セリウム

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歴史

同じ年に別個に発見されたため、第一発見者を巡って国家間の論争を招いた最初の元素となった。

1803年、スウェーデンイェンス・ベルセリウス (J.J.Berzelius)とウィルヘルム・ヒージンガー (W.Hisinger)が、スウェーデンのバストネス鉱山でイットリウム鉱石の探索中に未知の酸化物を見いだし、そのころ発見された矮惑星セレスにちなんでセリア(ceria)と命名

同年、ドイツマルティン・ハインリヒ・クラプロート (M.H.Klaproth) も同じ鉱山で新元素を探索した結果、新元素を発見し、その性状から黄色い土という意味でテールオクロイト(terre ochroite)と命名

学会で、名称としてセリウムが採用される


製造

汎用研磨剤としては、アメリカ産バストネサイトをそのまま酸化・粉砕し、粒度分級したものが用いられている。

そのほか、焙焼したバストネサイトを塩酸浸出し他の希土類と分離したもの、モナザイトを苛性によるアルカリ分解(リン酸鉱物であるため)する雰囲気で利用が遅れた。 水酸化物を塩酸抽出したものから酸化セリウムなどの化合物が製造され、各種用途に用いる。溶融電解や金属カルシウム還元により、金属セリウムが得られる。

フェロセリウムは主にアメリカで生産され、鉄鋼添加剤用途に輸入されている。


セリウムの化合物

CeAl3

CeCu6

CeCu2Si2

CeRu2Si2


三酸化二セリウム(Ce2O3):酸化セリウム(III)

二酸化セリウム(CeO2):酸化セリウム(IV)

塩化セリウム(III)七水和物(CeCl3・7H2O):塩化第一セリウム

フッ化セリウム(III)(CeF3):フッ化第一セリウム

硫酸セリウム(III)八水和物(Ce2(SO4)3・8H2O):硫酸第一セリウム

硫酸セリウム(IV)四水和物(Ce(SO4)2・4H2O):硫酸第二セリウム

硝酸セリウム(III)アンモニウム四水和物((NH4)2[Ce(NO3)5]・4H2O):ペンタニトラトセリウム(III)酸アンモニウム

硝酸セリウム(IV)アンモニウム((NH4)2[Ce(NO3)6]):ヘキサニトラトセリウム(IV)酸アンモニウム

硝酸セリウム(III)六水和物(Ce(NO3)3・6H2O)

水酸化セリウム(IV)n水和物(Ce(OH)4・nH2O)

炭酸セリウム(III)八水和物(Ce2(CO3)3・8H2O)

過塩素酸セリウム(III)八水和物(Ce(ClO4)3・8H2O)

臭化セリウム(III)六水和物(CeBr3・6H2O):臭化第一セリウム

六ホウ化セリウム(CeB6)

二ケイ化セリウム(CeSi2)

硫化セリウム(III)(Ce2S3)

ヨウ化セリウム(III)九水和物(CeI3・9H2O):ヨウ化第一セリウム

シュウ酸セリウム(III)九水和物(Ce2(C2O4)3・9H2O)

酢酸セリウム(III)一水和物(Ce(CH3COO)3・H2O):酢酸第一セリウム


関連項目

モナズ石
ウィキメディア・コモンズには、 ⇒セリウム に関連するカテゴリがあります。


1元素周期表18
1H21314151617He
2LiBeBCNOFNe
3NaMg3456789101112AlSiPSClAr
4KCaScTiVCrMnFeCoNiCuZnGaGeAsSeBrKr
5RbSrYZrNbMoTcRuRhPdAgCdInSnSbTeIXe
6CsBa*HfTaWReOsIrPtAuHgTlPbBiPoAtRn



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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki