愛玩用に飼われるウサギの種類としては、以下のものがある。ネザーランド
ネザーランド(ネザーランド・ドワーフ)
短毛で小型のウサギ。好奇心が強く活発で、人にあまり馴れないタイプと友好的なタイプがある。かわいらしい仕草と活発に動く姿に惚れ込む人が多く、日本ではもっとも人気のある品種である。
一般的には「ピーターラビットのモデル」と言われているが、実際は絵柄のみのモデルであり、ストーリーにおけるモデルは野生のアナウサギである。また、ペットショップ等で「ピーターラビット」という品種として売られているウサギは、ほとんどがこのネザーランドの雑種である。ロップイヤー
ロップイヤー(主な品種:アメリカンファジー、ホーランド、イングリッシュ)
耳が非常に大きく垂れているのが特徴で、「イングリッシュ」のように、本来は中型のウサギであるが、人為的に品種改良された「ホーランド」や長毛種の「アメリカンファジー」のように小型になっているものが多い。他の品種と比べて顔が丸く愛嬌があり、性格は非常におとなしく、人にもよくなつくので、ペットとしては人気が高い。
ドワーフホト
目の周りに特徴のあるきれいなアイラインをもつミニウサギ。ネザーランドが元になっている、性格もネザーランドに近いが、原産地は西欧でアジアでは珍しい種類。
レッキス(ミニレッキス)
短毛種だが毛の密度が濃く、毛皮の質が非常によいために毛皮にも使われる中型のウサギ。性格は穏やかで人なつっこいので、人とも一緒に遊ぶ。小型に品種改良されたものは「ミニレッキス」と呼ばれている。
アンゴラ
本来は毛を利用するために生み出された長毛種。非常におとなしい性格で我慢強く、人形のように動かない個体が多い。
ジャージーウーリー
小型の長毛種でおとなしい性格なので、ペットとしては非常に飼いやすい。
ジャパニーズホワイト
日本白色とも呼ばれ、日本で古くから飼われていた中型の品種。日本では実験用として最も多く利用される。アルビノと呼ばれる色素欠乏症の目の赤い個体が多い。日本人の紅白信仰?も手伝いウサギのイメージとして白い体に赤い目が一般的と思われていることが多い。個体によっては高価。
フレミッシュジャイアント
ヘアを原種としてを品種改良された。ウサギの中では非常に大きなサイズの品種で、人形のようにおとなしい。大きな体に加え、最大7?8キロ近くまで体重が増える。
同様の大型種としては、本来食肉用に作られた「ニュージーランド」、大型でも活発な性格の「チェッカードジャイアント」、ノウサギの性格を残した頭のよい「ベルジャンヘア」等がある。
ほかにも様々な改良品種があるが、国内で一般的にミニウサギとして流通しているものは、大半はいわゆる雑種であり、比較的小型の親を掛け合わせ生まれたから小型?という程度、品種として固定(確立)されたものではない。故にそれなりに立派に成長することも多く、そんなはずでは…と後になって後悔?するというのもよく聞く話。要するにこれらはウサギに対する知識(情報)がいかに不足しているかということである。
瀬戸内海にある大久野島(広島県)、別名「毒ガス島」は、もう一つの別名を「うさぎ島」という。「毒ガス島」の由来は第二次世界大戦中、国際法上禁止されている毒ガス兵器研究施設が大日本帝国陸軍により設置されていたことによる。この施設が長年国外に対し秘密にされてきたこともあり、地図上にも正式には記載されていない時代があった。
この島では、研究施設での実験用や、島内での毒ガス検知のために飼われていた多数のウサギたちが、終戦後放棄された施設と共にそのまま放置され、温暖な気候と天敵がいないという好条件のため、今ではおよそ300羽にまで繁殖し、この島唯一の住民となった。このために大久野島は「うさぎ島」とも呼ばれるようになった。
長年無人だったこの島にも現在は国民休暇村や大久野島毒ガス資料館等の観光施設もでき、人になれた多数のウサギたちが観光客を出迎えてくれることで、一部のウサギ好きの聖地ともなっている (ただし、この島には現在も危険な土壌汚染地域が有り、立ち入り禁止になっている場所も存在する)。
毒ガス工場で働いていた元毒ガス資料館館長、村上初一の証言によれば、毒ガス実験に兎が使用されていたのは事実だが終戦後にすべて処分されており、現在いるウサギは休暇村建設後に本土から導入されたものとのこと。 また、毒ガス弾・原料・設備の処分が終わり大久野島が日本に返還された当時広島大学が生物調査を行っているが、島全体に厚さ3センチもカルキがまかれ植物は枯れ海岸に貝類も生息していない有様で、到底ウサギが生存できる状況ではなかった。よって大久野島に今いるウサギが、毒ガス実験に使われていたウサギの直接の子孫であるとするのは誤りであるという。
⇒国民休暇村・大久野島
⇒大久野島毒ガス資料館
⇒兎島の野良ウサギたち
⇒[1]
⇒[2]
愛知県幡豆郡の無人島・前島も名鉄海上観光船によって数百羽のうさぎが放し飼いにされ、「うさぎ島」と呼ばれた。日本猿を放し飼いにされた「猿ヶ島」こと沖島とともに41年間にわたって観光航路となっていたが、1997年11月30日に両島をめぐる観光船は運航廃止となっている。
食肉としての利用
欧州
古来から欧州各地で食用として利用され、特にフランス料理では、ジビエとして伝統的にラパン、リエーブルなどの名称で食肉として利用されている。現代では牛、豚、羊など大型獣の食肉が広く一般に普及するにつれ、伝統的な料理に使われる程度になってきている。
日本
日本でも、古来より山間部では狩猟対象となり、食用とされてきた。そのような地方の旅館では、ウサギ料理を出すところもあり、秋田県の一部地域では日の丸(ヒノマル)肉の名称で呼ばれている。
用途
柔らかい食肉となるが、体のサイズが小さいため大きな料理などには向かない。ウサギのフィレ・ステーキという料理もあるが、1匹のフィレ肉はホタテ貝の貝柱程度の寸法しかなく数頭分のフィレ肉が使うことになる。また、比較的安価なソーセージに兎肉が使われることがある。ウサギの中でも、特にフレミッシュジャイアントなどの種類が多く食用となっている。 この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。
その他
オーストラリアやニュージーランドには本来、哺乳類は古いグループである有袋類しかいなかった。これらの土地では、植民者がもちこんだウサギが外敵がいないために大繁殖し、大きな問題となっている。数々の固有種の絶滅の原因にもなった。オーストラリアでは農作物を守るため、ウサギの侵入を防ぐ「ラビット・プルーフ・フェンス」が敷設されている。
米国の成人誌『PLAYBOY』のキャラクターである「ラビットヘッド」の由来は、人間以外の哺乳類で一年中発情(交尾により排卵が誘発されるため受胎率が高い)する動物はウサギくらいということから、生殖能力が高いという意味で採用されている(「ウサギの寓意」を参照)。