ダウール族
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民族名

日本語では、「ダウール」のほか、「ダフール」「ダグール」などの表記が広く用いられている。 ダウール語による自称は「ダウール」(Dawur)で、中華人民共和国によるこの民族の正式呼称「達斡爾族」は、このダウール語による自称に基づく表記である。

「ダグール」「ダゴル」はモンゴル語による呼称。ダウール族出身のモンゴル学者オノン・ウルグンゲの著作にも「ダグール」という表記がみられる。

「ダフール」は、清代の中国語音をカナ転写した表記。表記は「打虎児」、「達胡爾」、「達虎里」、「達呼爾」などが用いられた。


言語

モンゴルの一部と自認していたことから、この民族の知識人はまずモンゴル語の読み書きを学び、また清代においては、彼らの居住地における行政用語であったことから、満洲語満洲文字が学ばれた。その結果として、ダウール語には独自の文字がなく、全般的に、モンゴル語からの借用語が広範にもちいられ、満洲語からの借用語も多い。新疆東トルキスタン)の移住者は、上記にくわえ、隣接するカザフ族の言語を身につけることが期待された。

中華人民共和国の統治下で、ローマ字のアルファベットを用いたダウール語の表記方式が考案されたが、公用語として正式採用されるには至らず、公式の場面では、モンゴル語およびかつて満洲語が占めていた地位にとって変わった中国語が用いられる状況が長く続いた。その結果、ダウール語を母語として身につける者が非常に少なくなり(モンゴル語もしくは中国語となる)、ダウール語は「消滅の危機にある言語」のひとつとなってしまった。


中国におけるダウール族の自治地域

行政区分地域名
内モンゴル自治区モリンダワ・ダウール族自治旗


関連項目

中国の少数民族

モンゴル 関連記事あり。

モンゴル族

中華民族 中華人民共和国民族識別工作による分類

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カテゴリ: モンゴルの歴史 | 北東アジアの民族 | 中華人民共和国の民族 | ツングース | モンゴル系民族

更新日時:2008年2月20日(水)18:26
取得日時:2008/08/25 06:20


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Smilegreen