近年SHOP99が先駆けとなり生鮮食品の販売、廉価均一販売をするコンビニが増加している。「生鮮コンビニ」の項目を参照。
日本以外では、古くからコンビニエンスストアに近い業態の個人店舗も存在したが、今日見られるチェーン展開する形態の原型はアメリカで発生した。しかしこれらが日本に持ち込まれた段階で、きめ細やかな商品管理や、都市部の狭小店舗でも効率良く多種品目を提供する為のノウハウが徹底的に研究され、逆にアメリカ側に日本国内で培われた管理技術が提供されるなどしている。
アメリカ合衆国では、ガソリンスタンドに併設されている形態の店舗が多い。また、日本のコンビニでは販売されていないエンジンオイルや洗車用品などのカー用品も販売され、さらには自動車整備ができるスタッフとピットを擁してエンジンオイルの交換の他、パンク修理などの簡単な修繕すら行う店舗もある。これは、広大な国土ゆえ特に長距離を移動する車が人家の無い地域で立ち往生する事は、場合によっては生死に直接関わる可能性がある為である。
元々これらはドラッグストアと呼ばれる雑貨屋から発展した物で、最低限の生活必需品や少々の休息がとれる軽食・ドリンク類、医薬品といった多種多様な商品が用意されている。都市部などでは日本と同様の独立型の店舗も数多くある。
台湾では日本よりやや遅く、1970年代末にコンビニがオープンした。現在9,000店のコンビニが出店しており(2007/8)、人口比としては世界一の密度だと言われる[8]。たとえばセブンイレブンは2000年まで2,000店だったが、2006年末までは4,500店となり、年間400店のスピードで出店している。市街地では1km以内に10店以上のコンビニが並んで競合している。
アジア地区には、2000年頃から、日本のコンビニが進出を始めている。なお、観光で外貨を稼いでいる国の中には、ゴミの投げ捨てに非常に重い罰則を設けている国(例:シンガポール)もあり、日本国内でよく見られる「食品の包装を投げ捨てながら食べ歩く」[要出典]というスタイルが警戒されている模様である。
中国ではコンビニはまだ新興産業で、普及とはまだいえない状況だが、上海だけで10年間で1,000店舗以上が出店し、一儲けしようという経営者同士の熾烈なシェア争いが盛んである。
ヨーロッパでは、宗教上や文化上の理由から長時間営業の小売店自体が少なく、コンビニという業態自体が成立しにくい。特にドイツでは、法規制の関係で小売店の長時間営業が不可能なので、早朝や深夜あるいは日曜祝日に営業するのはガソリンスタンド併設店等の一部に限られている[9]。しかしながら都市部では駅や繁華街において、日本でいうところのキヨスクの延長的なものも散見される。また、セブンイレブンがノルウェー・スウェーデン・デンマークに少数ながらある。また、スパーは本部をオランダのアムステルダムに置き、ヨーロッパ各国に展開している。
ニュージーランドでは「デーリー」(dairy)と呼ばれる小売店が日本のコンビニに相当するとされるが、24時間営業ではない。
歴史(日本)
日本初のコンビニエンスストアがどれであるかは、資料が少ないこと並びに、コンビニエンスストアの定義も曖昧であることなどから諸説ある。
1971年7月 - ココストアの1号店が愛知県春日井市に開店した。ココストアはこれを日本におけるコンビニエンスストアの歴史の開始としている。
1971年8月 - セイコーマート1号店が北海道札幌市北区に開店した。セイコーマートはこれを日本で最初の本格的コンビニエンスストアとしている。
1974年5月15日 - 日本におけるセブン-イレブンの1号店が東京都江東区に開店した。これをもって日本型コンビニエンスストアの1号店とする解釈も広まっている。
※日本初のコンビニエンスストアが複数表記されているが、これは説が分かれているため。
1975年 - 24時間営業開始。
1981年 - 宅配便の取次サービス
1987年 - 公共料金収納代行サービス
1996年 - コンサートチケットなどの取扱い。ゲームソフト・販売開始。商品の宅配サービス。
1999年 - 銀行ATM設置。(am/pm)
2001年11月 - 電子マネー使用開始。(am/pm)
2003年 - 郵便ポスト設置。(ローソン)
2004年7月30日 - 医薬品の規制緩和によって、これまで医薬品扱いだった整腸薬・便秘薬・ビタミン剤など371品目が医薬部外品となり、コンビニエンスストアや一般小売で販売が可能になった。
2004年11月18日 - ゆうパック取次サービス(ローソン)
2006年8月31日 - 酒類小売業者の経営の改善等に関する緊急措置法の失効によりアルコール飲料の販売が自由化。