コスタ・リカ
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教育

詳細はコスタリカの教育を参照

1~2年の就学前教育を終えた後、6年間の初等教育、3年間の前期中等教育があり、この9年間が無償義務教育となっている。その後、後期中等教育は技術科と学術科に分岐し、技術科は3年、学術科は2年で修了する。学術科を卒業すると大学への進学の道が開ける。コスタリカは現行の1948年憲法で教育予算に国民総生産の6%以上を充てることを義務付けており、教育費は無料である。

識字率はコスタリカの94%に対してアルゼンチンは96%、キューバは97%であり、内戦が続いたニカラグアやエル・サルバドルグアテマラを除けば、周辺国とそれほど違いはない。

高等教育に関しては、最初の大学(コスタリカ大学)が設立されたのが1940年と遅かったため、歴史は浅いが、それでも現在までにコスタリカ工科大学(1971年)や、ナシオナル大学(1973年)、国立遠隔大学(1977年)などの多くの大学が設立されている。

現在のところ目下の問題は、教室の不足、教員への給料の遅配、教育とカトリック教会の関係など。


人権

コスタリカ市民は命や平和や人権や環境を慈しむことの大切さを教える教育の成果で、人を思いやり尊重する意識、人を傷つけない意識が世界でトップレベルである。コスタリカは福祉や医療や治安のレベルが世界でトップレベルであり、戦争や犯罪や貧富の格差などの人間社会の問題は解決されて、市民の誰もが他人を蹴落として自分だけが勝つことを考える競争社会を無くし平和で幸せに暮らしている、という意見が存在する。[要出典]

ただし、コスタリカは第二次世界大戦後幾度かの戦争に巻き込まれ、1965年のドミニカ共和国の内戦では主体的に紛争に警備隊を派遣したこともあった。またコスタリカのジニ係数国際連合の調査で49.9と決して低くはない。黒人や先住民、アジア系市民、ニカラグア人難民に対しての偏見や差別は未だに根強いとされ、保護区への隔離政策が取られたために1990年代まで先住民に公民権は存在しなかった。また、国家とカトリック教会の結びつきの強さや、そこから来る宗教的倫理の強さは、間接的に 私生児の増加などの諸問題に影響している。これらはコスタリカにとって解決されるべき諸課題であるとの意見もある。


世界の評価

コスタリカの民主主義における取り組みや、紛争における調停などは、ラテンアメリカの人々を通して世界中に紹介されたため、今では発展途上国における成功例としてのコスタリカのあり方は世界中に知られるようになり、コスタリカに学べという運動は第三世界のみならず、先進国にも広まっている。

現在、パナマハイチアンティグア・バーブーダセント・ルシアセントクリストファー・ネイビスセントヴィンセント・グレナディーンドミニカ国グレナダナウルツバルキリバスモナコアンドラバチカンサンマリノリヒテンシュタインアイスランドなどの国では、各国それぞれの事情において常設の軍備が存在せず、その中にはコスタリカを模範にした国もある。

また、中米紛争の部分的解決という功績は、ラテンアメリカにおいてコスタリカの立場を確固たるものにした。日本において、日本国憲法第9条をめぐって国論が揺れ動く中、コスタリカを例に取り日本国憲法第9条を守ろうとする運動も存在する。


文化

詳細はコスタリカの文化を参照コスタリカ国立劇場内部外から見たコスタリカ国立劇場

コスタリカ人はメソ・アメリカ文化と南アメリカ文化の結節点だったことにからなる、自国の多様な文化を誇る。

16世紀にスペインのコンキスタドールがやってきた時には、国土の北西のニコヤ半島がナウアトル文化の影響を受けており、国土の中央と南部はチブチャの影響を受けていた。しかし、インディヘナはスペイン人による疫病や酷使により殆どが死んでしまったため、近代においてコスタリカ文化に影響を与えたことは少なかった。 大西洋側には17世紀から18世紀を通して黒人奴隷が労働力として移入された。しかしながら、多くのアフリカ系コスタリカ人は19世紀に、カリブ海のリモンから中央盆地に向かう鉄道建設のため移入されたジャマイカ系黒人である。イタリア系と中国系の人々もこの時期に鉄道建設のためにやってきた。このような多様な人種により、コスタリカの文化は育まれた。

なお、子供も巻き込んだ一番のお祭りがサッカーと共に国政選挙という国である。


食文化

詳細はコスタリカ料理を参照

トウモロコシ文化圏の国である。トルティーヤなどが主に食べられている。


文学


音楽

よく知られているトリニダード島カリプソとは違う土着のカリプソが存在する。 ロックサルサソカ、メレンゲ、クンビアなども人気である。


世界遺産

コスタリカ国内には、ユネスコ世界遺産リストに登録された、自然遺産が2件あり、パナマにまたがって1件の自然遺産が登録されている。

タラマンカ山脈=ラ・アミスター保護区群とラ・アミスター国立公園 - (1983年、1990年拡大、自然遺産)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki