ブラックデビル
タケちゃんマン最大のライバル。初回は高田純次が演じたが、おたふく風邪で高田が出演できなくなったことから急遽(きぐるみのサイズが合った)さんまが代役となり、以降さんまが引き継いだ。黒一色のタイツに、でかい耳と2本の触覚(ゴールデンポールアンテナ)が特徴。1982年には「オレたち・昔アイドル族(山田太郎と美樹克彦)」によるテーマソング『好きさブラックデビル』が用意され、アナログシングル盤としてポリスターから発売された。悪魔の子で、夢は悪魔の帝王というだけあり様々な悪事を働いていた。タケちゃんマンの誘導尋問で「クワックワックワッ!」と鳴いてしまい、正体がバレる。ゴールデンポールアンテナから放つデビル光線や光線バリエーションが得意技。タケちゃんマンの攻撃を受けるたびに「見事な攻撃だ、タケちゃんマン!」、「クワッ!なんだおまえは!」と挑発していた。チョッチュネー、水玉デビル、昆虫人間軍団などの手下がいた。一週間の命とタケちゃんマンに宣告された後、華々しい死に方を考え、最期はタケちゃんマンとの真剣勝負でゴールデンポールアンテナを折られて死亡(唯一まともな形で倒された)し、黒い雪を降らせたが、その後ちょくちょく蘇っていた。最終回「タケちゃんマン忠臣蔵」では吉良上野介から変身し、暴露トークの後、8年の締めくくりの音頭をとっていた(ちなみにタケちゃんマンは忠臣蔵のパロディが多く、ブラックデビル編最終回の前の回にも吉良上野介に変身している)。
以前、『タケちゃんマンスペシャル』(60分間全てタケちゃんマン)で「ブラックデビル大百科」というコーナーがあったが、そのときのブラックデビルには腰に七つ道具を装備し、耳に電球が埋め込んでおり、耳が光ることになっている。
前述のテーマソング「好きさブラックデビル」は、山田太郎・美樹克彦が実際に「ひょうきんベストテン」に出演して幾度か歌われた。その際、両名がブラックデビル本人から花束を渡されたり、タケちゃんマンから攻撃を受けるなどのパフォーマンスもあった。余談だが、メロディーラインは(悪役のテーマなのだが)正統派ヒーローソングのそれに近く、割と人気があった。
2003年にはJRAのCMに、さんまがこの格好で登場し話題となった。
ブラックデビルJr.
ブラックデビルの息子で、父の仇であるタケちゃんマンを憎んでいる。さんまが演じていた。三本の触覚、赤い大耳、父に比べて輝きを増したタイツ、そして長い尻尾が特徴。タケちゃんマンに尻尾をつかまれて正体がばれ、「帰ってきたウルトラマン」の替え歌で変身するのがパターンだった。尻尾を鞭や蛇に変えて攻撃するのが得意技。同時期にアミダばばあやホタテマンらが登場したため、3ヶ月の短命だった。放送中に『二代目ブラックデビルJr募集』を行ったが、オーデションの様子は放送されず。実際にオーデションが行われたかどうかは不明。後に「ブラックデビルJr.はどうした?」の回で再登場するが、アミダばばあの化けた偽物だったらしい。
アミダばばあ
タケちゃんマンの敵キャラクター。さんまが演じていた。本名は『あみだのおくじ(網田久慈)』。若い頃はいじめられ、恋愛経験もある(家柄の違いで失恋したらしい)が、本人いわく「あたしゃまだ処女なんだよ」。初期の頃はタケちゃんマンが「アミダばばあだ?!」と驚いて逃げる、口裂け女的存在で登場。衣装はあみだくじ模様のエプロンだったが、「時をかけるババア」の回以降は、コシノジュンコがデザインした胸に金庫、紫の鉢巻きというコスチュームになった。最も金のかかった怪人らしい。お待ち娘などに化けているものの、タケちゃんマンの誘導尋問でばれると、「見ぃ?た?なぁ?!」と言って正体を現した。エプロンのあみだくじや、あみだくじのセット、パソコンのゲームなどでタケちゃんマンにあみだくじをさせ、出た文字にちなんだ攻撃をしかけるのが得意技。攻撃前の決め台詞は「死んでも知らんど?!!」。しかし攻撃はせこい。タケちゃんマンがパワーダウンした時は、しばしばあと一歩のところまで追いつめたが、なかなかタケちゃんマンロボには勝てなかった。最期は難病の子供に手術を受けさせる事を心の糧にし、とうとうタケちゃんマンロボを倒した(しかし、タケちゃんマンも「俺を攻撃しろ」と指示しており、事情を察していた感がある)。史上唯一、タケちゃんマンに勝利した怪人。その後、生きがいを失い入水。
当初、年寄りを虐めるのはマズいんじゃないかというスタッフ間の協議があったという(結局、スマートにやれば大丈夫だろうという結論に至った)。
テーマソング「アミダばばあの唄」はサザンオールスターズの桑田佳祐がプロデュースと作詞・作曲を行い、「あみだくじ?あみだくじ?引いて楽しいあみだくじ?」を歌詞に入れることを前提、とするとどんどんフレーズが沸き、歌詞、曲共にわずか5分で完成したというエピソードが残っている。 ウルトラマンのパロディである。同曲は1983年10月21日にシングルレコードとして発売され、35万枚のセールスを記録した。なお、この曲は桑田自身が2001年に発売したシングル「白い恋人達」でカップリング曲としてセルフカバーしたこともある。前述のブラックデビルと同様、この曲もJRAのCMに登場。歌詞の一部を変えてオンエアされた。
ポニーキャニオンのポニカレーベルからパソコンゲーム「あーみだーくじ」が発売された。フジテレビから許諾を得ていたが、パッケージの表紙に写真のあったタケちゃんマンもアミダばばあもゲーム本編には登場しなかった。
お待ち娘
さんまが演じていた、金色のバニーガール。タケちゃんマンが酒を注文すると、ウイスキーの水割りセットが載ったワゴンを押しながら登場し、股間のふくらみを隠しながら「お待ちぃ?!」とポーズをとる。その後、たけしが寝ている所へ潜り込んだり、甘えるような素振りをするなど、たけしの愛人という小芝居を始める。たけしがお前なんか知らないという態度をとると、いきなり「帰ってよ!!」と罵倒し、たけしに内緒で絵本や本人が写っている写真週刊誌を投げつけたり、「おかあさんに会っちゃった」「女連れてきてるんでしょ」「帰ってない、帰ってないって言っておいて家に週一回は帰ってるんでしょ」とたけし本人の内輪ネタを暴露したりする。ナンデスカマン、サラリーマンの頃になると家の一室で狂言自殺をするようになる。一通りのやり取りが終わると、たけしに「おまえは○○だろ」(○○には、”アミダばばあ”や”ナンデスカマン”などのキャラ名が入る)と指摘され、最初は否定しつつも最後にはそのキャラに変身する。
2008年7月27日放送の『27時間テレビ』では、堀内健が扮していた。
ナンデスカマン
さんまが演じた敵キャラ。耳の形をした手、「?」マークの描かれた被り物、「WHAT DO YOU SAY?」(訳は「どうですか?」の意味。「何ですか?」の訳はWhat Did you say?。)の文字が入ったコスチュームが特徴。 人が言うことに対し、いちいち耳をかざして大声で「ナンデスカ?!?」と聞き直そうとする。ビックリ箱を運び、「箱の中身はナンデスカァ?」と踊った後タケちゃんマンの手を入れさせて攻撃するのが得意技。ナンデスカマンロボにパワーアップしたこともあった。最後は、コーモリ星人とタケちゃんマンにより自殺に追い込まれる。
この途中でタケちゃんマンが死亡。しかし翌週、タケちゃんマンは「タケちゃんマン7」として復活。今までとの違いは、帽子の背面に小さくガムテープで「7」と書かれたものがあるだけ。
「世界の国からこんにちは」(三波春夫)を替え歌にしたテーマソング「世界の国からナンデスカ?」がある。
テレビ情報誌「ザテレビジョン」1984年4月27日号の表紙を単独で飾った。