コロンバスは ⇒北緯39度59分0秒西経82度59分0秒 ⇒GR1に位置し、日本の秋田市(秋田県)や盛岡市(岩手県)とほぼ同緯度にある。
アメリカ合衆国統計局によると、同市は総面積550.5 km2 (212.6 mi2) である。このうち544.6 km2 (210.3 mi2) が陸地で5.9 km2 (2.3 mi2) が水域である。総面積の1.07%が水域となっている。
コロンバスの気候は内陸性であり、夏は湿気が多くて暑く、冬は乾燥して寒い。ケッペンの気候区分ではCfa(温暖湿潤気候)とDf(亜寒帯湿潤気候)のちょうど境界線上に属する。
観測史上の最高気温は1934年7月21日と1936年7月14日に記録した摂氏41度(華氏106度)である。 また、最低気温は1994年1月19日に記録した摂氏-30度(華氏-22度)である。
このような気候から、コロンバス周辺にはカエデ・オーク・クルミ・ポプラなどの木々からなる大陸性の落葉樹林が広がる。しかし、何と言ってもこの地域の植生を代表する植物は、州の木でもあるトチノキである。
産業・交通コロンバス市内で一番古い超高層ビル、ルヴェック・タワー( ⇒LeVeque Tower)
1821年に都市が創設、交通に至便であり、古くは荷車や馬車の生産が盛んであった。戦前には被服産業なども栄え、戦時中に軍隊の被服工廠があった。今日では航空機、自動車及び関連部品、電子機器などの機械工業が盛んで、とりわけ本田技研工業(ホンダオブアメリカ)の工場が近郊に進出したことから、デトロイト等と肩を並べる自動車工業都市にもなっている。また、オハイオ州立大学を抱え、教育水準が高いことから、近年では金融・保険・ロジスティクス産業が栄えている。
市域全体をフリーウェイI-270が環状に取り巻き、それに沿って衛星都市が点在する。近隣の中心空港は、ダウンタウンの東13kmに位置するポート・コロンバス国際空港である。航空機ではニューヨーク・シカゴのいずれからも1時間半ほどである。また、アトランタ・ダラス・フォートワース・ヒューストン・ニューアーク・ミネアポリス・セントポール・デトロイト・トロントといった主要航空会社のハブ空港からも便がある。その他、市南部(ダウンタウンの南東約25km)に主に航空貨物を取り扱う空港としてリッケンバッカー国際空港を有している。
オハイオ州を縦断する州間高速道路I-71でクリーブランドまでは車でおよそ2時間半程度、シンシナティまでは2時間弱の距離に位置するなど、オハイオ州の中央部に位置するため州内の各地に自動車で2時間余りでアクセス可能である。また、オハイオ州を横断するフリーウェイI-70では隣接州のインディアナポリスやピッツバーグまでそれぞれ4時間ほどである。シカゴやワシントンD.C.とは6時間余りの距離にある。
ダウンタウンにはグレイハウンドのバスターミナルがあり、クリーブランド・シンシナティ・ルイビル・ナッシュビル・デトロイト・インディアナポリス・セントルイス・ピッツバーグ・フィラデルフィア・ニューヨークなど多くの主要都市への長距離バスの便がある。
また、市内の公共交通機関として中部オハイオ交通局(COTA)が運営する路線バスが縦横に走っている。市内には貨物運送のための鉄道の路線が複数走っているが、乗客輸送を担う近郊電車や地下鉄はない。ダウンタウン近辺を中心に、再開発の一環としてライトレールの建設が検討されている。
ダウンタウンにある ⇒オハイオ州議事堂 (右の画像) は、オフィス街の中心に位置し、オハイオ州都としてのコロンバスの中心を形作っている。