イチョウ
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相互作用

イチョウ葉エキスには血液の抗凝固促進作用があり、アスピリンなど抗凝固作用を持つ薬との併用には注意を要する。インスリン分泌にも影響を及ぼすため、糖尿病患者が摂取する場合は医師と相談したほうがよい。また、抗うつ剤や肝臓で代謝されやすい薬(CYP2C9、CYP1A2、CYP2D6、CYP3A4の基質となる医薬品(例:ジアゼパムワルファリントリアゾラムハロペリドール))も相互作用の生じる可能性がある。[6][7] 原因は明らかでないものの、トラゾドンとイチョウ葉エキスを摂取した高齢のアルツハイマー症患者が、こん睡状態に陥った例も報告されている。利尿剤との併用により、高血圧を起こしたとの報告も1例ある。[5][2]


進化史イングランドで発見されたジュラ紀のイチョウの化石

近縁の化石種は古生代から知られ、中生代ジュラ紀の頃には世界的に分布していたことが化石からわかっているが、現在では中国にのみ生き残った、「生きている化石」である。

絶滅したイチョウ科はイチョウを含め17属あったとされる。これらはイチョウを除き、氷河期を迎えたころに絶滅した。

現生の種子植物の中では、ソテツ類とともに最も原始的な性質を残した植物とされる。雌花(大胞子葉)は栄養葉(普通の葉)に似た形をしており、実際葉にギンナンのついた「お葉つきイチョウ」も見られる。


生息と伝播

真の自生地については定かでないが、もっとも有力なのが現在の安徽省宣城県付近で、11世紀初めに当時の北宋王朝の都があった開封に移植された。

日本に持ち込まれたのは当然それ以後のことであり、諸説あり[8]平安後期から鎌倉時代にかけてとされている。1323年に当時の寧波から日本の博多に航行中に沈没した難破船の調査において銀杏が発見されている。現在では全国で栽培されている。

「いちょう」の名前の由来は、葉がの足に似ている事から、中国語の「鴨脚(YaJiao ヤーチャウ)」が訛った、とされる説が有力である。但し、中国語はもともと方言差が大きく、また、のk/gの音価は中世以降大きく変化したため、「銀杏」と書いてそのまま「イー・チョウ」もしくは「イン・チョウ」のように発音する時代・地方から導入されたことも否定はできない。

ヨーロッパには1693年長崎からケンペルにより再び持ち込まれた。現在はヨーロッパおよび北アメリカでも植栽される。


属名

イチョウの最初の植物的な記述は、ケンペルの『廻国奇観Amoenitatum exoticarum』(1712年)にあるGinkgo,Itsjo である。「銀杏、イチョウ」の意である。Ginkjo とすべきところを誤植によりGinkgoとなったという。しかしリンネは『Mantissa plantarum II』(1771年)にこれを引用し、Ginkgo を属名とした。Ginkgo は誤植によるから Ginkyo とすべきであるとも主張され(たとえば、Pulle(1946年)、Widder(1948年))、植物命名規則73条には誤植その他は訂正すべき旨が記されており、ケンペルの原著ではすべてのyはiを用いているから Ginkjo とすべきであることになる。しかし、Ginkgo が長年、用いられて続けている。


都道府県・市区町村等の木


都道府県の木

東京都

神奈川県

大阪府


市の木

茨城県:ひたちなか市

栃木県:宇都宮市大田原市

群馬県:前橋市太田市

埼玉県:行田市所沢市加須市和光市久喜市八潮市

千葉県:市原市浦安市

東京都:八王子市三鷹市国立市狛江市東久留米市多摩市稲城市羽村市

神奈川県:横浜市

静岡県:三島市

滋賀県:米原市

大阪府:八尾市泉佐野市

奈良県:天理市

岡山県:笠岡市

山口県:山口市

高知県:土佐市

福岡県:田川市

佐賀県:佐賀市

熊本県:熊本市


特別区の木

東京都:文京区



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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki