一般にはタイ(Thai、???)という語は「自由」を意味すると説明される。しかしこれは俗説であり、中国古代語の「大(dai)」が語源で、dai が訛って、thai(??)となったとするのが現今有力な説である。
「大」という漢字は「大人(たいじん)」という言葉の用法に見えるように「立派な」という意味があり、それが転化して「(奴隷でない立派な)自由人」という意味となり、さらに「自由人」という意味から、タイの語に「人」、「自由」などの意味が生じたと考えられる。実際、昔のタイでは「あなたはどこのタイですか?」というような用法が非奴隷人民の間で使われていたという。タイ(自由人)はタートと呼ばれる奴隷と明確に区別された。後にこの語は現在のタイに普及し、タイ人を表す普遍的な言葉となった。
現在タイでは「タイ(Thai、???)」という語には文語的で曖昧な意味合いの「自由」という意味と、「タイ人」という意味の二つの意味合いがある。ちなみに???の語の?はこの言葉をサンスクリット語風に見せるための無発音の文字であり、いわば飾りである。この語に相当する語はサンスクリット語にはない。
ラーオとは昔は王族の名前に冠して使うことがあった。この用法はチエンマイ王統史やナーン王統史にも見えている。その後ラーオはその貴族的称号としての地位を徐々に失い、ただ単に「人」を表す言葉となった。当初はタイという言葉も人の意味を持って使われていたが、後にラーオ族の国においてタイ族に対して反感を抱くようになり、どこぞのタイという意味に対して、どこぞのラーオという言い方に変わって行き、ラーオが民族名として定着した。
なお後に、フランス人が来たときこのラーオを Lao と表記し、これに複数の接尾辞を付け Laos(ラーオ達)としたのが国名になった。
関連項目
中国の少数民族
アチャン族(阿昌族) ・ イ族(彝族) ・ ウイグル族(維吾爾族) ・ ウズベク族(烏孜別克族) ・ エヴェンキ族(鄂温克族)
オロス族(俄羅斯族) ・ オロチョン族(鄂倫春族) ・ 回族 ・ カザフ族(哈薩克族) ・ 漢族 ・ キルギス族(柯爾克孜族)
キン族(京族) ・ 高山族 ・ コーラオ族(i?族) ・ サラール族(撒拉族) ・ シェ族(?族) ・ ジーヌオ族(基諾族) ・ シボ族(錫伯族)
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カテゴリ: 東南アジアの民族 | アジアの民族
更新日時:2008年9月28日(日)14:14
取得日時:2008/10/12 02:45