旬は産卵期である春から初夏。秋は身持ちがよい(傷みにくい)。日本では、新鮮なうちにゆで、ハサミで殻を切り開いて剥き、寿司ダネとすることが最も多い。産地では、塩ゆでにして手で剥いて食べたり、から揚げにすることが多い。産卵期の卵巣はカツブシと呼ばれて珍重されるため、メスのほうが値段が高い。また、ごく新鮮なうちに刺身として生食する場合もある。香港では、日本のものよりも大振りなものが多いが、素揚げにしてから、ニンニク、唐辛子、塩で味付けして炒める「椒鹽瀬尿蝦 ジウイム・ライニウハー」(広東語)という料理が一般的である。尾部
浅海の砂泥地に穴を掘って住む。水族館などでは、飼育環境により、1つの穴に二匹のシャコが住んでいるのもみられる。
非常に貪欲で、捕脚肢をカマキリのカマのようにして、相手を捕獲し、鋭い棘でがっちりと捕縛する。更に、その捕脚肢の力は強大で、水中で目にもとまらぬ早さで標的に放たれ、獲物である貝の固い殻やカニやエビの甲羅を、水の抵抗が大きい水中ながらたたき割る力を持っている。そのまま相手の中身を抉りだして食べてしまい、貝の養殖場などでは嫌われている。
その捕脚は水中で分厚いガラスまで破壊してしまった程の威力があり、人間も迂闊に手を出して、シャコの攻撃を受けてケガをした事例も多く、不用意に手を出すとただでは済まず、骨を折られる危険性がある。
シャコは全身が武器だらけと言ってもよいような動物で、捕脚肢以外にも殻が固い甲羅で覆われ、尾部の棘も固く、これを振り上げて相手に打ち付けるので、迂闊に手を出さない方が賢明である。
シャコに近縁な種には以下のものがある。これらは少し前までは同じシャコ属とされていたが、20世紀末頃からそのうち数種が新たな2属に分類されるようになっている。
系統やその他のシャコ類についてはシャコ目を参照。
Oratosquilla Manning, 1968シャコ属
Oratosquilla kempi (Schmitt, 1931) ミナミシャコ
O. oratoria (De Haan, 1844) シャコ
Oratosquillina Mannnig, 1995 シャコモドキ属
Oratosquillina perpensa (Kemp, 1911) オキナワシャコ
Quollastria Ahyong, 2001 ニセシャコ属
Quollastria gonypetes (Kemp, 1911) ハヤマシャコ
Q. imperialis (Manning, 1965) テンノウシャコ
シャコは、円偏光の回転方向を識別できる[1]。2008年6月現在、円偏光を感知できる生物は他には見つかっていない。
脚注^ Tsyr-Huei Chiou et. al., Curr. Biol., 18, 429-434 (2008)
などをして下さる協力者を求めています(P:生物学/PJ生命科学)。
カテゴリ: 食用甲殻類 | 生物学関連のスタブ項目
更新日時:2008年7月10日(木)07:43
取得日時:2008/08/16 20:14