モンシロチョウ(青虫)などの格好のエサになるため、食害(食痕)が問題となる。無農薬栽培では葉が害虫に食い尽くされるような場合もあり、たとえ食い尽くされなかったにしても店頭に虫食い跡の残るキャベツが出回ると極端に売れ行きが鈍ることから、一定量の農薬(殺虫剤)の使用は避けられないのが現状。無農薬栽培の手法として、キャベツのうね毎にチョウ類の進入を許さないようネットを張る手法も取られるが、手間が掛かることもあり、販売価は通常のキャベツの倍近くになる。家庭菜園の場合は、秋蒔き栽培にすると農薬の使用量を抑えやすい。
統計によれば日本での栽培は1910年頃であり、約43,000トンの生産が記録されている。戦時中である1945年の生産量は191,000トンの生産があり、急速に生産が伸びたのは1960年?1965年頃である。最も生産量が多かったのは1986年で1,667,000トンの生産があった。2005年の生産量は1,363,000トンである。
英語でKraut(クラウト)といえば侮蔑的にドイツ人のことをさす(ザワークラウトからの連想、キャベツ野郎)。またcabbagehead(キャベツ頭)は「脳足りん」(低能者を指しての蔑称)を意味する。一方ドイツ語ではキャベツをコール(Kohl)というが、これはドイツ人の苗字にもなっている。例えばコール元ドイツ連邦共和国元首相など。
作曲家クロード・ドビュッシーは娘クロード=エンマ・ドビュッシーをシュウシュウChouchou(キャベツちゃん)と呼んで可愛がり、愛娘のために子供の領分やおもちゃ箱といった作品を生んだ。
1982年、アメリカにてキャベツ人形(キャベツ畑人形とも)が量産化され大ブームを巻き起こした。この人形は量産前の製作者が幼い頃「キャベツから生まれた」と聞かされていたため、「キャベツから子供が生まれる」というモチーフを元に作成されている。
キャベツが題名及び歌詞にある楽曲
キャベツUFO - 工藤順子(NHKみんなのうたで放送された。台所に置かれたキャベツが月の魔法で宙を舞い、青虫を乗せて畑へ飛んで行くという幻想的な歌である。)
そんな夕子にほれました - 増位山太志郎
そんなに見つめちゃ歌えない - 大塚博堂
キャベツから恋が生まれた - 高見知佳
キャベツ畑の子供達 - 間下このみ
L'Homme a tete de chou (邦題:くたばれキャベツ野郎) - セルジュ・ゲンスブール
参考書籍
矢野恒太記念会、『数字で見る日本の100年』改訂第5版、ISBN 4-87549-438-6
関連項目
日本の農業
自由貿易協定 (FTA)
経済連携協定 (EPA)
注釈^ 「新キャベツ」という別名で市場に出回ることもある。
カテゴリ: アブラナ科 | 葉菜
更新日時:2008年9月11日(木)13:21
取得日時:2008/10/01 23:27