チベット語は大別するとパキスタンのバルティスターン地方やラダックに分布し文語の音韻体系を残す西部古方言、インドのヒマーチャル・プラデーシュ州からウッタル・プラデーシュ州ガルワール地方にかけて分布する西部革新的方言、ブータンの公用語ゾンカ語を含む南部方言、中央方言と呼ばれラサ口語が属するウーツァン方言、チベットの東に分布するカム方言、そして東北のアムド方言に分けられ、後者3つの語彙の共通性は75%以上で、広範囲にわたり言語的類似性を保持している。
ウーツァン方言では他の方言が破擦音化する場合を除きそれぞれの形で残している先行子音が発音されなくなり声調へ影響を与えるだけに留まっている。 声調の数も各方言で異なっており、アムド方言のように全く声調が存在しないものもある。
アムド方言では先行子音が /h/ と /?/ へ収束し、子音 py が残存する。このような保守的な側面の一方、母音では /i/ と /u/ が合一して /?/ となるなど独自の変化を遂げている。
チベット語の文字は7世紀に表音文字として制定されたが、その後、綴字と発音の乖離が著しく進んだため、チベット語を他言語の文字によって転写する方式としては、発音を写し取る目的と、綴り字を写し取る目的とで、全く別個の体系を用意する必要がある。
発音を写し取る体系としては、中華人民共和国における蔵文ピン音、綴り字を写し取る体系としてはワイリー拡張方式、ダス式等がある。
外部リンク ⇒チベット語版のウィキペディアがあります。
⇒GB18030 Support Package - Microsoft Download Center チベット文字を含むWindows XP、2000用フォントのダウンロードページ(英語)
⇒- 拡張ワイリー方式について 拡張ワイリー方式によるチベット語のローマ字転写についての説明(英語)。
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更新日時:2008年8月5日(火)17:30
取得日時:2008/08/15 23:57