クローン大戦
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.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}スター・ウォーズシリーズ > スター・ウォーズにおける戦いの一覧

スター・ウォーズにおける戦いの一覧(スター・ウォーズにおけるたたかいのいちらん)はアメリカ映画スター・ウォーズシリーズ』、および同映画のスピンオフ作品において行われた戦争や戦闘の一覧である。
ハイパースペース大戦(5000BBY)

ヤヴィンの戦いから約5,000年前に起きたシス帝国銀河共和国の戦争。民間のハイパースペース航路開拓者でシス帝国を発見した一人であるジョリ・ダラゴンが銀河共和国に戻る際に後をつけられ、銀河共和国の正確な位置を知ったシス帝国のシスの暗黒卿、ナガ・サドウが銀河共和国を侵略したことから起こる。

銀河共和国に帰ったジョリ・ダラゴンは銀河共和国にシス帝国が攻めてくることを伝えたが信じてもらえず遠い惑星に追放されるが、後に脱出し再びシス帝国の脅威を説明し、女帝テタや一部のジェダイの賛同を得ることに成功する。ナガ・サドウはほぼ無防備に近い銀河共和国に攻撃をしかけ、戦いは一気に銀河共和国全体に広がり、応戦したジェダイと銀河共和国の宇宙艦隊は形勢不利な状態が続いた。また、このとき活躍した有名な英雄の一人にエイリアンのジェダイであるオダン・ウーアがいる。形勢不利な状態が続いていた銀河共和国の連合艦隊は赤色巨星のプリマス・ガルードにてナガ・サドウの洗脳されていた部下の裏切りによって、劣勢を挽回することに成功する。以降、銀河共和国の優勢は決定的なものとなり、ジェダイのメミット・ネディルやジェダイ・マスターのウールーなどの活躍もあり、ナガ・サドウ率いるシス帝国を退却させることに成功する。

ナガ・サドウがシス帝国に戻ると、シスであり彼のライバルでもあったルド・クレシュの攻撃を受ける。シス同士の激しい戦闘となっている最中に銀河共和国の艦隊が到着し、2人のシスの軍隊に攻撃するが、ナガ・サドウは追撃をかわしてヤヴィン第4衛星に逃げ込み、そこでシスの魔力で自ら仮死状態にし、復活のときを待つ。
旧銀河共和国時代(1000BBY-19BBY)
ナブーの戦い

スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』の作中で起きた戦闘。ヌート・ガンレイ総督率いる通商連合軍による惑星ナブーへの侵攻である。辺境貿易ルートへの課税に反対する通商連合が、改装貨物船を主力とする宇宙艦隊でナブーへの航路を封鎖させたことが原因で勃発した。この経済封鎖に、スパイス輸出で生計を立てていた惑星の人々は困窮し、銀河共和国元老院に解決のための助力を要請する。銀河元老院は重い腰を上げようとしなかったが、銀河元老院最高議長フィニーズ・ヴァローラムの要請を受けジェダイ評議会はこの事態を調停するため、クワイ=ガン・ジンとその弟子であるオビ=ワン・ケノービを通商連合に交渉人として派遣する。しかし、経済封鎖にはシスが関与していたため、シスの暗黒卿ダース・シディアスの命によって通商連合はバトル・ドロイドを主力にナブーへの侵攻作戦を開始。さらに元老院議長の特使であるジェダイも排除しようとする。

ナブーに到着したジェダイらの活躍により首都シードに囚われていたアミダラ女王以下数名の側近が救出された。そして共和国元老院に事態の沈静化を求めるべく直訴団が編成され、ジェダイと共に惑星コルサントに向かうが、元老院は機能不全に陥っていたため、有効な手立てが打てないまま無駄に時間が過ぎる事に不満をもったアミダラは、ナブーを代表するパルパティーン議員の助言を受けヴァローラム議長の不信任案を提出し、議長選挙を求めた。そして国民が次々に虐殺されている現状を憂慮して新議長選出を待つことなくナブーへ帰郷してしまう。

アミダラは、同じく惑星に居住して通商連合の侵攻を受けたグンガン族の協力を得て敵の主力軍をおびき出し、手薄になったシードの王宮にいるガンレイを拘束することで事態を打開しようとする。また通商連合のドロイド軍隊を無力化するため、ドロイドの集中制御を行っている軌道上の指令艦「ヴータン・バラー」を宇宙戦闘機で破壊する作戦を立案する。義勇軍の基地を奪取したパナカ隊長率いるナブー部隊は攻撃隊を編成し、通商連合の指令艦を攻め落とすためスクランブル発進する。この混乱の中でジェダイと行動を共にしていたアナキン・スカイウォーカーは、飛び交うブラスターから逃れるため戦闘機のコックピットに入り込み、ドロイディカを相手に苦戦している女王一行を助けようと計器を操作するうちに発進させる。アナキンは他のナブー義勇軍パイロットが次々に飛び出してくるドロイド・スターファイターに苦戦する中、偶発的に指令艦内に突入して内部から攻撃するという戦法で指令艦を破壊する。

地上では、陽動作戦を担っていたグンガンの「聖なる軍隊」が圧倒的な数のドロイド軍と対峙して苦境に陥っていたが、指令艦が破壊されたことでドロイドのコントロールが失われて勝利した。同じ頃、シード宮殿の玉座の間に侵入したアミダラたちによってガンレイと総督補佐官ルーン・ハーコは拘束され、作戦は成功する。2人のニモーディアンは共和国首都へ送還され、通商連合によるナブー統治は終了する。
クローン戦争「en:Clone Wars (Star Wars)」も参照

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』で開戦した戦役。ナブー侵略はジェダイとナブー残党勢力の反撃により失敗に終わったものの、これによりかねてから共和国の政治や腐敗に不満を高めていた銀河各星系の一部勢力が公然と共和国に反旗を翻した。その火は瞬く間に広がり、遂にはドゥークー伯爵をリーダーとする分離主義勢力の一大軍団を結成するに至った。

戦争の不安に動揺した共和国側でも早急に軍備を整える必要性を訴える趨勢が拡大し紛糾していた矢先、10年前にジェダイ騎士団のサイフォ=ディアスが惑星カミーノに密かに発注していた宇宙船、各種武防具、地上用兵器をフル装備した20万ものクローン・トルーパーの存在がオビ=ワンによって明らかになる。同じ惑星ナブー出身で元女王のパドメ暗殺未遂事件に業を煮やしていたパルパティーン元老院最高議長は、このクローン軍団を主力として共和国の正規軍を編制し、増大する分離主義勢力の脅威に対処するのが現状に照らしてもっとも合理的だと提案。議会の圧倒的賛同を経て、共和国は分離主義勢力との軍事的衝突に備えた。
ジオノーシスの戦い

ジェダイ騎士オビ=ワン・ケノービによって、分離主義勢力が銀河辺境の工業惑星ジオノーシスに大規模なバトル・ドロイド製造の拠点を造り、対共和国戦争の準備を着々と進めていたことが発覚。この事態を重く見たジェダイ評議会は、その後捕らえられてしまったオビ=ワン、アナキン・スカイウォーカー、パドメ・アミダラらの救出を名目にメイス・ウィンドゥ率いる200名からなるジェダイ騎士を派遣、反撃に出たバトル・ドロイド軍との間で遂に戦いの火蓋が切られた。

ところが既に製造されていたバトル・ドロイド軍の数は共和国側の想定を遥かに超えており、ジェダイ騎士も数に圧倒され、そのほとんどが命を落としてしまう危機的状況に陥った。しかし全滅する寸前に、グランド・マスターのヨーダが率いる20万人のクローン・トルーパーの援軍が到着。カミーノにおいて製造段階から高度な戦闘訓練を施され、強力な兵器を携えたクローン兵達は初の実戦で見事に活躍し、ジェダイとクローン・トルーパーの共和国側が逆転勝利した。しかし、敗走したドゥークー伯爵ら分離主義勢力の要人たちをことごとく取り逃がしてしまい、彼らは事実上この戦いを以て銀河共和国に対抗する新たな星系間国家、独立星系連合の成立と共和国に対する宣戦布告を宣言。銀河各地の星系でゲリラ的に戦争が拡大されることとなる。
クリストフシスの戦い
クリストフシスの上空での戦い

ドゥークー伯爵の戦略により、銀河の外縁宙域は中央部から切り離され、そこの共和国軍は補給や支援が滞り苦戦を強いられていた。惑星クリストフシスの上空では、マラステアの戦いで戦死したはずのハーチ族の名将トレンチ提督に率いられた艦隊が惑星を封鎖していた。アナキン・スカイウォーカーは最新鋭のステルスシップを駆使してトレンチ提督の旗艦であるプロヴィデンス級キャリアー/デストロイヤー「インヴィンシブル」を破壊した。封鎖を突破したアナキンは孤立していたベイル・プレスター・オーガナ議員に物資を運び、クリストフシスは分離主義の手から逃れることができた。
奇襲作戦

そして数日後、アナキン・スカイウォーカーとオビ=ワン・ケノービが大胆な奇襲作戦に打って出たが、クローン・トルーパーのスリックが独立星系連合に内通し、奇襲作戦の情報を横流しした。スリックは最終的に裏切者として逮捕されたが、スリックによって共和国基地の武器庫が深刻なダメージを受け、これによって暗殺者アサージ・ヴェントレスは、ウォーム・ロースサム将軍にクリストフシスへの侵攻を開始させた。
地上戦

翌日、惑星クリストフシスの市街地においてアナキン・スカイウォーカーとオビ=ワン・ケノービが率いるクローン部隊も圧倒的物量を誇るウォーム・ロースサム将軍のドロイド軍団に追い詰められていた。一度は敵部隊を撃退したアナキン達であったが、敵は強力なシールドを展開して再び進撃を開始。重砲を無力化するシールドを消し去るべくアナキンとヨーダに派遣された新たなパダワン、アソーカ・タノはシールド内部に潜入し、そのままシールド発生装置に向かった。オビ=ワンもロースサム将軍に降伏を申し入れる振りをして時間を稼ぎ、その隙に二人はシールド発生装置の破壊に成功。さらにロースサム将軍もオビ=ワンの手で拘束され、この戦いは共和国軍側の勝利で終わった。また、アナキンはシールドを破壊したアソーカを認め、自分のパダワンとすることを承諾したのだった。
ロッタ・ザ・ハット救出作戦

クリストフシスの戦いと同じ頃、銀河外縁部の航路を支配するジャバ・ザ・ハットの息子、ロッタ・ザ・ハットが何者かに誘拐されるという事件が発生。


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