11歳のころに、宇宙エレベーターの研究家であるアーサー・C・クラークの『楽園の泉』を読んで非常に感動した経験から、研究者となってから世界初の宇宙エレベーター学会に参加したいという動機を抱いた。 そこから、彼独自の「ATA宇宙エレベーター」という構想を練り上げ、学会で注目を浴びる。学会で懇意となった研究者と共に、現在この計画はNASAで研究が続けられている。なお、ATAとはトルコ近代化の父・アタチュルク(ATATURK)から名をとったものである。
研究者仲間とともに、11次元に関する研究論文をケンブリッジ大学の科学専門誌に発表している。ブリストン大学数学部では、建築学の知識を生かしてセルカン独自の「4次元の家」を研究。実際に建築する際の問題点などを割り出している。
現在の社会は、災害やテロなどでインフラ設備が破壊されてしまえば、人類の生活に大きな支障をきたすことを指摘した上で、インフラに依存しないで生活できる技術(INFRA-FREE LIFE)の研究を行っている。 このインフラフリーの概念は、災害救助や人口爆発地域への開発支援をはじめ、宇宙開発の分野でもテラフォーミング技術への応用が利くことから、衆目を集めている。現在、東京大学・松村秀一研究室で研究を継続中である。
日本国内で発行されたものを記す。
『宇宙エレベーター こうして僕らは宇宙とつながる』(2006年、大和書房)
『タイムマシン』(2006年、日経BP社)
外部リンク
⇒セルカン本人によるブログ
⇒東京大学・松村研究室の研究者ページ
⇒著書『タイムマシン』のページ
⇒moonlinx | SpecialIssue 05 | 科学者アニリール・セルカンが示すクリエイティブアプローチ
カテゴリ: トルコの物理学者 | 宇宙飛行士
更新日時:2008年6月28日(土)18:14
取得日時:2008/08/18 22:14