窒化ケイ素の基板上に微量ホウ素を含むP型半導体のダイヤモンドを作ると、-70〜600℃の広い温度範囲に対して直線的に抵抗値が変化する高精度の温度センサーができる。これは圧力センサーとしての利用も検討されている[4]。
ダイヤモンド・アンビルセル (diamond anvil cell, DAC) は、天然または人工合成のダイヤモンドを使って超高圧を実現するための機械。小さなダイヤモンドを2つ用意し、その間に試料を挟み込んで圧縮する。小型(手のひらサイズ)で透明(リアルタイムで光学的な観測が可能)であり、サブテラパスカル(数百万気圧、数百GPa)までの加圧が可能である。鉱物学や物性物理学などで用いられる。一方、ダイヤモンドそのものが大型化できないので、試料は大変小さなものにしなければならない。ダイヤモンド以外に、サファイヤ、炭化ケイ素を使ったアンビルセルもあるが、加圧できる圧力はダイヤモンドよりも劣る。なお、アンビルとは金床のことである。
ダイヤモンドは、貴重なもの・高価なもの・お金になるものの比喩としてよく使われる。また、色を冠して特定の商品を表すこともある。
黒いダイヤ - 石炭、トリュフ、オオクワガタ
赤いダイヤ - アズキ
白いダイヤ - シラスウナギ(ウナギの稚魚)、吉野葛(本葛)
黄色いダイヤ - 数の子、硫黄
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^ 文部省 『学術用語集 地学編』 日本学術振興会、1984年、ISBN 4-8181-8401-2。( ⇒オンライン学術用語集)
^ ⇒Asahi.com 見えないほど小さくても… 日本初の天然ダイヤモンド
^ 藤原修三・古賀義紀 「 ⇒ダイヤモンドの硬さを凌ぐか−立方晶窒化炭素の世界初の合成−」(工業技術院物質工学工業技術研究所)
^ a b c d 松原聡著 BLUE BACKS 『ダイヤモンドの科学』 2006年5月20日第1版発行 ISBN 4-06-257517-5
^ 難波義捷「 ⇒日本におけるダイヤモンド状薄膜の開発経過」
関連項目
鉱物 - 元素鉱物
鉱物の一覧、宝石の一覧
炭素、石墨(グラファイト)、フラーレン、カーボンナノチューブ
有名な宝石の一覧
カリナン - 世界最大級のカット・ダイヤモンド・偉大なアフリカの星の原石。
コ・イ・ヌール - 歴史的に最も古い有名なダイヤモンド。
テーラー・バートン - 有名なハリウッドスター夫妻にまつわるダイヤモンド。
ホープダイヤモンド - ブルー・ダイヤモンド。所有者が次々に不慮の事故で死亡し「呪いの宝石」として有名。
キンバーライト
立方晶窒化ホウ素 - ダイヤモンドと同じ結晶構造の化合物。
紛争ダイヤモンド - シエラレオネなど紛争地で採掘され密売されるダイヤモンド。反政府組織の財源となり紛争の拡大、長期化の原因となる。ワールド・ダイヤモンド・カウンシルなどを中心に国際的に取引を禁止する動きがある。
遺灰ダイヤモンド
デビアス - ダイヤモンド採掘・流通会社。
レコードプレーヤー - レコード針に使われる。
アントウェルペン - ダイヤモンドの取引、研磨の中心地で有名なベルギーの都市。
ダイヤモンド半導体 - 人工ダイヤモンドを用いた半導体。
カルテル
映画『ブラッド・ダイヤモンド』:武器の資金調達のため不法に取引される紛争ダイアモンドについて、リアルに描写。
映画『ロード・オブ・ウォー』:武器取引の代金として紛争ダイヤが登場する。
ワールド・ダイヤモンド・カウンシル(紛争ダイヤモンドの取引を防止する組織)