調理法は生食として大根おろし、サラダ(春に収穫されるみずみずしい大根を用いることが多い)、繊切りにして刺身のけんなどに使われるほか浅漬けなどに、またおでんやブリ大根などの煮込み料理、味噌汁の具としてなど幅広く使われる。 かつては秋に収穫される越冬野菜の典型として、おもに漬物(沢庵漬け、べったら漬け、いぶりがっこなど)の形で保存され、冬季間の食卓に供されることが多かった。
大根を繊切りにすることを「千六本」(せんろっぽん)という。これは中国語で大根を表す羅葡に繊切りの繊がついた「繊羅葡」(チェンロープ)が音訛したものである。
ダイコンは、葉に近いクビの部分は汁が多くて甘く、地に深い先端部分は汁が少なくて辛い。このため、クビの部分は生でサラダに、先端部は大根おろしなど薬味に向く。 大根の煮込み料理でタコやイカが多岐に渡って用いられるのは、大根に含まれる酵素にこれらを軟らかくするという効果があるためである。
ダイコンの乾物は戻して煮物にしたり、漬物、酢の物などに用いる。切って干したものは切り干し大根、立て四つに割って干したものは割り干し大根、ゆでて干したものはゆで干し大根などと呼ぶ。
辛味の強い辛味大根は、ざるそば、うどんなどの薬味、付け汁(おしぼり)として用いる。蕎麦処の信州戸隠のものは小ぶりの大根に長い尻尾がついていることからねずみ大根などと呼ばれる。
大根の消費量が1位の国は日本である[要出典]。
葉の部分はスズシロ(清白)と呼ばれ、春の七草のひとつである。 市販されている大根はほとんどが葉の部分は捨てられたり、販売の際に葉を切り落とされたりしてしまうが、葉の部分の栄養価は高い。 炒め物にして食べると栄養の吸収が良いといわれる。また、カブの葉同様、刻んで飯に炊き込んだものは菜飯となる。 間引きをした大根の苗は間引き菜(まびきな)と呼ばれ、おひたし、みそ汁の具として用いられる。 時には野菜として葉の茂った、まだ根の発達しないダイコンが大根菜の名で販売されていることもある。根と同様に、葉も干して保存性を高めたものを干葉(ひば)といい、緑黄色野菜の少ない季節の貴重な保存食とされた。
発芽直後の胚軸と子葉はカイワレダイコン(穎割れ大根、貝割れ大根)というスプラウト食材とされる。
福岡市能古島に住む前田瀧郎が考案した。
1996年7月13日大阪府堺市で学校給食へのO-157汚染による食中毒事件の厚生省による疫学原因調査でカイワレダイコンが感染源の可能性が高いと報道された。その結果風評被害で壊滅的打撃を受け、倒産・破産はおろか、自殺してしまうカイワレ農家が出る事態となった(原因については、その近くにと畜場があり、それが関係しているという説もあるが、原因は特定できなかったと発表された)。これを打開するため、当時の厚生大臣であった菅直人が安全さをアピールする目的でカイワレを食べる姿が報道された。
成熟種子は、ライフクシという生薬名であり、健胃、去痰作用がある。中国医学では、肥満の薬として有名。
菜付きの大根は、買ってすぐに菜を切り落とし、適当な長さに切って、密封し、冷蔵庫に立て置きにする。
文学
『古事記』の仁徳天皇の歌に出る。
兼好法師の『徒然草』第68段に、焼き大根の話が出る。
関連項目
大根役者
歓喜天…歓喜天に対する供え物として知られる。
ジアスターゼ
日本の農業
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更新日時:2008年8月29日(金)23:22
取得日時:2008/10/11 22:36