鮑叔(ほうしゅく、生没年不詳)は中国春秋時代の斉の政治家。姓は?、氏は封地から鮑、諱は牙、字は叔。鮑叔牙とも。桓公に仕えた。
鮑叔の祖先は?姓の国杞の公子で、斉に仕えて鮑の地を与えられた事から、鮑氏を名乗るようになる。
鮑叔は若い頃に管仲と親しく交わっていた。彼は管仲と共に商売を行っていたが、管仲が大損失を出しても商売には時勢があるとして決して咎めず、また、多大な利益を上げても、貧乏な管仲の為にその利益のほとんどを与えていた。鮑叔のこの厚情に管仲は「私を生んだのは父母だが、私を知る者は鮑叔である」と大恩を感じていた。この事から後世の人は二人の厚い友情を管鮑の交わりと呼んで大いに称えた。
この後鮑叔は、釐公の子の公子小白に仕えるようになるが、小白の兄の襄公の圧迫を避ける為に、小白と共に?に亡命した。その後、襄公が暗殺されると、斉では後継者争いが起こり、?から戻ってきた小白と公子糾が争ったが、鮑叔の活躍により小白が勝利し桓公となった。
即位した桓公は、糾に仕えていた管仲を殺そうとしたが、管仲の有能さを知る鮑叔はこれを止めて桓公に管仲を推挙した。
桓公は管仲を宰相として覇者となったが、鮑叔は管仲をよく助けてともに政治にあたった。 カテゴリ: 春秋戦国時代の人物
更新日時:2008年5月9日(金)20:09
取得日時:2008/09/27 07:25