趣味は釣り。競馬ファンでもある。煙草は吸わず、酒もほとんど飲まない。また、犬好きで、自身もラブラドールを飼っている。その愛犬は「コニー」という名前であり、徹夜でお産の世話をしたこともある。そういった経緯もあってか、日露首脳会談では当時首相の小泉純一郎から犬語翻訳機「バウリンガル」を贈られた。
家族は妻と2人の娘がいる。妻は元客室乗務員で、その後レニングラード大学の学生となり、その時にプーチンと結婚した。娘2人は、ロシア大衆紙モスコフスキー・コムソモーレツ(電子版2005年8月4日)によると、そろって父と母の母校であるサンクトペテルブルク大学(旧レニングラード大学)に合格し、姉マリーヤは生物土壌学、妹カテリーナは日本史を専攻することになると報じた。またマリーヤは2005年3月ギリシャで結婚式をあげた。結婚相手は明らかにされていない。
11歳の頃より柔道とサンボをたしなみ、大学在学中にサンボの全ロシア大学選手権に優勝。1976年には柔道のレニングラード市大会で優勝したこともある程の実力者である。
柔道について自伝のなかで「柔道はたんなるスポーツではない。柔道は哲学だ」と語っている。2005年12月より欧州柔道連盟の名誉会長を努める。得意技は「払い腰」。体を鍛えていることで、他の政治家とは比べ物にならない逞しい肉体や戦闘技術の高さ、高い指導力が目を引き、インターネット上では一部でカルト的な人気を博している。身長は168cm。
講道館で、技の型を当時の首相であった小泉純一郎に演武したこともある。
2000年の来日時には講道館より柔道六段の段位を贈られることになったが、「私は柔道家ですから、六段の帯がもつ重みをよく知っています。ロシアに帰って研鑽を積み、一日も早くこの帯が締められるよう励みたいと思います」という言葉とともに、これを丁重に辞退した。
2000年の九州・沖縄サミットでは地元の沖縄県具志川市を訪問し、柔道の練習に飛び入り参加。掛かり稽古(お互いが交互に投げる練習形式)を行い、相手の中学生を投げた後、同じ相手に今度は投げられるというパフォーマンスを行った。中学生は大統領相手にためらったが、プーチンに促され投げたという。投げられる大統領の姿はインパクトが強く、その写真や映像は世界中に報道された。好感度アップの行動というよりは、柔道を愛するが故の行動といえるだろう。警備員やSPはまさか大統領が稽古とはいえ投げさせるとは考えられなかったようで、非常に驚いたという。
プーチンは元KGB情報部員であり、その過去についても不明な点が多く、首相就任時には影の薄かった彼が大統領に就任した時は、その謎に包まれた経歴から帝政ロシア末期の怪僧「ラスプーチン」に引っかけられ、「ラス・プーチン」と揶揄されたことがある。ただし、プーチンという姓はロシア語で道を意味するプーチ (Путь, Put') を思わせ、ラスプーチンのラス (Рас, Ras) は(さまざまな意味があるがその1つとして)「逆」という意味があるため、ロシア人の間では、プーチンは「道」、ラスプーチンは「道がない」という逆の意味だと、好意的に捉える者もいる。また、天然ガスなどの資源外交を行うことから、同じくラスプーチンと引っ掛けて「ガスプーチン」と揶揄されたこともある。
プーチン大統領に対しては、過去4度暗殺が試みられたが、いずれも事前に阻止されている。
2000年2月24日 - サンクトペテルブルグでのアナトリー・サプチャークの葬式時。ロシア連邦警護庁(FSO)によれば、チェチェン独立派が背後に立つ某組織が計画した。「標準より際立った保安措置」により計画は阻止された。
2000年8月18日〜19日 - ヤルタでの非公式のCISサミット時。国外より情報がもたらされ、チェチェン人4人とアラブ人数人が拘束された。
2002年1月9日〜10日 - アゼルバイジャン、バクーの公式訪問時。アゼルバイジャン国家保安省により阻止。アフガニスタンで訓練を受け、チェチェン独立派と関係を有するイラク人、キャナン・ロスタムが逮捕され、懲役10年を言い渡された。
2008年3月2日 - モスクワでのロシア大統領選当日。ロシア連邦保安庁(FSB)が察知し、直前に阻止。現場からはライフル銃やカラシニコフ銃などが発見され、タジク人1名が逮捕された。
発言一覧反プーチン派による集会(2007年)プーチン支持者による集会(2007年)
「テロリストは便所に追い詰めて肥溜めにぶち込んでやる」(または「たとえ便所に逃げ込んでも息の根を止めてやる」、チェチェン武装勢力に関して)
「我々が戦っている相手は残酷な連中、人間に化けた獣だ」 (チェチェン武装勢力に関して)
「もしあなたがイスラム過激派になりたくて割礼が必要ならモスクワに招待する」 (2002年11月「チェチェン住民を抹殺しようというのか」というフランス記者の質問に対して)
「あれは沈んだ」(ロシアの原子力潜水艦クルスクが沈み、乗員118人が死亡した事件について)
「我々の敵はテロリストでなく、ジャーナリストだ」(2001年5月)
「英国の連中は脳を入れ替える必要がある」(リトビネンコ毒殺事件の容疑者引き渡し要求に反論して)
「(金正日は)国をよい方向に変化させたいと望んでいる」(2005年7月)
「(温暖化のおかげで)毛皮コートを買う金も節約できる」(2003年9月の気候変動会議の開幕式で)
「国歌演奏中は行儀良くするように。歌詞を知らないなら、せめてガムを噛むなと選手に伝えて欲しい」(2004年サッカー欧州選手権・ロシア対スペイン戦開始前の国歌斉唱で)
「かわいくてついやってしまった」(2006年07月、クレムリン宮殿の中庭で少年のシャツをめくって腹にキスするというスキャンダルを起こす。