サウジアラビア
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(“サウディアラビア”の表記がされることは少ない。)


歴史

1774年:サウード家が興る。

1902年アブドゥルアズィーズ・イブン=サウード(初代国王)がかつてサウード家の本拠地であったリヤドを奪還する。

1926年:イブン=サウード、ヒジャーズからハーシム家の勢力を駆逐し、現在の領域を征服する。

1932年:国号をサウジアラビア王国とする(統一・建国)


地理サウジアラビアの地図

アラビア半島の大部分を占め、紅海ペルシア湾に面する。中東地域においては最大級の面積を誇る。

北はクウェートイラクヨルダン、南はイエメンオマーンアラブ首長国連邦カタールと国境を接する。

国内には13の州があるが、知事(アミール)はすべて王族が勅任されている。


行政区画

詳細はサウジアラビアの州を参照

リヤド州

マッカ州

マディーナ州

カシーム州

東部州

アシール州

タブーク州

ハーイル州

北部国境州

ジザン州

ナジュラーン州

バーハ州

ジョウフ州


主な都市

リヤド  サウジアラビアの首都である

ジッダ(ジェッダ)

マッカ(メッカ)

ダンマーム(ダンマン)

カフジ

アル・コバール

マディーナ(メディナ)

ジザン(ジャザン)

アル・ジュベール ロイヤルコミッション管轄の石油工業団地都市

ヤンブ


交通

西部にはイスラム教の2大聖地であるメッカマディーナがあり、世界各地から巡礼者が訪れる。観光目的の入国は団体ツアーのみ許可され、個人には認められない。個人入国を認める査証は、巡礼(ムスリムのみ)か政府や各種団体、現地企業の招聘による仕事の場合のみ発行される。女性は既婚者が原則で夫同伴、単独の場合は40歳以上である事が条件。

国営航空会社のサウジアラビア航空が世界各国を結んでいる他、外国航空会社がリヤドやジッダなどの主要都市に乗り入れている。


経済

OPECの盟主的存在であり、石油などの天然資源の掘削と輸出が主な外貨獲得源(石油が外貨収入の約90%を占めている)となっている他、これらで獲得した外貨を世界各国で投資、運用している。

しかしながら製造業などは小規模なものしか存在せず、また巡礼者や業務渡航以外の一般観光客を受け入れていないことから、観光業による外貨獲得も非常に低い。この為、近年では政府主導でITなどを中心とした経済多角化を進めているが、依然として天然資源開発関連以外の分野においては外国資本導入が進んでいない。


主な企業

サウジアラビア航空

サウジアラムコ

SABIC (Saudi Basic Industries Corporation)


政治

サウード家による絶対君主制で、ワッハーブ主義に基づく厳格なイスラム教義を国の根幹としている。要職は王族が独占しており、ギネスブックには王族の数が世界最大と記載されている。アブドゥッラー現国王は第2世代であるが、現在は第6世代まで誕生している。

国内の13の州には、勅任の知事(アミール)が就任するが、サウード家出身者以外の就任は認められていない。

不文憲法国であるが、事実上クルアーン(コーラン)が憲法に位置付けられている。また、内閣国会も存在せず、勅令が法律公布と同義になっている。行政も勅令の他、クルアーンやシャリーア(イスラム法)に則って施行される。

中央銀行1952年に設立されたサウジアラビア通貨庁(Saudi Arabian Monetary Agency (SAMA))であり、政府系投資ファンドとしても知られている。

厳重な報道管制を敷いており、外国マスコミの内政事情取材を一切許さない。特に王族に関する批判めいた記事は検閲で禁じられている。世界の長者番付が掲載されアブドゥッラー現国王の資産が公開されたビジネス誌「フォーブス」が国内で発禁となっている。日本ではNHK「クローズアップ現代」が2006年12月にようやく許された程度である(2007年1月9日放送分「苦悩する石油大国 ?サウジアラビア最新報告?」より)。

前時代的であまりに厳しい法制度には欧米諸国だけでなく、他のイスラム諸国からでさえ人権侵害に対する抗議が尽きない、しかし、石油輸出大国であるサウジアラビアに対して国交断絶や禁輸措置などの制裁措置を発動する国は無いのが実情である。


外交アブドゥッラー皇太子(当時)とアメリカのジョージ・W・ブッシュ大統領

独立後、冷戦時を経てアメリカやイギリスなどの西側諸国との関係が深く、特に中東では珍しい親米


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki