アルペンスキー
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構造

スキー板は、芯材、ソール(滑走面)、エッジ、トップシート、サイドウォールなどから構成される。

芯材はスキー板のもつべき剛性や弾性を実現する中心的な素材である。伝統的には木材が用いられてきたが、近年は発泡樹脂も用いられており、また、ケブラーガラス繊維炭素繊維ボロン繊維などの化学繊維チタン合金やマグネシウム合金のような金属により強化することで天然素材そのままでは実現できない力学的特性を実現している。

ソールは、スキー板が雪面と接する部分である。現在のスキー板では高密度ポリエチレンが用いられている。特に、上級モデルや競技モデルのスキー板のソールは焼結ポリエチレンを用いることで、滑走時に塗布するワックスがよりよく吸収されるようになっており、雪面に対する摩擦系数の低下による滑走性の向上を図っている。また、競技モデルを中心として、グラファイト粉末を混入して静電気の発生の低減を図ったものも用いられている。

エッジは、アルペンスキーにおけるターンの実現に欠かせない部品である。硬い金属、一般にはを素材とする細長い形状のもので、ソールに沿ってスキー板の左右に、板の先端(トップ)から後端(テール)まで配置される。現在はトップからテールまで、ひと続きとなったエッジがほとんどだが、板の柔軟性を優先するために、数cmごとに切れ目の入ったクラックドエッジも一部で用いられている。エッジは90度、ないしそれよりやや鋭角に研がれているのが一般的であり、ターン時に雪面、ときにはアイスバーンを削ってターン中の足場を確保する。

トップシートとサイドウォールは、スキー板の上面や側面を保護するための部材である。近年は、その形状や材質を工夫することで、スキー板の性能向上につなげている場合が多い。また、スキー板の構造は、もともとはソール、芯材、トップシートを重ねて貼りあわせて側面にサイドウォールを接着したサンドイッチ構造のものが多かったが、トップシートとサイドウォールを一体化したボックス構造、あるいはキャップ構造を採用する板も近年は多い。そのほか、トップシートの上に振動吸収を目的とした小さな部材を取り付けた板も存在する。


形状

アルペンスキーのスキー板は、ターン技術を用いた滑走に適した形状をしている。スキー板の先端と後端が太く、ビンディングを介してブーツと繋がる中央部分が細くくびれた形状となっている。滑走時に、スキーヤーがスキー板を傾けて板の上から圧をかけることで、スキー板はたわみ、エッジが雪面に食い込んで足場をつくることで、スキー板全体は雪面に対して弧を描いて接することとなり、その結果、スキーヤーはターンすることができる。

また、スキー板は単体でソールを下にして水平面に置くと、先端近くと後端近くで水平面に接し、中央部分が浮いた弓なり状となっている。これは、人がスキー板を履いて平らな雪面に立つことでソール全体が雪面に接するようになっていて、安定した直滑降を可能にしている。なお、スキー板の先端部分は上に持ち上がっていて、滑走時に雪面に刺さりにくい形状になっている。後端部分はほとんど平らとなっている板が多いが、フリーライド用途のものではツインチップと呼んで後端も先端と同様に持ち上がった形状とすることで逆方向への滑走にも対応したものがある。

アルペンスキーのスキー板の長さは、1980年代までは2m前後のものが一般的であったが、1990年代カービングスキーの登場とその一般化という技術革新のもと、扱いやすい 150cm から 180cm 程度が一般的となり、2mを越える長さの板は高速系競技と一部のファットスキーでのみ見掛けるという状況になった。また、100cm から 130cm 程度のショートスキーや、70cm 程度のファンスキーまたはスキーボードと呼ばれるものもあり、これらは滑走特性の違いから独自のジャンルとして位置付けられている。


ビンディング

ブーツをスキー板に固定させるための器具。爪先を固定するトゥーピースと、踵を固定するヒールピースからなる。ビンディングとスキー板は、直接、あるいはプレートを介してトゥーピースとヒールピースがそれぞれ別に固定されるものが多いが、トゥーピースとヒールピースが別の部品を介して一体のものとなっていて、その部品がスキー板と固定される場合もある。

1970年代以降のアルペンスキーでは、滑走中の転倒などによる怪我を防ぐためブーツから一定以上の力が加わるとブーツを外すリリース機構がついているセイフティビンディングが一般に用いられるようになった。ただし、おおむね1m未満のショートスキー板の場合、板の重量が軽いことや転倒時の脚への負荷の違いを考慮して、セイフティビンディングでない、簡易なものが用いられている。また、山岳スキーでは登行時に踵が上がることが求められるため、リリース機構がついていない、あるいはトゥーピースのみにリリース機構がついたものが長年用いられてきたが、2000年ごろから、ゲレンデスキーにおけるカービングスキーの流行やそれに伴う滑走速度の高速化を山岳スキーにおいても実現したい人々の要望に応じるよう、トゥーピースとヒールピースの両方にリリース機構を有する、ゲレンデスキー用のセイフティビンディングと安全性において匹敵するような山岳スキー用ビンディングも普及するようになった。セイフティビンディングでは、解放時にスキー板が流れるのを防止するためのスキーブレーキがヒールピースに備えられているが、ショートスキー用の簡易ビンディングでは存在せず、また山岳スキー用の場合はまちまちである。スキーブレーキを備えていない場合、スキーヤーは流れ止めと呼ばれる長い紐で身体とビンディングを結びつけて、スキー板が流れ続けることがないようにする必要がある。

セイフティビンディングは、現在の主流はステップイン式とターンテーブル式に二分される。

どちらもトゥーピースは同様の機構となっていて、ブーツの爪先のコバを前上左右から固定する。固定部材は上下軸によって左右に動くのだが、左右の力に対してはばねの弾性で一定の力までは耐えるが、それを越えると解放する。上方向や斜め方向の力については、とくに考慮していないものと、解放するものとがある。

ヒールピースは、ブーツの踵のコバを上から抑えつけて固定する。ステップイン式は、ブーツを固定している部材が左右軸によって前方向に倒れることでブーツの踵のコバを上から固定し、またヒールピースの位置によって後方からも固定する。固定された部材はばねの力で引っ張られており、指定された強度を越える力がかかることで解放する。ターンテーブル式は、ヒールピース全体が上下軸で動くターンテーブルの上に乗っていて、左右に少し動くことが特徴となっている。ブーツを固定する部材は左右軸によって動くが、ステップイン式とは異なり、部材を持ち上げた状態で上後方から圧縮されたばねの伸長力で固定する。

両方式について、ターンテーブル式のほうが正確に解放するとも言われるが、ステップイン式のほうが扱いやすさに優るため、市場のシェアはステップイン式のほうが大きいが、上級者を中心としてターンテーブル式にも根強い支持があり、両方式とも用いられている(現在ターンテーブル式は準競技用モデルが残るのみ)

なお、セイフティビンディングについては安全性やブーツとの互換性のため、ブーツのコバ高や、個々のビンディングで設定する解放強度に対応する解放力や解放モーメント、スキーヤーにとって適切な解放強度の算出方法などが規格化されており、先行して規格化を行ったDINになぞらえてDIN規格と呼ぶことが多いが、現在はISOで規格化されているものを各メーカーとも用いている。


プレート

スキー板とビンディングの間に取り付けられる板。材質はステンレスアルミニウム合金などの金属、プラスチック、あるいは木材であり、長さはビンディングの固定場所より前後に少し長い程度のものが多く、幅はスキー板と揃うものが一般的である。厚さは、目的によりさまざまである。

スキーにおけるプレートの利用は比較的新しく、1990年代からである。高速系競技での振動吸収を目的とした金属製プレートが最初となる。このプレートはスキー板とは前後の2ヵ所で固定され、その上にビンディングが取り付けられた。主な目的は、振動吸収にあった。高速系競技では雪面の細かい凸凹とスキー板がぶつかったときの細かい振動がスキーヤーに返ってくることがあり、それはスキーヤーの操作ミスを引き起こして事故や速度低下の要因となる。そのような滑走に有害な振動を低減させる工夫のひとつとしてプレートが考案され、利用された。この時点でのプレートはもっぱら本格的な競技スキーヤーのみのためのものであった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Smilegreen