連合4ヶ国のうち、以下のように、イングランド産のみが存在しない。
スコットランドで造られるウイスキーをスコッチ・ウイスキーまたは単にスコッチと呼ぶ。仕込みの際に、泥炭(ピート、Peat)で麦芽を燻蒸するため、独特の香気(スモーキー・フレーバー)があるのが特徴である。
アイルランドで造られるウイスキーをアイリッシュ・ウイスキー と呼ぶ。大麦麦芽のほか、未発芽の大麦やライ麦、小麦なども原料として使用する。
最大の特徴は、ピートによる燻蒸を行わないことと、単式蒸留器による蒸留回数が3回であること。これにより、一般的なスコッチウイスキーよりもまろやかな味わいに仕上がる。
古くからウェールズでもウイスキーは製造されていた(ウェルシュ・ウイスキー)が、1984年に一度この歴史が途絶えた。2000年に製造が再開され、2004年3月1日に出荷された。
アメリカ合衆国で醸造されるウイスキーの総称。地域によって差があるが、他の地域のウイスキーではあまり用いられないトウモロコシを原料として用いる特色がある。
バーボン・ウイスキー
ケンタッキー州バーボン郡を中心に造られるもので、単にバーボン (Bourbon) とも呼ばれる。トウモロコシを主原料(50%以上79.99%まで。80%以上はコーン・ウイスキー ( ⇒Corn whiskey) に分類される)とし、内側を焼き焦がしたオーク樽で2年以上熟成させる。
テネシー・ウイスキー
テネシー州を中心に造られているウイスキー。広義のバーボン・ウイスキーに含まれることもある。バーボンとの違いは、蒸留したばかりの原酒を同州産のサトウカエデの炭で濾過した後に樽で熟成するところ。有名なブランドには「ジャック・ダニエル」( ⇒Jack Daniel's) などがある。
カナダ原産。トウモロコシを主原料とするベース・ウイスキーとライ麦を主原料とするフレーバリング・ウイスキーをブレンドして作るのが特徴。
1918年よりスコットランドに留学した竹鶴政孝によってスコッチ・ウイスキーの伝統的製法が持ち帰られたことが日本のウイスキー製造の端緒である。竹鶴は壽屋(現サントリー)に在籍し、1923年開設の山崎蒸溜所の初代所長となり、のちにニッカウヰスキーを創業した人物であり、両社には竹鶴の(及びスコッチの)影響が色濃く残っていると云える。当初竹鶴の目指した本格的なウイスキーは高価格に加えスコッチ直系の重厚な風味が逆に敬遠されて飲まれず、庶民が飲めるのはトリスをはじめとした安価だがあまり質の良くないウイスキーであった(中には原酒すら入っていない粗悪品もあったようである)。一方で高級品は舶来(ジョニ黒ことジョニー・ウォーカー黒ラベルなど)が定番であった。その後、サントリーとニッカの両社は独自の発展を遂げ、技術も向上し21世紀初頭には国際的な品評会で高い評価を収めることが増えている[4] [5][6]。
こうした評価もあいまって、後発でありながらジャパニーズ・ウイスキーは「世界の5大生産地」(スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、日本)の一つに数えられている[要出典]。ただし出荷の殆どは日本国内向けである。 1990年代以降には酒税法の改正もあり、サントリーやニッカをはじめ日本の各社においても、積極的に高級・長期熟成ものの投入に取り組んでいる。
主な製品としては、廉価ブランドでは、トリスウイスキー、サントリーレッド、ブラックニッカなど。中価格帯ブランドでは、サントリーオールド、サントリーリザーブ、ニッカオールモルト、スーパーニッカなど。高価格ブランドでは、サントリーでは山崎、白州、響、ニッカでは竹鶴、余市、宮城峡、鶴などがある。また、単一銘柄で普及価格商品と長期熟成の高級価格帯とを同時展開する、キリンディスティラリー(旧キリン・シーグラム)の富士山麓シリーズなどもある。
主なメーカーとしては
サントリー
ニッカウヰスキー
キリンディスティラリー
メルシャン