アルゴン
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用途

アルゴンは、水銀灯蛍光灯電球真空管等の封入ガス、アルゴンレーザー、アーク溶接時の保護ガス、チタン精練、食品の酸化防止のための充填ガスなどに利用される。

分析化学の分野ではガスクロマトグラフィーを行う際に移動相として利用する。

テクニカルダイビングにおいて、ドライスーツ用ガスや混合ガスとして使用される。

アルゴンの2004年度日本国内生産量は219,461キロm3、工業消費量は38,348キロm3である。近年の需要に対応して、2005年日本工業規格 (K1105) が改正され、純度が高められた。


歴史

1894年にレイリー卿 (Lord Rayleigh)(ジョン・ウィリアム・ストラット (John William Strutt))が、大気分析の過程で発見。しかし、その100年も前に、ヘンリー・キャヴェンディッシュが存在に気がついていたと言われている。なお、レイリー卿は気体の密度に関する研究、およびこの研究により成されたこのアルゴンの発見により、1904年にノーベル物理学賞を授与された。

アルゴンという名称は、ギリシャ語で「不活発、不活性」という意味のαργ?ν (argon) に由来する。「働く」という意味のεργον(ergon)にanをつけたan ergon(働かない)が語源とする説もある。また、ギリシャ語で「怠け者」という意味のargosが語源とする説もある。


化合物

アルゴンは単原子でオクテット則を満たしていることから、他の原子と結合した化合物は長い間知られていなかった。2000年フィンランドの研究者により初のアルゴン化合物、アルゴンフッ素水素化物 ( ⇒argon fluorohydride, HArF) の合成が発表された。これは、アルゴンとフッ化水素ヨウ化セシウムを混合して − 265 ℃ で紫外線照射することにより合成された[1]


参照資料

日本国 経済産業省・化学工業統計月報
^ Khriachtchev, L.; Pettersson, M.; Runeberg, N.; Lundell, J.; R?s?nen, M. Nature, 2000, 406, 874-876. DOI: ⇒10.1038/35022551

1元素周期表18
1H21314151617He
2LiBeBCNOFNe
3NaMg3456789101112AlSiPSClAr
4KCaScTiVCrMnFeCoNiCuZnGaGeAsSeBrKr
5RbSrYZrNbMoTcRuRhPdAgCdInSnSbTeIXe
6CsBa*HfTaWReOsIrPtAuHgTlPbBiPoAtRn


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki