グラフィカルユーザインタフェースにおいて、作業はウィンドウ単位に分割される。MDIとMac OSの場合を除いて、「ウィンドウの数 = タスクの数」であることが多い。このため、インタフェース全体で見た場合、どのようにしてタスク管理を行うかが重要になる。Windowsをはじめとしていちばん多い方式は、タスクバーと呼ばれる棒状の領域をデスクトップ上に用意し、ここに、各ウィンドウのアイコンやタイトルを並べるものである。これにより、視認性、操作性を確保しながら、多くのウィンドウを管理することが出来るようになる。他には、デスクトップ上のメニューに各ウィンドウを管理するメニューを追加する、デスクトップにタスクをアイコンで表示する、仮想デスクトップで見た目のデスクトップの数を増やすなどの方法がある。Mac OS XはDockでタスク管理を行うが、Exposeというウィンドウ一覧表示モードも併用されている。
グラフィカルユーザインタフェースの基本は、ポインティングデバイスによってカーソルを操作し、デバイスに付いたボタン(通常2?3個)を押すことである。これにより、「位置」と「指示」を明確にし、視覚的な操作を行うことが出来る。
指示の内容は、カーソルの位置によって異なる。データ管理アプリケーションでは、第1ボタンは、カーソルの位置にあるデータを選択し、2回連続で押す(ダブルクリックする)ことよって、データに応じて適宜定義されたアプリケーションを呼び出し、処理を開始する。アプリケーションのメニュー、ボタン上では、そのコマンドを開始する。データ上では、データにおける操作の位置を指示する。
第2ボタンは、通常、どの場合でも、アプリケーションによって定義されたコンテキストメニューを出力する。このメニューを第一ボタンによって指示することで、そのコマンドを実行することができる。第3ボタンは、X Window Systemではよく使われる。
また、最近は第4ボタン、第5ボタンを装備したマウスや、第3ボタンがウィンドウに直接機能するホイール機能を兼ねているものがあり、適宜、アプリケーション又はOSによって定義された機能を提供する。
グラフィカルユーザインタフェースにおいても、キャラクタユーザインタフェース劣らず、キーボードは重要なデバイスである。データの内容だけでなく、キーボードショートカットといった、インタフェース操作を向上させる機能と連動させることで、操作性の向上をはかることもある。
上記にあげたデバイス以外にも、タブレットなどのペンデバイスによる操作もあり、特に画像データ操作や手書き入力において威力を発揮する。
タッチパネルに表示されたボタンやアイコンに直接指やペンで触れることで、各種の操作を行うデバイスもあり、ATMなどで一般化している。カーナビゲーションシステムやニンテンドーDSでも使われ、直感的な操作に優れる。アップルのiPhoneは、複数本の指を同時に操作するマルチタッチスクリーンインタフェースを実装している。
GUIを採用しているオペレーティングシステム/アプリケーション
Smalltalk
Mac OS
Mac OS X
OS/2
X Window System
NEXTSTEP
Microsoft Windows
BTRON
TownsOS
MSX-View
SX-Window
BeOS
Newton OS
Zaurus OS
Palm OS
関連項目
ユーザインタフェース設計
参考文献^ ⇒グラフィカルインタラクティブシステム前史
^ ⇒エンゲルバートによる1968年のプレゼンテーションの一部。レポートや論文をどのようにして共同作成・編集・完成・閲覧・出力させるかのデモ。
^ ⇒THE EARLY HISTORY OF SMALLTALK, Alan C.Kay
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更新日時:2008年9月19日(金)23:43
取得日時:2008/09/28 05:24