『魔人ドラキュラ』(原題:Dracula)は、1931年、アメリカのユニバーサル映画が製作したホラー映画。主演ベラ・ルゴシ。監督トッド・ブラウニング。
ブラム・ストーカー原作『吸血鬼ドラキュラ』の初の正規映画化作品。世界的にヒットし、戦前のホラー映画ブームを巻き起こした。ユニバーサルは怪奇メーカーとして名をはせ、ドラキュラ役で主演したベラ・ルゴシも世界に知られる怪奇スターとなった。
イギリスの弁理士レンフィールドは、トランシルヴァニアの貴族ドラキュラ伯爵に招かれてドラキュラ城を訪れるが、吸血鬼である伯爵の虜になり下僕にされてしまう。ドラキュラはロンドンに渡り、レンフィールドに手配させた屋敷に落ち着くと、次の獲物を狙い始めた・・・
1927年にブロードウェイの舞台で大ヒットした『吸血鬼ドラキュラ』に目を付けたユニバーサル映画は、その映画化を企画する。ドラキュラ役には「千の顔を持つ男」と称された怪優ロン・チェイニーが内定していたが、チェイニーは1930年に急死してしまう。ユニバーサルは代役として、舞台でドラキュラを演じたハンガリー出身の俳優ベラ・ルゴシを起用した。
俳優として長いキャリアを持つルゴシであったが、ハンガリー訛りが強く英語下手の為、ハリウッドでは大役に恵まれずにいた。しかし、東欧の住人であるドラキュラ伯爵は適役であった。本作はアメリカのみならず世界的にヒットし、ホラー映画のブームを巻き起こす大成功作となった。
キャスト
ドラキュラ伯爵:ベラ・ルゴシ
ミナ:ヘレン・チャンドラー
ジョン・ハーカー:デヴィッド・マナーズ
レンフィールド:ドワイト・フライ
ヴァン・ヘルシング教授:エドワード・ヴァン・スローン
カテゴリ: アメリカ合衆国の映画作品 | 1931年の映画 | 吸血鬼を題材とした映画作品
更新日時:2008年10月14日(火)10:42
取得日時:2008/11/09 15:12