市、夕張市、厚沢部町、遠別町、木古内町、鹿部町、新十津川町、奈井江町、中川町、南幌町、新冠町、羽幌町、東神楽町、美深町、むかわ町、八雲町、占冠村、初山別村、伊達市