ジャスティス・リーグ
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、ジャスティス・リーグの作品全般について説明しています。

2017年の実写映画については「ジャスティス・リーグ (映画)」をご覧ください。

2021年の実写映画については「ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット」をご覧ください。

アニメについては「ジャスティス・リーグ (アニメ)」をご覧ください。

ジャスティス・リーグ

出版情報
出版社DCコミックス
初登場The Brave and the Bold #28 (1960年3月)
製作者ガードナー・フォックス
物語内
本拠地ホール・オブ・ジャスティス
ウォッチタワー
メンバースーパーマン
バットマン
ワンダーウーマン
フラッシュ
アクアマン
グリーンランタン
マーシャン・マンハンター

『ジャスティス・リーグ』(: Justice League)は、DCコミックスの刊行するアメリカン・コミックスに登場する架空のスーパーヒーローチーム、及びコミックのタイトル。オリジナルのチーム名が「The Justice League of America」であるため「JLA」と略される[1]

中核となるメンバーはスーパーマンバットマンワンダーウーマンで、DCコミックスの名門チームとして設定されている。アニメ化、実写化、格闘ゲーム化されている他、スーパーマンバットマンを主人公とした作品にも登場している。以後、必要に応じリーグあるいはJLAと省略する。
概要

初出誌は1960年3月の『ブレイブ&ボールド』("The Brave and the Bold)#28-30[2]。人気を博したため、10月から『ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ』[3]("Justice League of America")が創刊され、連載が開始された。

この少し前から、DCコミックスではザ・フラッシュグリーンランタン等、1940年代のゴールデン・エイジと呼ばれる時期のヒーローをリニューアルし「2代目」として登場させている。次にDCコミックスは、オールスターチーム「ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ(JSA)」を復活させようとしていた。

この流れで、ジャスティス・リーグは結成された。ジャスティス・リーグは人気ヒーローの競演が特徴であり、JSA同様オールスターチームでもある。名前は、結成当時に人気のあったメジャーリーグ(ナショナルリーグアメリカンリーグ)から「ジャスティス・リーグ」と付けられた。この後、JSAも復活している。

DCコミックス以外では、ダークホースコミックスの『JLA vs プレデター』という映画『プレデター』の地球外生命体プレデターと戦うクロスオーバー作品がある[注釈 1]
創立メンバー

創立メンバーは、以下の7人[1]
オリジナル7
マーシャン・マンハンター
本名:ジョン・ジョーンズ。火星人で、怪力、飛行、透明化、すり抜け(壁などを貫通する)、テレパシー、変身など、多彩な能力を持つ。弱点は火。
2代目フラッシュ[4]
本名:バリー・アレン。超高速で行動できる「スピードスター」と呼ばれるタイプのヒーロー。後に戦死。
2代目グリーンランタン[5]
本名:ハル・ジョーダン。宇宙で最も強力な武器といわれるエネルギーを自在に操る「パワーリング」で戦うヒーロー。
アクアマン
本名:オリン、地上での名はアーサー・カリー。海底国家アトランティスの王。水陸両棲の海底人で、地上人よりもタフでパワーもある。
ワンダーウーマン
本名:ダイアナ。女性だけが住む島セミッシラに存在するアマゾン族の王女。銃弾や魔法を弾く腕輪、捕らえた者に真実を告白させる投げ縄、怪力・飛行などの能力を有する。
スーパーマン
本名:カル?エル、地球での名はクラーク・ケント。普段の姿はデイリー・プラネット社に勤める新聞記者。クリプトン星の生まれで地球育ち。怪力、飛行能力、目から放つ熱線やX線が特徴で、DCコミックス最強のヒーロー。弱点はクリプトナイト
バットマン
本名:ブルース・ウェイン。ゴッサム・シティの大富豪の隠された姿。「闇の騎士」「世界最高の探偵」などと呼ばれる。スーパーパワーは持っていないが、極限まで鍛え抜かれた体力・知力を武器とする。

彼らのうち、『ブレイブ&ボールド』で登場するのはワンダーウーマンまでの5名である。スーパーマンの登場は『ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ』からであり、バットマンの登場はさらに後だった[注釈 2]
結成の経緯

最初の5人が結集したのは、スターロ(Starro)およびアペラックス人(Appellaxian)と戦うためである。この戦いでジョンは引退生活を終わらせ、ヒーロー活動を再開させた。この後、プラズマ型の異星人が地球を襲撃した。トライアンフという名のヒーローの呼びかけで、先の5人とスーパーマンを召集し、異星人を撃退したものの、トライアンフ自身は消滅している。

スーパーマンとバットマンは名目上のメンバーだったが、すぐに正式に加盟した。当初は、基地はロードアイランド州にあり「秘密の聖域(Secret Sanctuary)」と名づけられていた。資金はオリバー・クイーン(初代グリーンアロー)が提供し、装置類はテッド・コード(後の2代目ブルービートル)が設計した。スナッパー・カーという青年が協力しており、彼はリーグの公式マスコットとなった[1]。後に月面に基地が設営され、「ウォッチタワー(Watchtower)」と命名された[8]。月面基地を失った後には、同じくウォッチタワーと命名された宇宙ステーションが基地となっている。同時にワシントンD.C.にもリーグのシンボルとなる「ホール・オブ・ジャスティス(Hall of Justice)」が設営され、両施設はバットケイブなど様々な施設とテレポート装置で接続されている[9]
その他のメンバー「en:List of Justice League members」も参照

2008年の主なメンバー[10]



ブラックキャナリー / ダイナ・ランス - 議長

グリーンアロー / オリバー・クイーン

アトム / レイ・パーマー

ホークマン / カーター・ホル

ファントム・ストレンジャー



エロンゲイテッドマン / ラルフ・ディブニー

レッドトルネード / ジョン・スミス

ホークガール / シャイアラ・ホル

ザターナ / ザターナ・ザターラ

ファイヤーストーム / ロニー・レイモンド&マーティン・シュタイン


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:179 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef