20世紀最後のオリンピックは、9月15日午後7時(JST同5時)から開会式が行われた。
(本来、シドニーのあるニューサウスウェールズ州では、10月最終日曜から夏時間に入るが、この年、同州、オーストラリア首都特別地域と、隣接するビクトリア州、および通常10月第1日曜から夏時間に入るタスマニア州の3州は、オリンピックに合わせ特別に8月最終日曜から夏時間に入っていた。通常この時期、シドニーと日本の時差は1時間であるが、この時2時間差になっていたのはそのためである。なお、サッカーの一部試合が行われたアデレードのある南オーストラリア州ではこの措置を取らず、通常通り10月最終日曜に夏時間に切り替えたため、期間中はシドニーとの時差が1時間半になっていた。)
冒頭、ストックマンが登場。その後、当時13歳のニッキー・ウェブスター主演によるオーストラリアの歴史の一大絵巻を描いたエンターテイメントショーが展開された。マーチングバンドの演奏の中、選手入場。日本選手団は虹色の鮮やかなマントを着用して登場したが、欧米では虹色はしばしば同性愛者の象徴として見られるため、日本人選手は全員ゲイではないかと驚いた現地の人も多かった。詳しくはゲイプライド旗を参照。
また韓国と北朝鮮が統一旗を掲げて合同入場行進を行ったほか、インドネシアから解放されたばかりの東ティモールの選手たちが五輪旗を掲げて最後(開催国オーストラリアの直前)に入場し、盛大な拍手を送られた。秘密にされていた聖火リレー(尚、本大会の聖火リレーはグレートバリアリーフで史上初めての海中聖火リレーが開催された)の最終点火者は、アボリジニのキャシー・フリーマンだった。大盛況の開会式は予定よりも約1時間遅れの午後11時(JST同9時)過ぎに終了した。
柔道で田村亮子が悲願の金メダル。他にも柔道では2大会連続金メダルの野村忠宏をはじめ、井上康生や瀧本誠らが金メダルを獲得した。一方、篠原信一が決勝で審判の微妙な判定により銀メダルになるというトラブルも起こった。
マラソンでは、高橋尚子が日本の女子陸上競技として初の金メダルを獲得。(オリンピック新記録)日本中で話題になり、国民栄誉賞となった。
野球においてプロの参加が認められ、アメリカ、韓国、オーストラリアなどがプロ主体のメンバーで参加。日本はプロ側の足並みが揃わず、8球団が1名ずつ派遣するプロアマ混成チームであった。1位はアメリカ、2位はキューバ、3位は韓国。日本は4位となり、メダルを逃した。
サマランチ会長最後のオリンピックの閉会式は五輪旗をアテネ市長に引き継がれ、最後に、出身言語のスペイン語でさようならと言った。地元のソプラノ歌手イヴォンヌ・ケニーがオリンピック賛歌を独唱する中、オリンピック旗を降納し、ウェブスターが「We'll Be One」を歌い、ジェット機の爆音で聖火を納火した。ジェイソン・ギルキソンの振り付けでダンサーが社交ダンスを披露した。
尚、この大会は、25000人にも及ぶボランティアが成功させた大会とも言われ、その活動は閉会式でサマランチ会長からも絶賛され、後日、ボランティアが主役となるパレードも行われた。その際、ボランティアにはシドニーの名誉市民の称号が与えられた。
競技名 / 日付1314151617181920212223242526272829301
開閉会式??
陸上競技?????????
競泳????????
飛込?????????
水球??????????????
シンクロナイズドスイミング?????
サッカー????????????
テニス??????????
ボート????????
ホッケー???????????????
ボクシング???????????????
バレーボール????????????????
体操??????????
バスケットボール????????????????
レスリング????????