おでんの具材は、「おでん種」とも呼ばれる。
ほぼ全国共通で用いられる具材
大根 - 厚切りにして皮を剥いたもの。
コンニャク - 黒・白の板状に加え、ひねったものや青海苔・ごま・ゆず・一味などの団子状の物もある。
しらたき - 結んで食べやすい形にする。
ちくわ - 穴の中にゴボウなどの野菜を詰めることもある。
厚揚げ・生揚げ
豆腐 - 主に焼き豆腐が用いられる。
がんもどき
ゆで卵 - 鶏卵やウズラの卵
昆布 - 出汁を取った後の昆布を取り出し、結んで具として活用する。
はんぺん - 白身魚のすり身に山芋を加えて蒸したもの。関東発祥だが、近年は全国的にみられるようになった。
さつまあげ - 地域によってさまざまな名称やバリエーションがある。
平天
丸天(ボール)- 主に関西地方で使われる。
ゴボウ巻き(ゴボ天) - ゴボウの入ったちくわ状のさつま揚げ。
イカ巻き
エビ巻き
ウィンナー巻き
玉子巻き(ばくだん) - 鶏卵やうずら卵を巻き込んださつま揚げ。
シューマイ巻き
餃子巻き
地域や好みによって追加されることのある具材
じゃがいも - 皮を剥いて、丸ごと又は一口大に切る。
巾着 - 油揚げの中に餅等の具を入れ、かんぴょう等で口を縛った物。「ふくろ」とも呼ばれる。
信太巻 - 野菜などを油揚げやゆばで包む。信田巻とも。
厚焼き - 焼き蒲鉾の一種で原料に玉子が含まれる。
高野豆腐
かまぼこ - 中国地方など。色の赤いものが好まれる。
ニンジン
サトイモ - 関西では海老芋などが使われる。
ギンナン - 4?5粒程度を爪楊枝に刺して具とする。
タケノコ
ロールキャベツ
キノコ - シイタケ、マイタケ、ブナシメジ、エリンギなど。
スジ肉(すじ) - スジ肉のぶつ切りを串に刺したもの。牛スジが主であるが、中部地方の一部などでは豚を用いることもある。
つみれ - 魚のすり身に鶏卵や澱粉などを加えた肉団子状の練り物。
つくね - 鳥肉などのミンチに鶏卵や澱粉などを加えた肉団子状の練り物。
つぶ貝、バイなどの巻貝類。串に刺して用いられる。
蛸 - 足の部分を用いるが、おでんの具としては、小さいイイダコが丸々串に刺さっている場合も多い。
ウィンナー - 洋風おでんとして扱っている店もある。沖縄ではホットドッグ用のフランクフルトも一般的。
真薯揚げ(しんじょあげ・しんじょうあげ) - 海老を磨り潰して卵白と混ぜて揚げたもの。同様に海老の代わりにイカ・かに・ほたて等を用いたものもある。
トマト - 主に1つ丸ごと使う。おでん専門店などで見かけることがある。
地域性の強い具
東北・北海道
山菜 - わらびやふきなど。
つぶ貝、ホタテガイなどの貝類。
マフラー - 北海道独特の練り製品。さつま揚げに近い。
関東
ちくわぶ - ちくわ型をした生麩の一種。東京おでんには欠かせない。
筋蒲鉾(すじ) - 鮫の軟骨を含む白身魚の練り物の一種。はんぺんの残材から作られる。
なると - かつては駄菓子屋などの安いおでんによく見られた。静岡県焼津市では現在も定番として使われる。
ぎょうざ巻き - 餃子を白身魚のすり身で筒状に巻いたもの。関東、東北に登場し、遠く離れて九州 福岡でも見られるおでん種。おでん博物館館長でもある作家の新井氏が原付バイクで日本一周おでん食べ歩きを始めるきっかけとなったおでんの種でもある。発祥は東京の蒲鉾屋の蒲一とも愛川屋とも言われている。
静岡
黒はんぺん - 静岡おでんに入れる焼津名産の魚のすり身。前述のはんぺんを「白はんぺん」と呼んで区別することもある。
カツオのへそ - 鰹の心臓のこと。