詳細はイングランドの行政区画を参照
イングランドには独自の議会や政府はない。九つの ⇒リージョンに区分されている。
ロンドンリージョンは更にシティ・オブ・ロンドンと 32 のロンドン特別区に区分されており、これらをあわせてグレーターロンドンといい、行政は ⇒グレーターロンドンオーソリティが担っている。
他のリージョンは都市および非都市カウンティに区分されている。カウンティは更にシティ、バラ、ロイヤル・バラ、都市バラ、ディストリクトと様々に呼ばれる ⇒ディストリクトに区分されている。カウンティとディストリクトの機能を ⇒単一自治体に統合している所もある。
ディストリクトレベルの下には ⇒シヴィル・パリッシュがあるが、イングランド全土で設置されているわけではない。パリッシュ (またはタウン) カウンシルは村、小さな町、そして稀に市街地のコミュニティにあるが、グレーターロンドン内部での設置は禁止されている。
イングランドの地理的区分には伝統的カウンティに良く似た区分である典礼カウンシル (ceremonial county) が用いられ、地理的カウンティとも呼ばれている。各典礼カウンシルには王室の代理人である ⇒地方長官が置かれている。
詳細はスコットランドの地方行政区画を参照
スコットランドは立法府であるスコットランド議会と、行政庁である ⇒スコットランド執行部がある。
スコットランドでは、国レベルの下に 32 の ⇒カウンシルエリア (単一自治体) がある。この均一区分の下、郊外のカウンシルエリアでは様々なレベルの ⇒エリア委員会があり、広い範囲に渡って小さな ⇒コミュニティカウンシルに区分されているが、全土に分布している訳ではない。スコットランドのコミュニティカウンシルが有する権限は、イングランドのパリッシュやウェールズのコミュニティカウンシルに比べ限定的である。
詳細は ⇒en:Subdivisions of Walesを参照
ウェールズには公選の ⇒ウェールズ議会 (National Assembly for Wales) と ⇒ウェールズ行政庁 (Welsh Assembly Government) がある。
ウェールズは国レベルの下に 22 の単一行政体、すなわち 10 カウンティ・バラ、9 カウンティ、3 シティを有する。その下の単一行政体はコミュニティカウンシルであり、イングランドのパリッシュ同様の権能を有する。
詳細は ⇒en:Districts of Northern Irelandを参照
北アイルランドにはベルファスト合意に基づき北アイルランド議会 (Northern Ireland Assembly) と ⇒北アイルランド執行部 (Northern Ireland Executive) が置かれている。執行権が停止されている間、北アイルランド執行部は ⇒北アイルランド相が管理し、 ウェストミンスター議会が立法を行った。これは ⇒権限移譲に対して、直接統治といわれた。
北アイルランドの地方行政は単一行政体である 26 の ⇒ディストリクトによって行われている。
上記以外にも、非公式、歴史的、あるいは特定目的の区分がある。たとえば、スコットランド高地には公式の境界がある (あるいは、あった) が、 ⇒ロンドン通勤圏などはもっと曖昧である。 ⇒スノードニア (Eryri) には、国立公園という文脈でははっきりした境界があるとも言える。イングランド東部の ⇒フェンは地理的にはっきり定義されているが、公式の実体はない。
⇒欧州統計局と国際標準化機構はイギリスの区分とそのコードを作成している。 ⇒NUTS:UK及び ⇒ISO_3166-2:GBを参照のこと。
関連項目
イギリスの海外領土
フランスの地方行政区画
スペインの地方行政区画
参考文献
ザ・ワールド・ファクトブック 2002
(財)自治体国際化協会(編)『英国の地方自治』( ⇒PDF版)、2003年
外部リンク
⇒Browsable list of all UK local authorities' contact details and websites on the Business Link website
表・話・編・歴 イギリスの行政区画
イングランド ⇒リージョン | 都市/非都市カウンティ | ⇒単一自治体 | 典礼カウンティ