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伝説
ゴルディオスの結び目
アレクサンドロスがペルシャ領であるリュディア王国の首都ゴルディオンを占領した時(紀元前333年)、町の中心にあるゼウス神殿に一台の古い戦車が祀られていた。その戦車は“ゴルディオスの結び目”と言われる複雑に絡み合った縄で結わえられており、「この結び目には解いたものがアジアの支配者になる」という伝説が伝えられていた。その伝説を耳にしたアレクサンドロスは腰の剣を振り上げ、一刀のもとに結び目を切断し、「運命とは伝説によってもたらされるものではなく、自らの剣によって切り拓くものである」と兵たちに宣言した。
海賊と帝王
海賊が捕えられて縛り首になったが、彼はアレクサンドロスに向かって「俺もお前のように多くの国を攻め滅ぼしていれば、英雄と呼ばれたことだろう」と皮肉った。
海中探検
オリエントの伝説によると、アレクサンドロスは海の中の世界に興味をおぼえ、ガラスの樽の中に入って海中を探検したという。
有角王
ギリシアからインドにかけての各国において、アレクサンドロスの生涯は伝説として伝えられ、その説話は中国など極東地域にまで及ぶ。たとえば、角があったと伝えられることから「有角王」「イスカンダル双角王」など異称も多い。『クルアーン』(コーラン)にも「ズル・カルナイン(二本角)」という名の人物が登場する。また東南アジアのマラッカ王国は、王朝の初代をアレクサンドロス大王であると称していた。
サンドロコットスとの出会い
プルタルコスなどによれば、アレクサンドロスがインドに侵入した時、マケドニアの陣営に一人の若者が訪れてインド東部への道案内を申し出た。この若者の名はサンドロコットスと言い、彼こそがのちのチャンドラグプタであるという。
インドの賢者
アレクサンドロスはインドで裸の賢者たちと世界の神秘についての対話を交わした。賢者たちはアレクサンドロスの問いに次々と答えたが、王は必ずしも納得しなかった。賢者のひとりはなめした皮の上に乗り、皮の端に立つと他方の端が捲れるが中心に立つと安定することを示して、栄光を求めて世界をさまよう王を諷した。
トランプの4人の王の1人
フランスでは、トランプのクラブのキングのモデルとされている。「古代イスラエル」(ダビデ=スペード)、「フランク王国」(カール大帝=ハート)、「ローマ帝国」(ガイウス・ユリウス・カエサル=ダイヤ)、「マケドニア王国」(アレクサンドロス)と、当時の「世界」を征服した4人をモデルとしているらしい。
旧約聖書における預言
アレクサンドロスの急逝と帝国の分割には、聖書の預言も関係していた。ダニエル書8章には、一頭の大きな一本の角を持つオスのヤギとして表わされていた。しかしその角が折れた後に、以前ほどの大きさのない、4本の角が生えてくることになっていた。4人の将軍によって分割されることが予告されていたのである。
その他
アレクサンドロス3世はオッドアイとして有名であるほか、両性愛者としても知られている。
アレクサンドロスと関わった人々
一族
ピリッポス2世
オリュンピアス
アリダイオス(異母兄)
バルシネ(愛妾)
スタテイラ(妃)
ロクサネ(妃)
パリュサティス(妃)
アレクサンドロス4世(息子)
ヘラクレス(息子・庶子)
部下たち
パルメニオン
アンティパトロス
ペルディッカス
ヘファイスティオン
クレイトス
白のクレイトス(上とは別人)
クラテロス
ネアルコス
カッサンドロス
プトレマイオス
フィロタス
アンティゴノス
セレウコス
エウメネス
リュシマコス
ニカノル
コイノス
レオンナトス
メレアグロス
ラオメドン
アンティゲネス
ペイトン
ペウケスタス
シビュルティオス
スタサノル
ポリュペルコン
アリストブロス
カリステネス
敵対者
ダレイオス3世
メムノン
ベッソス
スピタメネス
オクシュアルテス
ポロス(インドの王)
アギス3世(スパルタ王)
その他
アリストテレス
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:Mamenoki