アゼルバイジャン
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経済

バクー油田など豊富な天然資源があり、ソ連崩壊アルメニアとの紛争で落ち込んだ経済を支えている。天然資源の存在は第二次世界大戦チェチェン問題とアゼルバイジャンの関係とも大きくかかわっている。

2006年にはアゼルバイジャンの首都バクーグルジアトビリシトルコのジェイハンを結ぶBTCパイプラインが開通した。同パイプラインはBPなどの日欧米企業が出資、輸送能力日量100万バレル原油パイプラインである。これはロシアに対抗する原油パイプラインとして期待が高まっている。またカスピ海には天然ガスも豊富に眠っていると言われ、カスピ海沿岸諸国での共同開発の為の話し合いが進んでいる。こういった欧米の直接投資原油高に伴う多額の収入が国内の経済を急速な勢いで成長させているが、一方で激しいインフレと失業率に悩まされている。また、環境汚染も深刻である。 国内の労働市場は経済状況に比べれば不安定でIDP(国内避難民)も多く抱える同国の国民生活は決して経済成長率を反映しているとは受け取れない。

政府が52パーセントの株式を保有するアゼルバイジャン国際銀行がある。


国民

詳細はアゼルバイジャンの人口分布( ⇒w:en:Demographics of Azerbaijan)を参照

住民は、民族的にはテュルク系のアゼルバイジャン人(アゼリー人)が人口の90.6%を占め、圧倒的に多い。アゼリー人の外、レズギン人(2.2%)、ロシア人(1.8%)、アルメニア人が居住している。国語は、アゼルバイジャン語だが、日常的にはロシア語も使用される。

宗教的にはアゼリー人を含めたムスリム(イスラム教徒)が95%と圧倒的に優勢で(シーア派70%、スンニー派30%)、ロシア正教会ユダヤ教会アルメニア教会が少数派として存在する。


文化


世界遺産

アゼルバイジャン国内には、ユネスコの世界遺産リストに登録された文化遺産が2件ある。2000年に登録された「城壁都市バクー、シルヴァンシャー宮殿、及び乙女の塔」(危機遺産)および、2007年に登録された「ゴブスタンの岩石芸術の文化的景観」である。


特産品

アゼルバイジャンはワインの有名な産地であり、カフカース有数の上質なワインで知られる。ロシア国内ではグルジア産のワインはよく見かけるが、アゼルバイジャン産のワインを見つけることはあまりできない(現在はグルジア産ワインもロシアの対グルジア経済制裁で取引されていない)。しかし、コストやクオリティなどを考えればロシアで人気のグルジアワインに劣らないだけではなく、フランスワインよりも一部の人々には好まれている。庶民が好んで飲むイワノフカは低価格で飲みやすくおいしい。また世界遺産にも指定されている乙女の塔の名をとったワインも好評だ。価格は少し上がるが白ワインのシャルドネは、さっぱりとした味と風味でワイン通を魅了している。


祝祭日

祝祭日日付日本語表記現地語表記備考
1月1日元日
3月8日国際婦人デー
3月21日前後春分の日Novruz Bayram移動祝日。アゼルバイジャンでは新年を祝う日。
5月9日勝利の日第二次世界大戦の退役軍人を祝う日。
5月28日共和国記念日1918年の共和国独立を祝う日。
6月15日国家救済の日アリエフ大統領が共和国の指導者となった日(1993年)。
10月18日独立記念日
11月12日憲法記念日共和国憲法が採択された日(1991年)。
11月17日復興記念日
12月31日全アゼルバイジャン人連帯の日
イスラム暦によるラマダン
イスラム暦による断食明け大祭
イスラム暦による犠牲祭
イスラム暦によるイスラムの新年


有名な出身者

イルハム・アリエフ - 第4代大統領

ヘイダル・アリエフ - 第3代大統領

ガルリ・カスパロフ - チェス選手。ユダヤ系

ロベルト・コチャリャン - アルメニアの政治家、アルメニア人

ロトフィ・ザデー - 情報工学者。イラン系

リヒャルト・ゾルゲ - ゾルゲ事件の主人公。ドイツ人、母親がロシア人

ベラ・ダヴィドヴィチ - 音楽家。ユダヤ系

ウゼイル・ハジベヨフ

レフ・ランダウ - 理論物理学者。ユダヤ系

ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ - チェロ奏者


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Smilegreen