あやしいわーるど
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その他
あやしいわーるどメイソ掲示板(1998年9月?)
現在、最も古くから存在するあやしいわーるど掲示板。
りみくす@くりすます島(1999年5月?)
テーマに特化した話題を行うための私書箱型掲示板。
あやしいわーるど@iRC(2000年4月?)
匿名IRCチャンネル。
あやしいわーるど@ココス諸島(2003年7月?)
一時はホスティングサービスもしていた(2006年1月で終了)。

参考リンク

投稿統計 ⇒Strange Over View退避


掲示板の形態

現在の2chに代表される中央集権型管理システムを持った掲示板は日本の官僚システムや中央サーバが全ユーザーの管理を行うファイル共有ソフトWinMXと酷似しており、特定の話題についての検索や話の流れを追うことはすばやく行えるが、中央にダメージがあったときに全体が麻痺する。そのため現在の2chは完全な自治と完全なログに守られた空間であり、もはや自由匿名掲示板とは言い難い。

この点、あやしいわーるどは、初代管理人であった「しば」の引退後は特に、複数の管理人が独自に運営する複数の掲示板の集合体となり、それぞれの管理人の個性が反映された掲示板を利用者が好みで選べる形式へと変貌した。いってみれば無政府状態で、中央サーバを持たずにP2Pによってネットワークが形成されるファイル共有ソフトWinnyと同じ構造を持っており、政府の陰謀や局地的な「核爆撃」にも耐えられる形態をなしている。そのためあやしいわーるどは、他の匿名掲示板と比べて壊れにくいと言える。


2ちゃんねるとの対立

2ちゃんねるの規模があやしいわーるどに比べてあまりにも巨大になり過ぎたため、ギコ猫ツンデレなど、あやしいわーるど発祥のマスコットや各種アスキーアートスラング、「半年ROM」などを「2ちゃんねる発祥」だと誤解する者が多くなり、こうしたことから「パクリ文化で成り立った上に、あやしいわーるど発祥の文化を我が物顔で語るな」といった住人の憤慨が絶えない[1]


コミュニティとしてのあやしいわーるど

あやしいわーるどには、掲示板以外にもさまざまなコミュニティが存在する。主なものとしては、iRC(あやしいわーるど@iRC)やメーリングリストがあげられる。基本的にあやしいブランドは誰でも自由に使用できるため、さまざまな人が「あやしい」の名のもとに気軽にコミュニティを開設・運営している。

あやしいブランドの名を持つコミュニティの最大の特徴は、規律がないことである。掲示板に限らず日本のインターネットコミュニティでは、投稿の作法から始まって言葉遣いにいたるまで多種多様なルール・制約をユーザー同士で制定し、それをお互いに遵守すること自体がコミュニティの目的の1つとなっているが、あやしいのコミュニティでは基本的にそのような制約は存在しない。例えばネットゲームのコミュニティでも、日本のネットゲームコミュニティでよく見られるような、「対戦ではこういった戦略は使わない」などのルールや縛りは存在せず、各自が好き勝手に動いている。

なお、このような小規模なコミュニティを円滑に開設し、運営、活動、消滅できるように、あやしいわーるどではREMIXという掲示板作成システムが広く利用されている。REMIXは掲示板参加者が好きなトピック(話題)ごとの掲示板を自由に作成でき、書き込みが増えれば常時REMIX上で閲覧できるが、人気がない板はやがて消滅するという、トピック形式による掲示板のシステムをあやしいわーるどに応用したものである。例えば海外製ネットゲームCounter-Strike(CS)やAge of Empires(AoC)などには「CS班」「AoC班」などの掲示板が作られ、それぞれにコミュニティが存在し、各々が適当に活動を行っている。


あやしいわーるどにおける感情表現

あやしいわーるどグループではヽ(´ー`)ノという顔文字が多用される。喜怒哀楽の喜・楽に属する投稿には必ずと言って良いほど、文末で用いられてきた。近年行われたログサルベージの結果、1995年8月26日にセンターネットという草の根BBSの「ゲストさん一言2号館」へ書き込まれたヽ( ´ー`)ノ が発祥と考えられている。 その翌月から出現したゲストのハンドル名「あれれ」が複数回用いている事などから、最初の書き込み主は彼ではないかと推測されるが、もはや立証する手段はない。

尚、2008年現在では「ヽ(´ー`)ノ」ではなく「(;´Д`)」の使用率がもっとも高くなっている。[2]


あやしいわーるどのソウルフード

外食チェーンである餃子の王将があやしいわーるど住人共通のソウルフードとなっていることに異を唱える者はあまり居ない。2000年ごろからあやしいわーるどIIを中心に盛んに話題となり、現在でも多くの貧乏学生を魅了している。深夜帯など、低調時(投稿が少ない状態)には「将」「王」「の」「子」「餃」といった文字を順番に一文字ずつ投稿し、本人の投稿のみでこれが連続するとミッション完了という余興も存在する。さらに忘れてはならないのが、あやしいわーるど公式スナックとして名高いキャベツ太郎(通称:キャベシ太郎)である。良心的な値段・質・量、コミカルなキャラクター、駄菓子の持つサブカル的雰囲気などが相まってネタとしての魅力を引き立たせ、爆発的な人気を呼んだ。あやしいわーるど内のネタ投稿としてはもちろんのこと、写真をアップロードするときにも、ネタのアクセントとして被写体に含まれることも多い。


アングラとあやしいわーるど


Warez

有料ソフトウェアや音楽ファイル等をネットワークを通じて不正にネットユーザー同士が交換・取得する事を一般にWarezと呼ぶが、この言葉が海外から伝わってきた日本のインターネット創成期において随一のアンダーグラウンド系掲示板と呼ばれ、日常的にハッキング等について書き込みが行われていたあやしいわーるどにおいても、Warezは地下活動的活動の1つとして多く話題にされた。

しかし現在のあやしいわーるどにおいては、一部の利用者が設置したWinMXサーバーやftpサーバーの利用によるWarezが小規模に行われる程度である。現在でも、Warez関連の書き込みに対する利用者の反応は他の掲示板に比べると寛容であるが、かつてのように日常的な話題としてWarezについて書き込まれることはあまりない。

ただし、これはあやしいわーるどだけの傾向ではない。あやしいわーるどに限らず、現在の日本のウェブでは、Warez文化がかつてのように盛況を極めておらず、アンダーグラウンド全盛期に比べれば、WarezのWebPageはほぼ皆無と言っていいほどに少ない。つまり、日本のWarezの中心はウェブから他へ移る形で発展しているといえる。


荒らし

1997年頃のあやしいわーるどにおいては、ハッキング等の話題の他に、掲示板荒らしについての話題も多かった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki