2004年7月17日、日本では初めてとなるシロイルカの赤ちゃんが名古屋港水族館で産まれた。母親は2001年4月18日にロシア連邦科学アカデミー附属の飼育施設から同水族館へと来た「No.3」、父親は「No.2」[3]である。子供は雄、個体ナンバーはNo.7であり、2005年3月13日に「ベル」という愛称がつけられた。シロイルカの出産は世界中の水族館で報告されているが、生後半年以上成長する例は稀である。名古屋港水族館は「ベル」の繁殖の成功により、2005年8月、(社)日本動物園水族館協会より繁殖賞を受賞している[4]。
日本においての初めてのシロイルカの飼育展示は鴨川シーワールドによる。一般公開されたのは1976年9月である。この時、飼育された個体はカナダハドソン湾のチャーチル ( ⇒Churchill) で同水族館員によって捕獲されたポール(雄)、ローラ(雌)、チッチ(雌)の3頭である[5]。
鴨川シーワールド(千葉県鴨川市)
横浜・八景島シーパラダイス(横浜市金沢区)
名古屋港水族館(名古屋市港区)
島根県立しまね海洋館アクアス(島根県浜田市) - バブルリングの芸ができる。
アメリカで見られる施設
ジョージア水族館( ⇒Georgia Aquarium、ジョージア州アトランタ)
同水族館で展示飼育されている雌のマリーナ (Marina)、ナターシャ (Natasha)、マリス (Maris) の3頭はいずれも2005年11月に同国ニューヨーク州のニューヨーク水族館 ( ⇒New York Aquarium) から来た個体であり、ニューヨーク水族館でのシロイルカの展示飼育は行われていない[6]。
ミスティック水族館( ⇒Mystic Aquarium & Institute for Exploration、コネチカット州ミスティック)
シロイルカの人工授精に初めて成功している。シロイルカの生態などの講義を受けた後、プールの中でシロイルカを間近で観察したり撫でたりできるプログラムも実施されている。
カナダで見られる施設
バンクーバー水族館( ⇒Vancouver Aquarium、バンクーバー市)
同水族館ではカブナ(Kavna・33歳・雌)、イマク(Imaq・16歳・雄)、オーロラ(Aurora・17歳・雌)、キラ(Qila・10歳・雌・オーロラの子)の4頭が展示飼育されている(なお2005年7月に、当時3歳であったツバク(Tuvaq・3歳・雄・オーロラの子)が急死している)。また同水族館ウェブサイト内の ⇒ベルーガカム (belugacam)というライブカメラにて、飼育されているシロイルカの観察が可能。現地時間の早朝(日本時間で22時 - )ごろが、最も活発に行動する時間帯のようである。
危急
VULNERABLE(IUCN Red List Ver.2.3(1994))
[7]
出典・脚注
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^ 島根県立しまね海洋館 「 ⇒幸せの”バブルリング”の動画」 - 島根県立しまね海洋館のアーリャが空気の輪を作る動画など。口をすぼめて口腔内に溜めた空気をリング状に噴き出す様子が観察できる。
^ S. K. Katona, V. Rough and D. T. Richardson, A field guide to the whales, porpoises and seals of the Gulf of Maine and eastern Canada, Charles Scribner's Sons, New York (1983)
^ 2005年10月11日死亡。名古屋港水族館 「 ⇒ベルーガ No.7『ベル』の成長記録 vol.21」
^ 名古屋港水族館 「 ⇒ベルーガ No.7『ベル』の成長記録 vol.19」
^ 鴨川シーワールド 「 ⇒鴨川シーワールドの歴史」 - 日本初のシロイルカの飼育展示について。
^ Georgia Aquarium, " ⇒Georgia Aquarium Announces Arrival of Three Beluga Whales" (英語) - ニューヨーク水族館から3頭の雌のシロイルカがジョージア水族館に到着したというプレスリリース。
^ Cetacean Specialist Group 1996. ⇒Delphinapterus leucas. In: IUCN 2006. 2006 IUCN Red List of Threatened Species.
関連項目
ベルーガ - ベルーガ曖昧回避
エアバスベルーガ - 外観が似るためベルーガの愛称を持つ航空機
ソフトバンクモバイル - 2007年のCMに島根県立しまね海洋館アクアスのケーリャ(雄)を起用。役柄は「島根のおじさま」。