ウズベキスタン
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歴史

ウズベキスタンの国土の中央部は、古代よりオアシス都市が栄え、東西交易路シルクロードの中継地ともなってきたトランスオクシアナ地域の大部分を占める。この地域は古代にイラン系のソグド人が活躍したが、8世紀アラブ人によって征服され、宗教的にはイスラム化した。10世紀にはテュルク民族が進出し、言語的にテュルク語化が進む。

13世紀にはモンゴル帝国に征服され、このとき多くの都市が甚大な被害を受けるがすぐに復興を果たし、14世紀にはこの地から興ったティムール朝が中央アジアから西アジアに至る広大な地域を征服して大国家に発展した。ティムール朝の衰亡後、北からウズベク人が侵入し、ウズベク3ハン国と呼ばれるブハラ・ハン国ヒヴァ・ハン国コーカンド・ハン国を立てる。

これらは19世紀に北からのロシア帝国に征服され、ロシア革命後はソビエト連邦下の共和国を経て、1991年ソ連崩壊によって独立し、同時に独立国家共同体(CIS)に加盟した。独立後、カリモフ大統領が権力を集約し、ほぼ独裁政権となって統治している。

2005年5月13日に東部アンディジャンで発生した反政府暴動鎮圧事件で市民に多数の死者が出たとの情報があり、ヨーロッパ諸国・国際連合などから「人権侵害」との非難が挙がっている。また、これまで反テロの同盟国として協力関係にあった米国も態度を変化させ民主化要求を行い始めている。一方、カリモフ大統領はイスラム過激派による武力蜂起だとして欧米側による報道を批判し、国際調査団を受け入れる考えのないことを表明している。また、2001年アフガン侵攻以来、米軍の駐留を受け入れてきたが、2005年にこれを解消し、米軍は撤収することとなった。


政治

国家元首である大統領は、ウズベク・ソビエト社会主義共和国大統領であったイスラム・カリモフが独立以来その職にある。2002年1月に行われた国民投票の結果、大統領の任期は5年から7年に延ばされた。首相と副首相は、大統領が任命する。

議会は、アリー・マジュリス(Oliy Majlis)と呼ばれ、一院制で任期5年、250議席。2002年の国民投票の結果、次期選挙から二院制に移行することとなった。 現在、旧ウズベキスタン共産党から改組されたウズベキスタン人民民主党を中心とする諸政党がイスラム・カリモフ大統領の支持勢力として議会を支配している。カリモフ大統領はウズベキスタンの独立後、自己献身・国民民主党に所属していたが、2007年にウズベキスタン自由民主党に党籍を移した。いずれの政党も、カリモフ政権の支持政党である。

ウズベキスタンの政党


地方行政区分

詳細はウズベキスタンの地方行政区画を参照

12の州 (viloyat , ウィラヤト)、1つの自治共和国 (respublika , レスプブリカ)、1つの市(shahar, シャハル)に分かれる。

州(viloyat) - 州都
ホラズム州 Xorazm - ウルゲンチ Urgench

ナヴァーイー州 Navoiy - ナヴァーイー Navoiy

ブハラ州 Buxoro - ブハラ Buxoro

サマルカンド州 Samarqand - サマルカンド Samarqand

カシュカダリヤ州 Qashqadaryo - カルシ Qarshi

ジザフ州 Jizzax - ジザフ Jizzax

スルハンダリヤ州 Surkhondaryo - テルメズ Termiz

シルダリヤ州 Sirdaryo - グリスタン Guliston

タシュケント州 Toshkent - タシケント Toshkent

ナマンガン州 Namangan - ナマンガン Namangan

アンディジャン州 Andijon - アンディジャン Andijon

フェルガナ州 Farg'ona - フェルガナ Farg'ona



自治共和国(respublika) - 首都
カラカルパクスタン自治共和国 Qoraqalpog'iston Respublikasi - ヌクス Nukus



特別市(shahar)
タシケント市 Toshkent


主要都市

タシケント

サマルカンド

ブハラ

フェルガナ

コーカンド

アンディジャン

ヌクス

カルシ

テルメス


地理

面積は44万7千平方km。アラル海に隣接するが、非常に乾いた土地が多く、耕作地域は10%ほどしか無い。残りは岩場と涸れた川の谷からなっている。


経済

通貨はスム。一人当たりの国内総生産は521ドル(2005年)。これは旧ソ連領各国の中で最低レベル。


農業

ウズベキスタンは旧ソ連時代の計画経済によって綿花栽培の役割を割り当てられた過去があり、そのため近年になって鉱産資源の開発が進むまでは綿花のモノカルチャー経済に近い状態だった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki