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黒い山葡萄原人(くろいやまぶどうげんじん)は、北朝鮮の科学番組によれば、平壌の大同江流域で類人猿の次に誕生した“原人”で、人類の起原とされる。しかし、化石の存否は別としても、人類の起原だとする根拠は示されておらず、疑似科学の一種であるとみなされている。
北朝鮮の科学者の一部が、北朝鮮北部より世界最古の原人の骨を発見したと発表、「黒い山葡萄原人」と名付けた。この原人は人類の起源であるとされ、朝鮮民族は他の場所から移り住んだのではなく、人類発祥の時から朝鮮半島で代々進化してきたという主張がなされた。
しかしその根拠が明らかにされていないため、北朝鮮国外では全く支持されていない。そもそも北朝鮮の側がどれだけ本気でこれを主張しているのかも不明である。
このことが日本で知られるようになったのは、2004年に、この原人を紹介した北朝鮮の「科学番組」をテレビ朝日系列の番組である『ビートたけしのTVタックル』が取り上げてからである。
朝鮮半島から地理的に近い北京にはホモ・エレクトゥスの一亜種である北京原人が生息していた。その為北京原人が朝鮮にも生息していた可能性はある。北朝鮮の番組が発表した化石が北京原人であるという可能性も否定できない。
なお、現在最も有力視されている学説では、現世人類(ホモ・サピエンス・サピエンス)はアフリカで誕生し(アフリカ単一起源説)、そこから世界の諸地域に移動したとされ、朝鮮半島には旧石器時代後期に進出してきたと考えられている。この種族を基層として周辺地域の住民との通婚や移動などが繰り返された結果、現在の朝鮮民族が形成されたと考えられている。
関連項目
エスノセントリズム
韓国起源説
北京原人
朝鮮民族
檀君陵
偽科学
ピルトダウン人
ホモ・サピエンス・イダルツ(科学的に証明された現生人類の直接的祖先)
カテゴリ: 出典を必要とする記事 | 朝鮮の歴史 | 化石人類 | 疑似科学 | 捏造
更新日時:2008年8月6日(水)13:08
取得日時:2008/08/15 19:04