お好み焼き
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広島でのマヨネーズ

広島では通常マヨネーズは使わないものであったが、現在ではマヨネーズをかける食べ方も一般に普及してきている。一説に広島に所在する関西風のお好み焼きを主に販売する老舗チェーン店の徳川が昭和30年代中頃に持ちこんだという説が主力ではあるが、現在ではマヨラーと呼ばれる何にでもマヨネーズをかけないと気のすまない若者が増加し、全国区のテレビによる影響、露天営業のたこ焼きにはマヨネーズを付けている事などの事情から、決定的な説ではない。


広島での注文の仕方

広島のお店の注文書(メニュー)には"お好み焼き そば(うどん) 肉 玉子"という風に書いてあるが、これをすべて言わず「肉たまそば(うどん)入り」、「そば(うどん)の肉たま」(玉子はたまごと言わず「たま」と言う)、あるいは「そば(うどん)の肉イカ天」などと注文する (地元では、例えば「おばちゃん!『肉玉そばでイカ』入れて焼いてーや」-「おばちゃん!『肉玉そばでイカ』入れて焼いて頂戴」と言う意味-と言う物言いでオーダーする)。

それとそば(うどん)の下にWと書いてあることがあるが、これはそば(うどん)のダブル、つまり二個(二玉)分ということ。少食の人には勧められないほどのボリュームである。

ミックスというと、そばとうどんを混ぜたお好み焼きが出てくる。

広島県内等ではお持ち帰りもでき、スチロール製の容器の入れてくれる その際、容器代として50円ぐらい料金がとられる 事前に電話しておけば、待つことなく、お店に行ってすぐに持ち帰る事もできるお店もある


広島でのその他

先述の如く、マヨネーズを置く店舗も増加傾向にあるが、基本的には卓上(鉄板のみの店では、鉄板脇)にある調味料は、ソースのみ。しかし、中にはコショウ(ホワイトペッパー)や一味唐辛子七味唐辛子ガーリック粉末を置く店舗もある。

広島風では、キャベツの甘みだけで十分な旨みをまかなうため、関西風と異なり生地にだし汁を混ぜたり(生地の上には魚粉を散らすこともある)、上に鰹節を振り掛けることは少なく、卓上にも花がつおはあまり置かれない。 紅生姜についても、賛否両論があるが、広島県外の店舗では広島風お好み焼きにも紅生姜が載ってくる場合が多い。



広島での食べ方

広島風はヘラで食べる。昔の広島のお好み焼き店はどこも規模が小さく、窮屈で狭い(理由は「広島風お好み焼きのソース」の項参照)。鉄板のまわりにしか席が無い狭い店もあり、客は鉄板の上でヘラで食べていた。お好み焼が始まった当時は割り箸だったが、割り箸は高価でヘラで食べるようにしたところ喜ばれたとされている。また、屋台発祥の店では、屋台営業時の名残で皿をわざわざ洗うための水を節約するため、鉄板で食べさせて、洗い物を無くすという理由もある。近年大きめの店が増えテーブル席が増えたこと、またヘラで食べるのはコツが必要で、よそからの観光客が増えたため箸を出す店が多くなった。焼き上がる直前に「鉄板」で食べるか(ヘラで食べるという意味)、「皿」で食べるか(箸で食べるという意味)を聞く店が多い。熱々が美味しく、また、広島風お好み焼の独特な成層構造を一口で味わうためにも「鉄板」で食べることを勧める者もいるが、しかしヘラで食べると金気臭さがあるので良し悪しであろう。
関西風は、小型のテコ(ヘラ)で直接食べるのが大多数であるが、で食べるという人もいる。店でも「箸で食べる」と説明書きがある場合(鶴橋風月など)もあれば、ヘラを勧める場合もある。


広島での文化

ホットプレートで家族でわきあいあいと作る家庭もある。作るのが難しいというのは、生地は焼けてもその上に載せたキャベツや豚肉に火が通りにくい点、しかもその脇で具の焼きそばを焼くと、家族の人数分を同時に焼くのがほぼ不可能な点からである。

昔はお店で、それもお昼に食べるもので日の暮れた夜には食べないものであった。これは学生が土曜日に学校が半日で終わったあと、店でよく食べたことが理由と思われる。夜は町のお好み焼き店は閑散としていて早目に閉める。これも前述した主婦の内職としての経営形態が多くあったことが影響している。つまり夫は外で会社勤めをし、妻は家でお好み焼き屋を営んでいて、家族がいない昼間にお好み焼き屋をやっていた、そういう店が多くあった。

ただし最近は大規模なお好み焼き屋が開業したことでそういった小規模な店舗は姿を消している。また修学旅行などの観光旅行で広島市に来た場合は「お好み村」がコースの中に組み込まれているなど、市内中心部の観光スポットとして夜にも活況を呈している。

なお上京した広島県人がお昼に「お好み焼きを食べよう」と周りに言うと「昼からお好み焼きかよ」と賛同を得られない。特に営業職に就くサラリーマンの場合、衣服にお好み焼きの匂いが付くのも敬遠される要因である。


広島風の場合での業務製法と家庭製法の違い この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。


関西風・広島風以外の変種のお好み焼き


関東地方

具と生地を混ぜて焼く。この点は関西風のお好み焼きと同じであるが、調理技法に差異がある。、特にもんじゃ焼きの影響か水を多めにする傾向があって、生地の厚さが薄めに焼きあがる店が多い[要出典]。また、関西で定番の「モダン焼き」は店のメニューにない場合が多い[要出典]。

もんじゃ焼き店でもんじゃ焼きと並行して供されていることが多く、鉄板が各テーブルに設置され、客が自分で焼くスタイルの店が多い。一般に間食のスナックであると考えられており、単独で食べる。また、数人でいくつかの種類を分けて食べることも多い。 切り方は、関西風の賽の目でなく「ピザ」のように放射状に切ることが多い。 昭和30年代の月島あたりのもんじゃ焼き屋は5店舗程であった。そこではお好み焼きに入れる具として変わっている物はあんこ、アンズなど甘い物があった。今ではチーズや餅、明太子などピザのトッピングに使われ出したものなどバラエティに富んでいる。トッピングは昔から店では中濃ソースであったが、ケチャップやマヨネーズも古くから家庭では浸透していた。昔はもんじゃと殆ど同じ具である桜エビ、切りイカ、焼きそば、紅生姜が定番であったが今では数え切れない程の種類の材料が使われている。

江戸前のお好み焼きの基本的な調理法は、浅草の「染太郎」のように、最初は鉄板に薄く生地を張り、次にキャベツ・肉などの具材を載せる。最後に残った生地を廻しかけて裏返して焼いて仕上げるのが正式とされる[要出典]。


東海地方

遠州地域ではたくあんなどの漬物や紅しょうが、ねぎを刻んで生地に入れることがあり、旧静岡市おでんの扱いと同様に駄菓子屋などで食べられた。名古屋市同様、具と生地を混ぜてから焼く。

名古屋市のお好み焼きと関西風お好み焼きの違いは、肉などの具を一緒に生地に混ぜてから焼く点にあり、後から載せる関西式とは違っている。名古屋市の調味料メーカー、カゴメのお好み焼きソースが使われる比率が高い。


近畿地方

大阪府岸和田市には、「かしみん焼き」と呼ばれる、鶏肉牛脂を具として用いた混ぜ焼きがある。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki