サクラ
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マメザクラの野生種

アメダマザクラ(飴玉桜)

オオバナマメザクラ(大花豆桜)

キンキマメザクラ(近畿豆桜・山彼岸)

ショウドウザクラ(勝道桜)

ブコウマメザクラ(武甲豆桜) - 旧名ブコウタカネザクラ。主に秩父地方の石灰岩地に産する。

フジカスミザクラ(富士霞桜・印野桜)

ボンボリザクラ(雪洞桜)

マメザクラ(豆桜・富士桜)

ミドリキンキマメザクラ(緑近畿豆桜) - キンキマメザクラの赤色色素が欠損した種。

ヤブザクラ(薮桜)


マメザクラの園芸品種

ミドリザクラ(緑桜・緑萼桜)

ミドノヤエ(水土野八重)

アカネヤエ(茜八重)

コジョウノマイ(湖上の舞)

クマガイザクラ(熊谷桜・八重咲山彼岸) - キンキマメザクラの八重。

オシドリザクラ(鴛鴦桜)

フタカミザクラ(二上桜) - 1970年に二上山で発見された品種。

ウミネコ(海猫) - 主にヨーロッパで栽培されている品種。

ショウドウヒガン(勝道彼岸)

ショウフクジザクラ(正福寺桜・正福寺枝垂・湯村枝垂・湯村)

マナヅルザクラ(真鶴桜)

フユザクラ(冬桜・小葉桜) - 11月から12月の終わりごろまで花を咲かせることで知られる。群馬県藤岡市の桜山はフユザクラの名所として名高い。


タカネザクラの野生種

イシヅチザクラ(石鎚桜)

タカネザクラ(高嶺桜・峰桜)

チシマザクラ(千島桜)


チョウジザクラ群

低木もしくは高低木で、多雪地帯でよく見られる。押し葉を作ると芽の部分が黄変するという特徴がある。花が小さいことから、園芸品種としてはあまり好まれない。


野生種

オオミネザクラ(大峰桜)

オクチョウジザクラ(奥丁字桜)

チチブザクラ(秩父桜)

チョウジサクラ(丁字桜・メジロザクラ)

ニッコウザクラ(日光桜)

ハナイシザクラ(花石桜)

ミヤマチョウジザクラ(深山丁字桜) - チョウジザクラの深山型。中央アルプスから南アルプスにかけて分布する。


園芸品種

シキザキチョウジザクラ(四季咲丁字桜)

ヒナギクザクラ(雛菊桜) - 菊咲き。チョウジザクラの園芸品種は、ヒナギクザクラを親に持っていることが多い。


シナミザクラ群

中国南西部に7種が分布している。

コブクザクラ(子福桜)

シナミザクラ(支那実桜) - 中国での呼び名は「桜桃」。実の色は赤や黄色、実の形は球形や卵形など多岐に渡り、様々な品種が存在すると思われるが、まとめてシナミザクラとして扱われている。実を食べるほか、枝・葉・樹皮などを漢方薬として用いる。

タイザンフクン(泰山府君)

トウカイザクラ(東海桜)

ホウキザクラ(箒桜)


ミヤマザクラ群

中国南西部を中心に5種と、日本に1種分布しており、日本産のものは中国産のものとは別種と考えられている。低木、小高木または高木で、若木は有毛の物が多い。

ミヤマザクラ(深山桜) - 日本海を取り囲むように分布している。

ヤエミヤマザクラ(八重深山桜)


その他

サクラ属に含まれるイヌザクラ・ウワミズザクラなどもサクラの名を持つが、花は小さく、穂状に着くので見かけは大きく異なる。


サクラ と サクランボ

観賞用の桜にも赤い実をつけるものがあるが、これは一般には食用とはされない。俗に「サクランボ」と呼ばれ、果実を食用とするものは、西洋系の品種であるセイヨウミザクラ(西洋実桜)で、これはしばしば「桜桃」(おうとう)とも呼ばれるが、本来は、「桜桃」とはセイヨウミザクラとは別種のシナミザクラ(中国実桜、支那実桜)を指す。


特徴

特にソメイヨシノで顕著であるが、葉が出そろう前に花が咲きそろう。この「何もないところに花が咲く」という状態に、古来生命力の強さを感じたものと思われる。開花期間は特に花見に使われる「ソメイヨシノ」が短く、満開から一週間程度で花が散る。小学校などの校庭では、ソメイヨシノに比べて開花期間が長い八重桜を混植することが多い。花が散って葉が混ざった状態から初夏過ぎまでを葉桜と呼ぶ。


春の象徴サクラの蕾

桜は、を象徴する花として、日本人にはなじみが深く、日本で最も有名な花でもある。風流事を称して「花鳥風月」というが、平安時代以後の日本において、単に「花」といえばサクラのことを指す。なお、平安時代以前の「花」は、のことを指す。

日本最古の史書である『古事記』『日本書紀』にも桜に関する記述があり、日本最古の歌集である『万葉集』にも桜を詠んだ歌がある。その後の和歌にも桜を詠んだものは多い。平安時代の歌人・西行法師が、と花(サクラ)を愛したことは有名である。西行法師が詠んだ歌の中でも、次の歌は有名である。
願はくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月のころ

西行法師は、この歌に詠んだとおりの状況の下、入寂したという伝説がある。

また、桜は、俳句の世界でも、古くから春の季語として用いられてきた。江戸時代の俳人・松尾芭蕉は、1688年貞享5年)春、かつて奉公した頃のことなどを思って次の句を詠んだ。
さまざまの 事おもひ出す 桜哉

この句は、2005年平成17年)4月、新宿御苑で催された総理主催の「桜を見る会」において、小泉純一郎首相の挨拶の中に引かれた。

例年、気象庁は、「さくらの開花予想日」と、開花予想日を線で結んだ図を発表して春の到来を知らせる(この図は一般に「桜前線」と呼ばれる)。さくらの開花予想日は、南西諸島や北海道の大部分を除いてソメイヨシノの開花日である。各地で、特定の桜を標準木として定めている。この標準木を用いて、冬期の気温経過や春期の気温予想等を考慮した各種計算を経て、開花予想日が決定されている。標準木のつぼみが、5〜6輪ほころびると開花したことが発表される(これをマスコミでは「開花宣言」と呼んでいる)。東京都のさくらの標準木は、靖国神社境内にある特定の桜である。予想の慎重を期すため、その桜がどれであるかは、公開されていない。近年では、さくらの開花については特にマスコミの注目を集める傾向にあり、開花の時期になると、職員の観察を複数のマスコミが取材に訪れる様子がしばしば見られる。


用途

植栽 - 街路樹、公園木、庭木


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki