ダイビングナイフ
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保護スーツ

ダイバーの保護・保温を目的にしたスーツ。詳しくは保護スーツを参照。


水着

スクーバダイビングでは、潜水中に低体温症の危険が生じても、すぐに浮上して暖を取るなどの対応は取れない場合も多く、身体の保温は必須である。したがって、日本をはじめ多くの地域ではほぼ常に保護スーツが着用されており、水着のみを着用して潜水することは、熱帯など余程水温が高い地域でもない限り一般的でない。ただし、保護スーツ(特にウエットスーツ)の下着として水着を着用することは一般的である。水中では皮膚が水分を多く含み軟らかくなるため、大変傷付きやすくなる。よって、岩や珊瑚による怪我からの保護という役目も大きい。


ウエイト

人間の比重は個人差もあるが約1(淡水と同程度)であり、海水などの塩水中では浮かんでしまう。また、ウエットスーツなどの器材は浮力を有するため、これらを身に付けて潜水することは困難である。したがって、スクーバダイビングでは金属(主として)製の錘を身に付けることが必要になる。穴の開いた錘をナイロンなどの繊維でできたベルトに取り付け腰に装着する場合が多いが、ポケットに錘を入れたベスト状の器具(ウエイトベスト)や、BCに組み込まれたウエイト用のポケットを使用する場合もある。

緊急時に錘を捨てて浮上することができるよう、身体からワンタッチで取り外せるようになっている(クイックリリース)。


ナイフ

水中ではロープ海草などに絡まるなどして動けなくなる事故は、空気残量の問題から生命に関わる。この緊急時に於ける脱出手段を提供するのがダイバーズナイフ(水中ナイフ、ダイビングナイフとも)である。このナイフは海中でも錆び難いステンレスチタニウムプラスチック等から出来ている。手袋をしたままでも扱い易いよう、ワンタッチで鞘から抜けるが、潜る際には天地逆さとなる場合もあるので、ひっくり返っても鞘から抜け落ちないよう、一定の脱着機構を持つ。プロユースの物では、ウェイトの機能を果たすように真鍮製の鞘を持つ物もある。

また一緒に潜水中の仲間に何かを伝える際にボディランゲージやボードによる筆談を行うが、これらは相手がこちらを見ている時以外は意思を伝えることが出来ない。このため相手の注意を喚起するためにタンクや石を叩いて音を出すために、その道具としてナイフの柄の部分が利用されることがある。ダイビングナイフの多くではその用途に向くよう、柄に金属が露出した部分が設けられている。毒を持つ・噛み付くなど素手で触ると危険な生物を指し示す際にも利用される。

その一方で、レジャーダイビングの場合にはフィッティングと呼ばれる魚の餌付けなどが行われる場合もあるが、その餌を切り分ける際にも利用される。ただ近年のレジャー目的のグループダイビングでは、仲間やインストラクターの誰か一人が一本持っていれば事足りるとして、あまり重要視されない・必ずしも必要とされない傾向も見られ、危険な生物を指し示したり、タンクを叩いてコミュニケーションするための道具として、ダイビング専用の指し棒も登場している。

勘違いされる事が多いが、サメなどの水中生物と戦うための武器ではない。


アクセサリー

主要器材以外に安全・便利・撮影など様々な目的に応じてアクセサリーがある。


撮影器具

簡単にいってしまえばカメラやビデオのこと。もちろん市販のカメラは水中では使えない為「防水ハウジング」とよばれる専用のケースに入れ使用する。最近ではコンパクトデジカメなどの防水ハウジングも多数発売され以前よりは気楽にはじめられるようになった。 しかし、水中では光の減衰率が大きく、また特定波長(赤色系)が他の波長に比べ吸収されやすいなど、陸上とは全く条件が異なる為、雑誌のような写真を撮るにはそれなりの装備が必要(強力な外部フラッシュなど)。一眼ハウジング


フロート


マーカー・ブイ(marker buoy)

水上の船舶から水中のダイバーを発見することは非常に困難であり、船舶が航行する水域で潜水する場合には、事故(船体と衝突する、スクリューに巻き込まれる、水流で巻き上げられる)防止のために潜水中を示す標識を水上に設置する必要がある。国によっては(北欧等)、船舶の航行の有無にかかわらず潜水標識の設置を法律で義務付けている場合もある。


水中ライト

水中で使用できるよう防水構造になっているライト。 水中では光の減衰率が大きい為、陸上で用いるライトよりも強力なライトが必要となる。 光源の種類は様々で、強力な物だとHIDが、手軽な物としてはキセノン球がある。 前者は撮影用ライトなどに使われる。また、LEDは光が届かないのでペリカン社のセイバーライト2000を使うべきである。


水中ノート・スレート

撮影器具や水中ライトなどの精密・電気(電子)機器は、水に対して弱い性質のものであるため防水構造とする必要がある。防水は主にOリングなどのガスケットを用いて行われるが、機器が複雑・精密になればなるほど少量の浸水も許容されない(本質的な許容量のみならず、浸水により破損した際の経済的ダメージも大きい)ため、より高度な防水構造を備えざるを得ず、機器自体の価格も相俟って非常に高価なものになる傾向がある。


テクニカルダイビングで用いる器材ダブルタンクと器材

テクニカルダイビングにおいては、大深度や洞窟内における特別なアクセサリーと万が一の安全を考慮し予備器材を装備する。次のような器材が使用される。


タンク・レギュレーター

マニフォルド・ダブルタンク緊急時に直接水面まで浮上できる範囲の活動であるオープンウォーターダイビングの場合とは異なり、テクニカルダイビングにおける呼吸装置の故障は即致命的となる。したがって、空気などのガス供給源を2系統使用し、さらにマニフォルド (manifold) と呼ばれる管でこれらを相互に接続することにより、いずれかの器材に故障が発生してもシステムからその器材を切り離すことで呼吸が継続できるできるようになっている。

デコボトル(ステージボトル)大深度での潜水の場合、酸素中毒を防ぐため呼吸ガスの酸素濃度を一定水準以下に抑える必要があるが、一方減圧のためには呼吸ガスの酸素濃度はできるだけ高いことが望ましい。この矛盾を回避するため、テクニカルダイビングでは酸素濃度の異なる2種以上の呼吸ガスを携行し、大深度では低酸素濃度(ボトム・ミックス)、浅深度では高酸素濃度(デコ・ミックス、トラベル・ミックス)のものに計画的に切り替え呼吸する。

ケイブ用サイドマウントタンク水中洞窟への潜水では、タンクが邪魔になり隘所を通過できない場合がある。このような場合、身体の横にタンクを装着することで通過が可能になる場合もある。また一旦タンクを身体から外し、隘所通過後に再装着することもあり、そのような場合背中にタンクを装着するよりも身体の横に装着したほうが手順が容易になる。このような理由で身体の横にタンクを装着することをサイドマウントと言う。

ロングホースタンクを一旦身体から外して隘所を通過する場合、ホースが短いとレギュレーターを口元に残すことが困難になりかねない。このような場合を考えテクニカルダイビングにおけるレギュレーターの片方には2mといった長尺のホースを使用する。オクトパスによる呼吸が必要になった場合、リクリエーショナルダイビングでは2人のダイバーが横に並んで遊泳するのが前提であるが、これでは隘所を通過することは困難であり、このような箇所では縦に並んで遊泳するためにもロングホースが必要とされる。

DINバルブ日本や米国では、タンクとレギュレーターの1stステージの接続部は、ヨーク式ないしクランプ式またはインターナショナルと呼ばれる、ガス通過部をそれとは別個のネジで固定する形式のものが多い。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki