ガメラ
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ガメラ
Gamera
ガメラシリーズのキャラクター
ガメラ(ガメラ3 邪神覚醒
初登場『大怪獣ガメラ』(1965)
作者

湯浅憲明

永田雅一

永田秀雅(英語版)

Tomio Sagisu[1]



荒垣輝雄

泉梅之助

真鍋尚晃

鈴木潤

大橋明[2]

福沢博文

佐々木俊宜

詳細情報
別名Friend of All Children(全ての子供の友)[注釈 1]
Guardian of the Universe(宇宙の守護神)[注釈 2]
最後の希望[注釈 3]
地属神[注釈 4]
玄武[注釈 5]
種族巨大な亀
人工生物[注釈 6]
[注釈 7]
性別不明[注釈 8]
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ガメラは、大映(現:KADOKAWA)が1965年に公開した特撮映画大怪獣ガメラ』に登場する架空の怪獣の名称である。

『大怪獣ガメラ』以降も続編、およびガメラの登場する映画作品が継続的に製作されており、これら全作品を総称してガメラシリーズと呼ぶ。本項ではシリーズ全般、およびキャラクターとしてのガメラを解説する。

後述の通り、同じく大映初の著名なキャラクターである「大魔神」も当初はガメラシリーズの敵として構想されていたり[13]、「シネミス・ガメラ」や「ガメラバエナ(英語版)」の命名の由来になっているなど世界的に文化面に影響を与えてきた側面があり、特撮界全体[注釈 9]にも多大な影響を与え[11][19][20]、日本を代表する著名なシリーズ[注釈 10]も含め、多数の作品や事象の名称にガメラへのオマージュなどが存在し[注釈 11]、数々の著名人[注釈 12]も影響を受けている。
シリーズの概要

ガメラシリーズは「倒産以前の旧大映時代」「再建して徳間グループに入っていた大映が製作した時代(俗に言う「平成三部作」)」「角川グループに入った大映が商号変更した角川ヘラルド - 角川映画時代」の3つに区分することができる。

2度にわたって権利会社が変更になるなど、経済的な理由によって本シリーズを含む大映作品は大打撃を受けた[34]
大映時代

旧大映時代の『ガメラ』は、東宝製作のゴジラシリーズの成功に触発された当時の各映画会社がこぞって製作していた怪獣映画作品群の流れを受けて誕生した。カメ特有のユーモラスなデザインや飛行能力など独特の個性を持ち、東宝怪獣と共に日本映画界の代表的怪獣キャラクターのひとつとして広く浸透している。また、大映時代の配役には「(『バイラス』以降)必ず外国人の少年(およびその家族)が登場し、主人公である日本人の少年とともに冒険する」という特徴がある[注釈 13]

誕生秘話としては、「当時の大映社長の永田雅一が、飛行機から見下ろした島の形が亀の甲羅に似ていたことにインスピレーションを受け、『大映の怪獣は亀をモチーフにする』こととなった」という逸話がある[35]。一方で、当初は『大海魔ダコラ』というタコの怪獣映画が企画され、その後に撮影こそされたが諸事情で製作中止となった『大群獣ネズラ』を経て、永田のアイディアを受けて斉藤米二郎高橋二三によって考案された『火喰いガメ 東京を襲う』が『大怪獣ガメラ』の原案になったとされる[36]

方針として、ゴジラシリーズとの競争ではなく「共存」が念頭にあったとされ、下記の六社協定や予算面の事情があっただけでなく、ゴジラシリーズとの差別化がとくに意識されており、明確に方向性を変えることでガメラとゴジラの両シリーズが愛されるように目指したとされ、ゴジラシリーズがガメラシリーズから影響を受けるほどにアイコンとしてガメラが確立され、多くのファンを獲得したとされる[注釈 14][15]

六社協定の影響で、東宝以外の会社は東宝が確立した特撮の技術などを表立って使うことができない状況にあり[注釈 15]日活松竹が『大巨獣ガッパ』や『宇宙大怪獣ギララ』に円谷英二のチームを起用したのに対して、大映だけはあえて円谷の力を借りずに看板怪獣を製作し[注釈 16]、厳しい経営状況[注釈 17]六社協定の条件をクリアするためにゴジラシリーズとの差別化を念頭に置き、怪獣映画の「お約束」である「自衛隊や軍隊や兵器群」や「科学的な考察」の導入をあえて制限し、奇抜ながらも子供が共感を得やすく、子供が活躍し、ガメラと子供たちの絆がキーポイントとなるという方向性を確立させた[注釈 18][15]

『大怪獣ガメラ』の製作の時点ですでに大映は経済的な危機に追い込まれており、本シリーズは予算面で非常に苦しんだが、ガメラシリーズの影響で大映は実質的に倒産が先送りになり、本シリーズが当時の大映を実際の倒産まで支えていたとされる[注釈 19][15][16]。なお、大映の経済状況から上記の通り敵怪獣のデザインや能力などのアイディアが制限され[15]、『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』は宣伝費を抑えながらも注目度を高めるために敵怪獣の名前をすべて一般公募にしたり、大映が倒産する前の最後の作品であった『ガメラ対深海怪獣ジグラ』は配給が日活との共同で行われた[36]

1980年に公開された『宇宙怪獣ガメラ』は新規の特撮シーンが非常に少なく、怪獣の映像の大部分を過去作品のストック・フッテージの再利用であるが、これは大映の倒産による経済面の問題があったことと、『実相寺昭雄監督作品ウルトラマン』の成功の影響を受けたからだとされている[注釈 20][36]


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