正書法として、もともと大衆が使える文字はなかったが、祭祀者は、経典や祭祀方法などを記録するために、古壮字を考案して使用していた。古壮字は、漢字をそのまま借用して、当て字や訓読みに使ったり、漢字の構成法を利用して作り出した漢字風の文字で、1300年以上前から使われていたことが知られており、字種も1万種以上が確認されている。 1950年代にはローマ字を基本にして声調等の表記にキリル文字などを取り入れた表記法が考案され、1986年にはローマ字だけの表記が考案され、現在も使われている。しかし、方言の表記がしづらく、中国語を理解する人が多いために、普及の度合いは低い。広西チワン族自治区内の多くの役所や駅の看板は、漢字とローマ字化によるチワン語の併記がなされており、中国の人民元紙幣にも1986年以前の古い表記法によるチワン語が併記がされている。
子音IPA19571986IPA19571986IPA19571986IPA19571986IPA19571986
[p]B bB b[?]? ?Mb mb[m]M mM m[f]F fF f[v]VV
[t]D dD d[?]? ?Nd nd[n]N nN n[θ]S sS s[l]L lL l
[k]G gG g[kv]Gv gvGv gv[?]? ?Ng ng[h]H hH h[?]R rR r
[?]C cC c[j]Y yY y[?]Nv nyNy ny[?v]?v ?vNgv ngv
[pj]By byBy by[kj]Gy gyGy gy[mj]My myMy my
[ p?]P pP p[ t?]T tT t[ k?]K kK k
韻尾の内破音 p、t、kは、第8声(中促調)の場合b、d、gと表記する。
単母音IPA19571986
[a]A aA a
[e]E eE e
[?]? ?AE ae
[i]I iI i
[o]O oO o
[u]U uU u
[?]? ?W w
声調声調番号調類五度式19571986
1中昇調24(表示なし)
2低降調31? ?Z z
3高平調55З зJ j
4中降調42Ч чX x
5高昇調35? ?Q q
6中平調33? ?H h
7高促調55・35(韻尾がp、t、k)
8中促調33(韻尾がb、d、g)
第7声(高促調)は、韻母が長母音の場合、昇促調(35)となる。
外部リンク
⇒もりの壮語講座
⇒中嶋幹起,A report on the basic vocabularies of the Tai dialectal variation of Wuming,1980
⇒チワン語版のウィキペディアがあります。 カテゴリ: 中国の言語 | ベトナムの言語 | タイ・カダイ語族 | 声調言語
更新日時:2008年8月6日(水)08:26
取得日時:2008/10/03 13:22