主にキーの機能などが印字されている。たいていの場合表面にホームポジション・マーカがある。平らな物、球面状に窪んでいる物、円筒形に窪んでいる物などの種類がある。 平らなものはパンタグラフなど薄型キーボードに多く、球面状に窪んでいる物は昔の物に多かったようである。
印字方法には様々な種類があり、二色成型・昇華印刷・シルク印刷・レーザー印字などがある[17]。 最も耐久性(印字の消えにくさ)に優れるのは二色成型だが、文字の種類だけ金型が必要なため、近頃ではコスト的な問題から採用されることはまずない。 また、昇華印刷も一部の高級機種に用いられているのみであり、大多数のキーボードには専らシルク印刷(特にカラー印字がある場合)とレーザー印字が用いられている。
印字がされていない無刻印キーボードとよばれるものが存在する。キーボードの印字の重要性は、タッチタイピングをしない人に比べてタッチタイピングをする人は低い。また、タッチタイピングをする人は使いやすいようにキー配列をカスタマイズする場合があり、こうしたユーザにとって印字がされていないキーボードは、使い勝手が良いとの考えによるものである。[18]
ホームポジション(人差し指を置く位置)を触って分かるようにする、キートップ上に付いている小さな出っ張りのことである。または、FとJのキートップを他のキートップよりも深くえぐってある場合もある。現在の多くのキーボードでは、人差し指のFキー、Jキーの所に付いている。俗にOld Worldと呼ばれるiMacより前の、つまりベージュのMacintoshのキーボードは、テンキーと同じ中指のDとKであった。親指シフトキーボードには、人差し指だけではなく小指(Aと;)の部分に付いているものもある。これらホームポジション・マーカはキーボードを見ないでも、文字入力するためのものであるが、特に長い文章の作成やプログラミングをキーボード入力で行う人達には、非常に重要な存在である。
打鍵しやすくするため、あたかも階段のように上段のキーほど高くなっているステップ構造と、キーボード全体に指が届きやすくするため、上段・下段に対し中段が凹んでいるスカルプチャ構造との折衷構造の事である。特にキートップの指との接触部分が円筒形の溝になっている物はシリンドリカルステップスカルプチャと呼ばれる。スカルプチャには、実際のキーが曲面状に設置されているものや、キートップの形状で再現したものなどがある。
なお、シリンドリカルと言う単語は、キートップの表面の形状が円筒の内側のようなえぐれをしているものを差して使用されるのが本来であるが、最近ではスカルプチャと混乱している様である。
タイプしやすいようにキーボード全体を傾けるための機構である。平たく言えばキーボードの足である。人間工学的には、奥を上げた方が良いという意見以外にも、手前を上げた方が良いなど異論もあり、実際に手前側を高くするためのチルトスタンドを装備したキーボードも存在する。
関連項目
キー配列
[ヘルプ]
^ スタパ齋藤の『 ⇒これだ!!これで行くゼ!! 〜 IBM SpaceSaverキーボード 〜』等。
^ 極端なキーの詰め込み具合から「変態配列」等とも呼ばれ、一部のユーザには嫌悪されている。
^ a b Weekly "Keyboard World" 『 ⇒7. Capitals lock』
^ ⇒TG3 Electronics BACKLIT 82 KEYS
^ ⇒Deck Backlit Keyboards
^ ⇒Art. Lebedev Studioを参照。
^ ⇒Optimus keyboard
^ ⇒Optimus mini three keyboard
^ Macintosh用キーボードは、ADBが廃止されUSBとなった後もしばらくは電源ボタンが搭載されていたが、OSのフリーズ時やハブを介しての接続では使用不能となった。
^ 但し、キーを最深部まで押下した時の底付き音や、押したキーが元に戻った時の音などは発生する。これらの音を軽減するためユニット内部にゴム製の部品を使用したスイッチもあり、Apple Extended Keyboard II等に使用されている。
^ チェリーの茶軸等。
^ ⇒チェリーキーボードMXキースイッチ
^ 例えば、 ⇒RT6652TWJP( ⇒CMI-6D4Y6)等。
^ ⇒ミネベア・NMB製 メンブレンキーボード友の会等を参照。
^ ⇒鍵人『 ⇒Buckling Spring Mechanisms』
^ ⇒IBM BucklingSpring Keyboard (IBM 5576-003, 5576-A01, 101model M, etc...)
^ ⇒Nogujyu Keyboard Mania キートップの文字
^ Tech総研『 ⇒和田英一@日本初ハッカーはちょっと変わった絵を描く』無刻印HHK発売の経緯